噛めば独特な弾力のある食感で、バラエティーに富んだフルーツ味を楽しめる森永製菓のハイチュウ。
昔からお馴染みのお菓子で、ハイチュウというネーミングもどこか親しみがある感じがします。
そんなハイチュウですが、発売されて以来、長年にわたって店頭に並べられていますね。
改めてハイチュウはどのような形で発売されたのか、昔の姿が気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、ハイチュウの歴史といってもいいかもしれませんが、一昔前のハイチュウを追ってみましょう!
ハイチュウの昔の姿は
ハイチュウの前身
ハイチュウには、前身となるお菓子があり、その名前は「チューレット」というものでした。
「食べられるチューインガム」として1956年に売り出され、子どもを中心に広まっていって、人気のお菓子に。
上記の写真は価格が1箱20円で、のちに箱には入っていない1個5円のミニタイプも登場しています。
このミニタイプ、ペパーミント、ストロベリー、オレンジといった味がありました。
また包み紙にはディズニーのキャラクターが描かれていたそうですよ。
食べた感じはどうだったんでしょうか、昔のもので記憶に残っている人も少ないかもしれませんが、こんな証言(?)がありました。
記憶だと、キャラメルのような形状と食感ですが、それほど甘くなくて、フルーツっぽい味ですが、微妙に抜けた感じの味で、何とも表現しにくいです
引用元 教えて!goo
現在のハイチュウと同じくフルーツ感は出しながらも、味は全然違うみたいですね!
発売当初のハイチュウ
1975年、チューレットは名前や中身、パッケージも一新され、ハイチュウとして生まれ変わりました。
ここからハイチュウの第一歩が始まり、新たな幕開けの年となりましたね。
ストロベリー味からスタート、パッケージは箱型で、デザインもやはり昭和時代のレトロ感があります。
パッケージに描かれているように、真ん中にストロベリーの赤い層が挟まれている3層構造のつくり。
現在は、真ん中の層を外側の層がぐるりと取り囲むように包んだ状態になっていますが、ここでも歴史の移り変わりが感じられます。
噛みごたえへの変わらぬ追求
ハイチュウは、昔の発売当初から噛みごたえが追求されてきました。
そこには、ハイチュウの登場よりずっと以前から作られ続けているキャラメルの製造技術も投入されたとのこと。
ハイチュウには、森永製菓が長年培ってきた独自のノウハウが込められているんですね。
そしてさらに研究が重ねられ、「日本で初めてのチューイングキャンディ」として世に送り出されています。
ハイチュウ独特の食感を生み出す秘密はどこにあるのでしょうか。
- 砂糖の結晶化のコントロール
- 水分のバランス
- エアレーション(空気の含ませ方)
水分を増やせば柔らかくなりますが、噛みごたえは消えてしまうとのこと。
そこで砂糖の結晶サイズを揃えながら、生地に空気を含ませていく技術を確立したことにより、理想的な噛みごたえが実現。
ハイチュウの食感には、上記3つのポイントがバランスよく組み込まれているんですね!
ハイチュウにまつわる昔の思い出は?
ハイチュウは2020年で発売45周年、これを記念してハイチュウとのエピソードが募集されたようですよ。
どんな声が寄せられていたのでしょうか。
私が子供のころ食べていたハイチュウ!今では3世代で食べています。これからもいろんな味のハイチュウ食べたいです
引用元 エンゼルPLUS
家族3世代で!これだけ長く販売され続けていれば、新しい家族と楽しむこともできちゃいますね。
ハイチュウの粘着力に歯の詰め物が取れて月に三回くらい歯科医院に通った苦い思い出が…
引用元 エンゼルPLUS
私だけではなかったんですね!私もハイチュウで歯の詰め物がとれた思い出があります。
それ以来、手に取ってこなかったんですが、この記事を作成中にまた食べたくなったので、買ってみます(笑)
遠足のおやつによく持っていきました。
大人になった今は小腹がすいた時や旅行の時のおやつですね(^^♪
引用元 エンゼルPLUS
遠足に持っていけば、みんなと分け合うこともできて、喜びが広がりそうですね!
こらからも活躍してくれそうな、遠足にもピッタリのお菓子♪
まとめ
ハイチュウは昔から独自のチューイングキャンディの路線を築いてきたんですね。
ガムでもアメでもない、両方のいいところをとったようなお菓子、多くの人々に新鮮さと驚きを与えたことでしょう。
ハイチュウはこれからもリニューアルが行われ、パワーアップしていくかもしれません。
ですが、昔から変わらずにあるハイチュウの良さは、この先も受け継がれていってもらいたいです!