スーパーやコンビニなど身近で販売しており、手に取りやすい価格で世のダイエッターの強い味方となっているsunaoのアイスですが、体に悪いという噂もあります。
sunaoのアイスは本当に体に悪いのか、原因は何なのかを調査しました!
sunaoのアイスを普段から食べている人や気になっている人は是非参考にしてみてください。
sunaoアイスは体に悪い?
なぜsunaoのアイスが体に悪いと一部で噂されているの?
sunaoのアイスはカロリーや糖質を抑えるために添加物を使って甘味を出しており、使われている添加物が体に悪いとされています。
結論からいうと、sunaoのアイスを食べても適量であれば体の不調に繋がることはよほどでない限りありません!
そうは言っても不安はあると思います。
sunaoのアイスにはどのような添加物がどれくらい使用されているかを説明していきますね。
sunaoアイスに含まれる成分
sunaoアイスはシリーズ化していて、沢山の種類があります。
その中でも代表的な『バニラソフト』の成分を見ていきましょう。
sunao バニラソフト
乳製品(国内製造、オーストラリア製造)、食物繊維(ポリデキストロース)、はちみつ、植物油脂、コーン、乳等を主要原料とする食品、卵黄パウダー、バニラビーンズシード/乳化剤、香料、安定剤(増粘多糖類)、加工デンプン、着色料(カラメル色素、カロチン)、調味料(アミノ酸等)、甘味料(スクラロース)、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆を含む)
【参照:SUNAOバニラソフト公式HP】
成分で使われている添加物は、乳化剤・香料・安定剤・着色料(カラメル色素、カロチン)・甘味料(スクラロース)です。
香料は植物由来ものと人口的に作ったものがあり、この場合どちらかわからないため、今回はほかの添加物について解説します。
甘味料(スクラロース)
甘味料は砂糖やオリゴ糖など自然由来のものと、甘味成分を人工的に抽出したものがあります。
その中でも気を付けたいのが、人工甘味料のなかの『合成甘味料』です。
スクラロースも合成甘味料の一つで、砂糖(ショ糖)の600倍の甘さを感じさせます。
世界的な実験結果からは、スクラロースは同じ合成甘味料の『アセスルファムK』と比べると安全性の高い甘味料といえます。
しかし、絶対に人の体に影響がないとは言い切れず、万が一に起こるかもしれない副作用としては以下のものがあげられています。
スクラロースが原因で起こるかもしれない副作用
- 過敏性腸症候群
- 片頭痛
- リーキーガット症候群
- 成長の遅れなど
スクラロースは、体内に吸収されずに体外に排出されるためにカロリーゼロとされています。
しかし一部が体内に残ってしまう可能性があり、そのせいでうまく消化ができず、過敏性腸症候群やリーキーガット症候群(腸壁に穴が開く病気)になってしまいます。
甲状腺の動きを鈍らせ、子供の成長を遅らせてしまう危険性もありますが、成長を補助するサプリメントにスクラロースが使われていることもあるので、そこまで気にしなくても良いのではないでしょうか。
研究結果から、同じ合成甘味料のアセスルファムKのような、発がん性には問題ないようです。
着色料(カラメル色素、カロチン)
カロチンとは、ニンジンなどの自然由来の着色料ですが、カラメル色素は合成着色料で毒性があると有名な着色料です。
カラメル色素はⅠ∼Ⅳの4つの種類があり、一般的に使用されているのはⅢとⅣになります。
sunaoのバニラソフトがどのカラメル色素を使用しているかは特定出来ませんでしたが、ⅢかⅣなら発がん性が危惧されています。
そのため海外ではカラメル色素の使用料を制限していますが、日本では制限がないためにどれくらいの量を使っているのかわかりません。
sunaoアイスシリーズの、ソフトシリーズのみに使われているので、気になる人は他のsunaoアイスを選ぶようにしましょう!
sunaoの商品に限らず、カラメル色素の入っている食品は多いため、一切摂取しないという選択は難しいです。
毎日過剰に摂取しないように気を付けましょう!
安定剤(増粘多糖類)
増粘多糖類は、海藻やトウモロコシのでんぷんなどから作られている、食物繊維の塊です。
副作用があるとすれば、過剰摂取のために便秘になったり、逆におなかが緩くなることでしょう。
乳化剤
乳化剤とは、お菓子やパン、チョコレートなどに使われている添加物の一つです。
ほとんどの乳化剤が自然由来のもので、食べても問題ないとされていますが、大豆由来のものもあるためアレルギーがある人は注意が必要です。
sunaoアイスは太る原因に?
ここまで添加物について紹介してきましたが、sunaoアイスが体に悪いとされる原因に「太る」というものもあります。
これは、甘味料に使われているスクラロースが関係していて、スクラロースは体内に吸収されずに体外に排出されるために血糖値が上がりません。
甘いものを食べているのに血糖値が上がらないと、脳が血糖値をあげなきゃ!と誤作動を起こして、「もっと食べて!」という信号を送り、食欲促進してしまう可能性があります。
また、砂糖(ショ糖)と比べてかなり甘いので、その刺激になれてしまうと甘いものを大量に求めてしまう可能性があります。
血糖値が上がらないから、カロリー控えめだからと安心して沢山食べてしまうと、逆に太ってしまう原因になりかねませんので、食べすぎには注意しましょうね ^^)
まとめ
sunaoアイスが体に悪いといわれる原因は、使われている添加物でした。
とくに甘味料のスクラロースは、摂りすぎると肥満の原因にもなるので注意が必要です。
ほかにも注意したほうが良い添加物もありますが、継続して大量に食べなければよほど体に問題はないので、食べる量に気を付けて、上手に付き合っていきましょう!
量さえ気を付ければカロリーが少なく血糖値も上がらないsunaoアイスは、ダイエッターと糖尿病の人の救世主なので、アイスが食べたいなと思ったら意識的に選ぶようにすることをおすすめします。