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恐ろしいチョコレートの中毒性。依存症になる理由と克服方法

一口食べると止まらいチョコレート

もしかしてこれってチョコレートの中毒性によって依存症になっているのでは?

そこで、今回はチョコレートの中毒性について、なぜ依存してしまうのかとその克服方法をご紹介していきます。

甘いチョコレートと上手に付き合って健康的な体作りをしていきましょう。

チョコレートに中毒性はあるの?

チョコレートは薬物と同じくらいの中毒性を持ち、依存症を引き起こすといわれています。

チョコレートを無性に食べたくなることや、チョコレートが止まらないことはありませんか。

実はこれらの症状は依存症になってしまっている証拠なのかもしれません。

では、なぜチョコレート依存症になってしまうのでしょうか。

チョコレート依存症になってしまう原因を3つ紹介していきます。

幸せホルモンが引き起こすチョコレートの中毒性

チョコレートを食べることで幸せホルモンが分泌されます。

幸せホルモンは主に下記の2種類です。

  • セロトニン
  • エンドルフィン

今から、2つの幸せホルモンについて説明していくよ!

チョコレートを食べると体内でセロトニンというホルモンが分泌されるのですが、セロトニンを分泌する主な原因はチョコレートの原材料であるカカオにあるのです。

このセロトニンは幸せホルモンとも呼ばれており、セロトニンが分泌されると幸福感や充実感を得られるといわれています。

それでは、セロトニンについて詳しく説明いたします。

セロトニンは神経伝達物質であるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などの情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。

セロトニンが低下すると、これら2つのコントロールが不安定になりバランスを崩すことで、こうげきせいがたかまったり、不安やうつ・パニック症などの精神症状を引き起こすといわれています。

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セロトニンには上記のような精神を安定させる働きがあるので、チョコレートを食べることで精神を安定させる効果があるのです。

しかし、チョコレートを食べすぎる習慣がついてしまうと、食べていない間にセロトニンが低下しやすくなってしまい、いらいらしやすくなったりしてしまいます。

その結果、またチョコレートを求めてしまい、その繰り返しが続いてしまうので依存症へと繋がってしまうのです。

エンドルフィン

エンドルフィンは脳内ホルモンです。

セロトニンと同様に幸せホルモンと呼ばれています。

エンドルフィンについても詳しく説明いたします。

βエンドルフィン

脳内で働く神経伝達物質の一種。鎮痛効果や気分の高揚・幸福感などが得られるため脳内麻薬とも呼ばれる。

脳内で働く神経伝達物質「エンドルフィン」のひとつで、モルヒネと同じような作用をする物質です。モルヒネの数倍の鎮痛効果があり、気分が高揚したり幸福感が得られるという作用があります。

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この脳内麻薬という名称からもわかるようにかなりの中毒性があることがうかがえますね。

セロトニンと同様、エンドルフィンが不足してしまうと、精神が不安定になりチョコレートを欲するようになります。

カフェインが引き起こすチョコレートの中毒性

チョコレートにはコーヒーなどにも多く含まれているカフェインという成分も入っています。

カフェイン中毒という言葉なら聞いたことがありませんか?

カフェインが多く含まれるコーヒーがやめられなくなることにより、体への影響も出てしまういわゆる依存症ですよね。

先ほど述べたようにチョコレートにもカフェインが入っているので、もちろん食べすぎると同じような症状が出てきます。

ちなみに、板チョコ1枚に含まれているカフェインの量はコーヒー一杯で換算した場合、およそ6分の1程度です。

カフェインの量はカカオマスの使用料で決まってくるので、カカオマスが多く使用されているほどカフェインも多く含まれているんですよ。

ただ、チョコレートに含まれるカフェインの量はコーヒーに含まれるカフェインの量よりも少ないので、そこまで心配する必要はないですね。

砂糖が引き起こすチョコレート中毒

実は砂糖にもかなりの中毒性があるんですよ。

チョコレートには砂糖が大量に含まれています。

板チョコ1枚で角砂糖5.5個分もの砂糖が含まれているのです。

WHOが定めている1日の適正な砂糖の摂取量がおよそ25g(角砂糖6.25個)なので、チョコレートにはかなりの量の砂糖が含まれていることがわかりますね。

砂糖自体にもチョコレートと同様、依存症になる危険性があります。

砂糖依存症は、常に甘いものを食べていないと落ち着かないなどの症状が出てきます。

チョコレートってこんなに恐ろしい食べ物だったの、、

チョコレート依存症になってしまったらどうなってしまうの?

チョコレート依存症によりもたらされる危険性

チョコレート依存症になってしまったら毎日チョコレートを食べすぎてしまいますね。

では、チョコレートを食べすぎてしまったらどんなデメリットがあるのでしょうか。

  • 肥満・糖尿病
  • 低血糖
  • 貧血・不眠・頭痛
  • ビタミン不足による症状

など、こんなにもたくさんの弊害が及びます。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

肥満・糖尿病

チョコレートを食べすぎたら、当たり前のことですが太ってしまいますよね。

チョコレート依存症になってしまったら、自分で制限ができなくなり適正量を大幅に超えてチョコレートを摂取してしまいます。

そうすると、砂糖や脂肪分によって肥満や糖尿病を引き起こしてしまいます。

しかし、適正な量を摂取する分には問題ありませんし、最近流行りの高カカオチョコレートなら美容や健康効果も期待できるので、チョコレートすべてが悪というわけではありませんよ。

低血糖

チョコレートによる低血糖は砂糖が主な原因となっています。

ですので、チョコレートに限らず砂糖を使用した甘いもの全般に言えることです。

砂糖を摂取すると体内でブドウ糖に変化し、血中に溶け込んで全身をめぐり、血糖値が上昇します。

砂糖は体内でブドウ糖に分解されやすく、空腹時に砂糖を摂取すると血糖値が急上昇してしまいます。

その結果、血糖値を下げるインスリンという物質が一気に分泌され、血糖値が急低下します。

そして、低血糖が引き起こされてしまうのです。

低血糖は冷や汗、動悸、意識障害、けいれん、手足の震えなどの症状があらわれてしまう危険な病気なので、チョコレート依存症にならないように予防しましょうね。

貧血・不眠・頭痛

チョコレートの原材料であるカカオマスにはポリフェノールが含まれており、そのポリフェノールの成分にタンニンというものが含まれています。

タンニンという成分によって、鉄の吸収が阻害されてしまい貧血を起こす危険性が出てきてしまうのです。

ポリフェノールはカカオマスに含まれるので、高カカオチョコレートを食べすぎると貧血を起こしてしまうのですね。

また、貧血の他にも不眠や頭痛を引き起こします。

タンニンやカフェインは興奮作用を引き起こし、睡眠と大きくかかわる成分となっています。

頭痛時にはチョコレートを控えるようにとよく聞きますが、これも興奮作用や覚醒物質によって自律神経が乱されることで頭痛がさらにひどくなってしまう恐れがあるのですね。

ビタミン不足による症状

<ビタミン不足による主な症状>

  • 冷え
  • 肌荒れ
  • うつ
  • 骨粗しょう症

糖分はエネルギー源として使われますが、エネルギーを作る時にビタミンB群やカルシウムが使われます。

チョコレートなどの甘いものを大量に摂取してしまうと、ビタミンB群やカルシウムが大量に使われてしまい、体内から不足してしまうのです。

ビタミンが不足することにより、上記のような症状があらわれてしまう可能性があります。

チョコレートとの上手な付き合い方

チョコレート依存症になってしまったら大変ですよね。

そこで、チョコレートとの上手な付き合い方についてご紹介します。

依存症にはならずに適度にチョコレートを美味しく楽しめるようにしましょうね。

カカオの高いチョコレートを選ぶ

最近ではカカオ70%以上のチョコレートも出ていますよね。

私の体験談からすると、甘いミルクチョコレートは次々に手が伸びて止まらなくなってしまうのですが、カカオ70%のチョコレートは1つ食べただけで満足するのです。

「カカオの高いチョコレートって苦いんじゃないの?」と思われる方も多いと思います。

確かに苦みは感じますし、初めて食べた時はびっくりしました。

でも意外とその苦さも好きになってきますし、苦みの中に甘みが入っているのも大人な味で私はお気に入りです。

成分的にも、砂糖の含有量が少ないのでミルクチョコレートよりも依存性なくチョコレートを楽しめますよ。

<スーパーやコンビニでも買えるカカオ分の高いチョコレート>

チョコレート効果カカオ72%

カレ・ド・ショコラ カカオ70

チョコレート以外のものを食べる

甘いものが食べたくなった時、すぐにチョコレートを食べるのではなくほかのものに置き換えてみましょう。

例えば、甘みのある果物やナッツ、低カロリーのゼリーなどです。

チョコレート以外でも満足できるものを探してみるといいかもしれません。

少しずつチョコレートを減らしていけばチョコレート依存症は克服できると思います。

気分転換に運動してみる

「お腹は空いていないけど、何か甘いものが食べたいな」と思うことってよくありますよね。

それこそ、依存している証拠なのかもしれません。

そんな時はお散歩に行ったり、軽く筋トレやストレッチをしてみたりと、気分を変えてみるといいですよ。

少し動いてみると、意外と甘いもの欲求が収まることも多いです。

ぜひ、甘いものが食べたいけどお腹は空いていないのであれば気分転換をしてみてください。

カラダに良いチョコレートに変える

最近では、ダイエット中でも食べられる砂糖不使用のチョコレートが増えてきています。

スーパーやコンビニにも販売していて手軽に購入できるのでどうしても甘いチョコレートが食べたいときに試してください。

<スーパーやコンビニで買える白砂糖不使用のダイエットに良いチョコレート>

ロッテ ゼロ

江崎グリコ リベラ

明治オリゴスマート

こちらも食べすぎには注意ですが、依存性の高い白砂糖を使っていない点では良いと思います。

罪悪感を小さくすることができるチョコレートです。

砂糖の少ないチョコをお探しの方はこちらをどうぞ▼

まとめ

  • チョコレートの中毒性はかなり高く、薬物と同じくらいの依存性を持つ
  • チョコレートがやめられないのはチョコレート依存症になってしまっているせいかも
  • チョコレート依存症は血糖値やホルモンの影響によって引き起こされる
  • チョコレート依存症になってしまうと様々な症状が引き起こされる
  • 依存症の対策として、カカオ分の高いチョコレートや白砂糖不使用のチョコレートなどを食べるという方法もある

チョコレートの中毒性って恐ろしいですね。

チョコレートは甘くておいしいものですが、依存症になってしまったら大変なので、食べすぎには注意して程よくチョコレートを楽しめると良いですね。

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