魔女と『テーレッテレー♪』の効果音でおなじみの知育菓子『ねるねるねるね』シリーズですが、何歳から食べても良いのでしょうか?
今回はねるねるねるねを何歳から食べても大丈夫なのか、ねるねるねるねの添加物などの成分は安全なのか調査しました。
これから子供に知育菓子をと考えている保護者の方は是非参考にしてみて下さいね。
ねるねるねるねは何歳から食べても大丈夫?
ねるねるねるねは何歳から食べても大丈夫なの?
ねるねるねるねを販売しているクラシエさんのHPでは推奨年齢は3歳からとなっています。
「ねるねるねるね」デビューは3歳から!
クラシエ 子どもとおかしのアンケート Vol.12
日本の母親を対象に、子どもが食べたことがある知育菓子(R)を尋ねた。最も食べたことのある子どもの割合が多かった知育菓子(R)は「ねるねるねるね」で、56.0%が食べたことがあると回答した。また、「ねるねるねるね」を食べ始めたのは何歳かを尋ねたところ、3歳(27.2%)と回答した母親が最も多かった。
米国、中国、日本の子どもの”初めて体験”に関する意識調査
あくまでアンケートの結果ですが、ねるねるねるねをはじめとした知育菓子デビューは、3歳以降のご家庭が多いです。
私の子供も3歳後半になり、先日ねるねるねるねデビューを果たしました ^^)
1~2歳は食べない方が良い?
兄弟姉妹のいるご家庭では、上の子が食べていると下の子も欲しがりますよね。
食べてはいけないということは決してありませんが、ねるねるねるねはとても甘く美味しいので、一度食べるとやみつきになる子供も多いお菓子です。
乳歯は大人の歯に比べて脆く、虫歯になるリスクも高い為、ねるねるねるねなど甘いお菓子を食べた後は、なるべく早く歯磨きをして虫歯リスクを下げたいものです。
低年齢のお子さんで歯磨きを嫌がってあまりさせてくれない子や、いざ虫歯になった時に歯医者に行くのを嫌がる子供には、おうちの方も子供も大変だと思うので与えるのを控えた方が良いでしょう。
ねるねるねるねは体に悪い?
ねるねるねるねは、2つの粉と水を混ぜると色が変わりふわふわに膨らむという科学反応を楽しむお菓子で、『体に悪いお菓子』と一定数から言われています。
ねるねるねるねはなぜ色が変わって膨らむの?
<色が変わる>
「ねるねるねるね」の1番袋には天然物の着色料が入っています。これが中性~アルカリ性で、2番袋に入っている酸味料(=酸性)と混ぜる事で色が変わります。<粉が膨らむ>
Kracie よくあるご質問より引用
「ねるねるねるね」の1番の粉に入っている重曹と、2番の粉に入っている酸が反応して膨らみます。
ねるねるねるねは見た目のイメージと異なり、保存料・合成着色料は一切使っていません。
子供が安心して楽しく食べられるように配慮しています。
こちらでは、ねるねるねるねの成分について詳しく紹介していきますね。
ねるねるねるねの着色料
ねるねるねるねに使われている着色料は以下の通りです。
- スピルリナ青
- カロチノイド
- クチナシ
- 果実色素
着色に使われている素材は、すべて自然由来のものにこだわっています。
スピルリナ青
『スピルリナ』とは世界で最も多く生産されている藻類で、食物繊維やたんぱく質などの栄養成分が豊富に含まれたスーパーフードです。
青色は光合成に関する色素で、スピルリナの主要たんぱく質の一つです。貴重な植物由来の食用色素で、体に良いものです。
カロチノイド
動植物に広く存在する黄色または赤色の色素成分です。水に溶けにくく油に溶ける性質を持っており、カロテン類とキサントフィル類の2種類があります。
カロテン類の代表的なものとしては、β-カロテンやリコピンなどがあり、β-カロテンは動物や人間の体内でビタミンAに変わります。キサントフィル類の代表的なものとしては、ルテインやアスタキサンチンがあります。
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトより引用
カロチノイドとは、動植物に広く存在する赤や黄色の色素です。
強い抗酸化作用があり、老化防止やがん予防にも効果が期待されています。
クチナシ
クチナシ色素はクチナシの果実から抽出されて作られる成分で、古くから食品、化粧品や衣類に使われています。
クチナシに限らず一度に大量に摂取すると体に悪影響が出てしまいますが、ねるねるねるねを一日に1つ食べる程度であれば、体への影響は問題ありません。
果実色素
果実色素とは、オレンジやブドウ、チェリーなど果物もしくは果汁から取り出される色素の総称のことです。
果汁で使う場合は〇〇果汁表記、着色料で使う場合は果実色素を表記されます。
ねるねるねるねの着色料に使われている添加物は、自然由来のものをこだわって使用しているので、体への悪影響などは心配しなくても良いでしょう。
※ねるねるねるねの種類によっては使っている着色料が違ったり、少なかったり多少変化します。
ねるねるねるねの他の添加物
ねるねるねるねに含まれる、着色料以外の添加物は以下の通りです。
- 酸味料
- 重曹
- 増粘多糖類
- 炭酸カルシウム
- 乳化剤
- 香料
どんな添加物なのか詳しく解説しますが、少量で人体に悪影響を及ぼす危険な添加物は含まれていません。
酸味料
酸味料はクエン酸・ブドウに含まれる酸などで、食品に酸味を追加したり調整したりするために使用されるものです。
重曹
重曹には大きく分けて2種類あり、食品を膨らませたり炭酸ドリンクを作ったりできる食用の重曹と、頑固な汚れや臭いを取る掃除用の重曹です。
食品用の重曹は食べても体に問題はなく、不純物があまり配合されずサラサラときめ細かです。
ベーキングパウダーの代わりに使っても上手にお菓子が作れますよ♪
増粘多糖類
増粘多糖類とは、文字通り粘り気を出すために使われる添加物で、かんきつ類などに含まれるペクチンなどいくつかの糖が結合した状態です。
増粘多糖類は天然由来のものがほとんどで、ゼリーやようかんなど身近な食品に多く使われている添加物です。
炭酸カルシウム
炭酸カルシウムは安全性の高い添加物で、膨張剤や基礎剤などにも使われており、ねるねるねるねのパッケージにある『カルシウム入り』は炭酸カルシウムが入っているからと言えます。
栄養強化のために、多くのベビーフードにも取り入れられています。
乳化剤
乳化剤とは、水と油など混ざりにくいものを溶け合わせたり、食品のボリュームを持たせたりする添加物で、洗剤などにも使われる『界面活性剤』の一種です。
摂取しすぎるとカルシウムの吸収を妨げてしまう効果がありますが、ねるねるねるねに入っている分量程度なら問題ないでしょう。
香料
香料には2種類あり、天然のものから摂取した香料と、科学的に合成された香料があります。
ねるねるねるねがどちらの香料を使っているのかはわかりませんでしたが、人体に影響があるほどの香料を使った食品は、食べられないくらいのす凄まじい匂いになるので、こちらも問題ないでしょう。
ねるねるねるねのアレルギーは?
ねるねるねるねは、アレルギーに関してもしっかりと表示しています。
表示義務・推奨品目では『卵』と記載されており、小麦や乳を使用した設備で製造されているとあるので『卵・小麦・乳』にアレルギーがある人は注意が必要です。
ねるねるねるねのシリーズによって違いがあるため、購入する前に確認しましょう!
粉薬服用にも!ねるねるねるね
「ねるねるねるね」の新商品✨
— クラシエフーズ公式 🔔 (@Kracie_foods) January 12, 2023
子どもの服薬を補助する#おくすりパクッとねるねる が
限定発売となりました🤗
お子さまの服薬に悩んでいる方は、
ぜひお試しください✨
開発背景や販売店については、画像をチェック! pic.twitter.com/UQ7EWyYaN7
子供が病気の時、甘いシロップなら喜んで飲む子も多いですが、粉薬はかなりの強敵ですよね…。
『おくすり飲めたね』などの服薬補助商品に、ねるねるねるねが登場しました!
もとはお菓子のねるねるねるねで粉薬を服用していたというご家庭の方の知恵だったそうで、薬用のねるねるねるねは色が変わる工程を省き、水に粉を混ぜるとすぐにもこもこに泡立って食べれます。
小さな錠剤なら一緒に食べられるし、病気でつらい時に子供が少しでも楽しい気持ちになれたら嬉しいですね♪
まとめ
ねるねるねるねは何歳から食べられるかについて調査した結果、一般的に『3歳から』が良いでしょう。
3歳くらいから自分でやってみよう!という好奇心旺盛な姿勢が多く見られたり、手先も起用に動かせるようになってくるので、ねるねるねるねの水を入れたり混ぜたりする工程は楽しめます。
安全面でも保存料・合成着色料不使用で、天然由来のものにこだわった材料で作っているので、大人の食べるような一般的なお菓子に比べたら安心して食べされられます。
しかし、子供によって発達の仕方や虫歯リスクも違うため、あくまで一般的な目安として考えていただいて、最終的には保護者の判断で何歳から食べさせるか決めるのが良いでしょう。