高くそびえたち、しっとりとした食感のシフォンケーキ。
見てるだけでとても幸せな気分になれますよね。
けど、いざ自分で作ってみると割と高い確率で失敗します。
なぜでしょう?
一番多い理由は『膨らまない』ではないでしょうか?
この記事では膨らまない主な原因とその解決法をお伝えします!
シフォンケーキが膨らまない主な5つの原因

使用する道具に油分が残っている
泡だて器やボウルホイッパー等に油分が残っているとうまくいきません。
使用する前にきちんと洗って、きれいに拭きあげておきましょう。
焼く時の型がテフロン製を使っている
テフロン製の型だと生地が引っ付かないので膨らみません。
アルミ製かもしくは紙の型を使いましょう。
卵黄と油分が分離してしまった
こちらもよくあるパターンです。
卵黄と米油などの油を混ぜるときはホイッパーでしっかり混ぜてきちんと乳化させましょう。
メレンゲの泡立ちが不十分
シフォンケーキはメレンゲが命といっても過言ではありません。
砂糖を加えるたびにホイッパーで泡立てる。
キメの細かい角が立つメレンゲが出来ればOKです。
メレンゲの泡をつぶしてしまった
卵黄生地とメレンゲを混ぜ合わせるときはヘラを使います。
メレンゲの泡をつぶさないようにゆっくり大きく下からすくうように混ぜます。
他にもよくある失敗 その①『底上げ』
焼きあがった後に型から外してみると底全体がくぼんだようになった状態です。
底上げの主な原因は次の4つです。
- メレンゲの泡立て不足
- オーブンで焼く時の温度が低い
- オーブンで焼く時の時間が短い
- 生地を型に流し込む時空気を多く含んでしまった。
他にもよくある失敗 その②『焼き縮み』
焼きあがった後に上の表面が落ち込んだようになる状態です。
焼き縮みの主な原因は次の5つです。
- オーブンで焼く時の時間が短い
- 焼きあがった後にさかさまにして冷まさなかった
- しっかり熱が取れていないのに型から外した
- 卵黄と油を混ぜるときにきちんと乳化していなかった
- 小麦粉を入れてからの混ぜが不足している
シフォンケーキつくりのコツとは?

シフォンケーキに限らずですが、お菓子作りにおいてちょっとしたことが後になって大きな結果として現れてきますね。
計量であったり、拭き上げであったり、予熱などなど。
その中でも今回のポイントを5つにまとめましたので参考にしてもらえると嬉しいです。
- 泡だて器・ボウルの油分はしっかりとりましょう。
- アルミ製か紙製の型を使いましょう。
- 卵黄生地は分離しないようにしっかり混ぜて乳化させましょう。
- キメの細かい柔らかいメレンゲを作りましょう。
- 生地とメレンゲを混ぜるときはヘラで大きく混ぜましょう。
まとめ
今回はシフォンケーキの膨らまない原因について書かせて頂きました。
私自身もこれまで何度となく失敗して、少しづつコツをつかんできました。
この記事でお伝えしたポイントに気をつけながらシフォンケーキ作りを楽しんでくださいね。
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