イタリアンレストランや、パン屋さん、スーパーのパン売り場でも見かける「フォカッチャ」ですが、どうやって食べれば美味しいの?と思っていませんか?
ここでは、フォカッチャの基本的な食べ方や、フォカッチャ専門店のメニューを参考にした簡単アレンジレシピを紹介します。
フォカッチャはシンプルなパンなので、食べ方は意外に幅広いですよ!
フォカッチャの基本的な食べ方
一番基本的な食べ方は、「何もつけずにそのまま食べる!」です。
イタリアのジェノバ発祥とされる「フォカッチャ」は、パンの一種ですが、ほかのパンと材料が違って、バターなどではなく、オリーブオイルを使っています。
そのため、何もつけずにそのままでも小麦とオリーブオイルの風味で十分に味わえます。
また、ちぎって「オリーブオイル」や「塩」をつけて食べるのもオススメです。
逆に、ほかのパンのようにバターを塗ることは基本的にはありません。
カジュアルなイタリアンレストランなら、料理のソースをつけて食べるのもOKです。
トースターなどで軽く焼くと、さらに表面の生地がパリッと、内側はふんわりとしますので、食べる直前に焼くことをオススメします。
フォカッチャを簡単にアレンジした食べ方
フォカッチャはシンプルなパンなので、実は意外とアレンジしやすいんです。
最近では、フォカッチャ専門店も人気があるそうで、メニューを見てみるとびっくりするほど、バラエティーに富んでいます!
ということで、ここからはフォカッチャ専門店のメニューを参考にした簡単アレンジレシピを紹介します。
アレンジレシピその1 フォカッチャサンド「アボカドチキン」
大阪の人気フォカッチャ専門店「パンヤ」さんでは、人気ナンバーワンなのが、「アボカドチキン」だそうなので、参考にして実際に作ってみました。
お店の商品には自家製スモークチキンが入っているので、きっともっと美味しいだろうとは思うのですが、今回のレシピのようにサラダチキンでも十分に美味しいです!
材料
- フォカッチャ 1個(パスコの超熟フォカッチャ使用)
- アボカド角切り 20g
- トマトスライス 10g
- 玉ねぎスライス 10g
- レタス 1枚
- サラダチキン 20g
- マヨネーズ 大さじ2
- コショウ 少々
作り方
- フォカッチャを半分に切って、トースターで焼く
- 材料2~4をボールに入れ、マヨネーズと和える
- フォカッチャの上にレタスを広げ、その上に2をのせ、コショウをふる
- サンドして完成!
フォカッチャで作ると、食パンのサンドイッチよりも、見た目がおしゃれになっていいですよね。
ピクニックなどに持っていくと、素敵なランチになりそうです。
このほかにも、「パンヤ」さんにはフォカッチャサンドの組み合わせとして、「ローストポークとバジルソース」や「チェダーチーズとハム」などがあります。
こちらも参考にすると良さそうですね!
アレンジレシピその2 ピザ風フォカッチャ「トマト&オリーブ」
フォカッチャの特徴のひとつは、くぼみがあることですが、このくぼみのおかげで、上にいろいろなものをトッピングしやすいです。
そのため、フォカッチャはピザの原型とも言われます。
ピザ風のアレンジは、東京都新宿の「フォカッチェリア アルタムーラ」さんの「Fresh Tomato & Olive」を参考にしてみました。
参考にしたお店「フォカッチェリア アルタムーラ」さんのフォカッチャは、じゃがいもを練りこんでいて、比較的厚みがないタイプです。
なので、このレシピではだいぶ本物とは違うとは思いますが、今回は、トッピングの組み合わせを参考にした程度ということでご容赦ください。
材料
- フォカッチャ 1個(パスコの超熟フォカッチャ使用)
- ミニトマト 2個
- オリーブ塩水漬け 2個
- シュレッドチーズ 20g
- コショウ 少々
作り方
- ミニトマト、オリーブを半分にカット
- フォカッチャに、ミニトマト、チーズ、オリーブをトッピングし、コショウをふる
- トッピングしたフォカッチャをトースターで焼く
味付けはコショウ以外使っていないし、トマトソースも塗ってないのでどうかな?と思いましたが、フォカッチャにはすでにオリーブオイルがはいっているせいか、十分な味わいになりました。
オリーブとフォカッチャの組み合わせはやっぱり最強ですね。
ちなみに、「フォカッチェリア アルタムーラ」さんでは、このほかにも、「トマトとアーティチョーク」や、「ローズマリーとオニオン」、「ズッキーニとオレガノ」などがあります。
具材自体からしておしゃれで、ぜひ参考にしたいですね!
アレンジレシピその3 スイーツ系フォカッチャ「あずきバター」
フォカッチャは、さらにスイーツ系にもアレンジできます。
さきほど紹介した大阪の人気フォカッチャ専門店「パンヤ」さんで、スイーツ系で一番人気なのが、「あずきバター」なんだそうです。
通常、フォカッチャにバターはNGなのですが、こちらは日本らしいアレンジで、あずきとバターの組み合わせを楽しむものになっているようです。
広島のフォカッチャ専門店「もちぱん」さんは、30種類以上のフォカッチャを扱っていますが、こちらのお店でも、「餡・バター」という商品がありました。
「パンヤ」さんも「もちぱん」さんも、たっぷりのバターが使われていますが、今回のレシピでは、ちょっと勇気がなくて、バターをちょっと控えめにしました。
材料
- フォカッチャ 1個(パスコの超熟使用)
- バター 15g
- ゆであずき 40g
作り方
- フォカッチャを焼く
- バターを塗り、あずきをトッピング
- フォカッチャでサンドして完成!
今回はバターを控え目にしましたが、バターはお好みで加減してください。
見た目は専門店のものと比べると地味ですが、フォカッチャとバターのほのかな塩気と、たっぷりのあずきの甘さが絶妙ですよ。
ちなみに、このほかのスイーツ系として、「パンヤ」さんでは、「はちみつレモンとクリームチーズ」や「ラムレーズン」など、「もちぱん」さんには「りんごとシナモンシュガー」や「コーヒークリームとブルーベリー」などがありました。
どれも個性的で、気になりますね!
まとめ
ここまで、フォカッチャのいろいろな食べ方を紹介してきました。
フォカッチャは、シンプルなパンなのでそのまま食べるだけでなく、惣菜系からスイーツ系までアレンジが幅広くできます。
フォカッチャ独特の小麦とオリーブオイルの風味を引き立てる、いろいろな食材との組み合わせを自分なりに考えてみるのも楽しいですね!