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おにぎりせんべい=赤福餅?!おにぎりせんべいがリサイクルされてるって本当?

見た目も味も全く違う両者ですが、実は社長さん同士が兄弟なのです!

私愛知に住んでいるので、物心ついた頃からお世話になっていたのですが、全然知らなかったので驚きました。

今回は当時の社長さん同士が兄弟であったが故の、地元でささやかれているおにぎりせんべいは赤福餅をリサイクルしている?!という有名な都市伝説を調べてみました!

結果を言えば、真っ赤な嘘…と公式ではそうなっています。

何故そんな噂が広まってしまったのか、赤福餅は知っているけれど、おにぎりせんべいって何?と気になる方は最後までお付き合い戴けたら嬉しいです。

赤福餅”再利用”事件

「マスヤ」と「赤福」は社長同士が兄弟だったのですが、おにぎりせんべいには、昔から【売れ残りの赤福餅を再利用している】という都市伝説があるそうです。

三重に住んでいる方は、おにぎりせんべいを「これはおせんべいになる前は赤福だったんだよ~」と家庭内で話すくらい日常的な噂らしいです。

しかしこれは両会社が真っ向から否定しています。

なぜなら原材料が違うからです。

おにぎりせんべいはうるち米、赤福餅はもち米を使用しています。

それなのにこの噂が広まったのは何故なのでしょうか?

それは2007年に起きた再利用事件があったからかもしれません。

売れ残った赤福餅をあんこと餅に分離させて、餅は赤福餅に再加工して

あんこは関連会社の【和菓子の万寿や】に販売していたそうです。

同じ年に消費期限の偽造も発覚!

売れ残った赤福餅を包装し直して消費期限を再設定したり、遠方への出荷の際翌日以降の製造日と消費期限を刻印していたらしいです。

この2つの事件は当時ニュースでも取り上げられていたそうです。

これを知ると、おにぎりせんべいも…?“信じるか信じないかは”ですね。

もしそうだとしても、現代の食品ロス問題を考えると、売れ残りを廃棄されるよりあんなに美味しいおせんべいに生まれかわるなら個人的には良いんじゃないかなぁと思いました。

おにぎりせんべいの歴史

おにぎりの形をかたどった、ソフトな食感のおせんべいです。ふっくらサクサクのお米の生地に、「だし」のうまみにこだわった熟成しょうゆタレで味付けし、香り高い焼き海苔をふりかけました。食べだしたらとまらない、ついつい手がでるおいしさです。”

株式会社 マスヤ公式HPより引用

『おにぎりせんべい』は、1969年(昭和44年)7月に誕生しました。

当時のおせんべいといえば○か□ばかり。△のおせんべいがあってもいいじゃないか!という新しい発想で△のおせんべいが誕生したそうです。

【おにぎりせんべい】というネーミングは、原材料がお米のおせんべい=「おにぎり」で【おにぎりせんべい】と決まりました。

発売当時のパッケージも斬新で、△の形を意識した六角形でした。

1年後には四角形に変わったのですが、今△のパッケージなら、可愛い!インスタ映えしそう!と更に若者に人気がでそうですね。

おにせんトリビア

愛知に住む私には、おにぎりせんべいは小さい頃から食べていた馴染のあるおせんべいなのですが、東日本では発売されていないローカルだという事を、今回調べてみて初めて知りました!

ではどれくらい認知度があるのだろう?と疑問に思い調べようとしたら、もうマスヤさんが調べていました♪

“47都道府県おにぎりせんべい認知度調査”

これを見ると、東北では全く知られていないのに驚きです!!

一度食べたらやみつきになる【おにぎりせんべい】食べてみたい~でも近くに売ってない( ;∀;)という方はこちらから是非♪

私はおにぎりせんべいの中でも「銀しゃり」味、オススメです!最高に手がとまりません ^^)

赤福餅の歴史

“赤福餅の誕生は、いまからおよそ300年前の宝永四年(1707年)。

赤福餅は、お餅の上にこし餡(あん)をのせた餅菓子です。形は伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎをかたどり、餡につけた三筋の形は清流、白いお餅は川底の小石を表しています。名は「赤心慶福(せきしんけいふく)」の言葉から二文字いただき、「赤福」と名付けたと言い伝えられております。

お土産用の赤福餅は、竹皮でお包みしたのが始まりです。やがて七代目店主種助が、今の折箱の原型となる赤福餅の折詰を考案します。その後、明治40年に関西線と参宮線が国有になったのを機に亀山駅と山田駅で折詰した赤福餅の出張販売を始め、いまはピンク色の和紙で包んだ折箱で販売をしています。

株式会社 赤福より引用

赤心慶福とは?

「赤心慶福」(伊勢神宮をお参りされる方々のお心を表した言葉で、「赤ん坊のようなうそいつわりないまごころを持って自分や他人の幸せを喜ぶ」)という意味で、2字を取って当時販売していたあんころ餅に【赤福】と名付けたそうです。

赤福氷って?

赤福を使った甘味として、赤福ぜんざい、冷やしぜんざい、赤福氷があります。

こちらすべて期間限定での販売で、お店でいただく事が出来ます。

※お店によって販しているものとしていないものがありますので、“赤福公式HP”で確認いただいてからの来店をオススメします。

赤福ぜんざいや冷やしぜんざいは文字通りお餅の入ったぜんざいです。

では赤福氷とは…?

ひんやり冷たいかき氷に赤福がでで~~んっと乗っている食べ応えのある、大人気の夏限定品です。

赤福がそのままのってるの?

赤福氷に使用しているのは、かき氷にあうように特別に作られたお餅とあんこのあんころ餅だそうです。ある意味レアですよね♪

赤福氷が食べれる場所

三重県内の赤福茶屋(8店舗)

本店

内宮前支店

五十鈴川店

鳥羽支店

二見支店

伊勢夫婦岩めおと横丁店

外宮前特設店

団五郎茶屋(おかげ横丁)

愛知県内の赤福茶屋(2店舗)

ジェイアール名古屋タカシマヤ店(地下1F和菓子コーナー赤福茶屋)

松坂屋名古屋店(本館B1階赤福茶屋)

EXPASA御在所にある赤福茶屋

愛知でも食べれるのは知りませんでした!

今年の夏は足を運んでみようと思います♪

まとめ

赤福餅とおにぎりせんべいは系列会社で、過去に赤福には偽造&再利用事件がありましたが、それぞれ独自のこだわりを持ったお米を使う歴史のあるヒット商品を販売されています。

是非三重県に足を運ばれた際には、小腹満たしにスーパーなどで売っているおにぎりせんべいを齧り、お伊勢参りの帰りにおかげ横丁にある赤福本店さんで折箱の赤福をおみやげに、楽しんでいただけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、有難うございました!

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naririnrin

和菓子、洋菓子アイス全般、スィーツ大好きです! 特に大福やチョコパイ、生クリームに目がないです。 少しでも皆様のお役に立てる記事が書けるよう頑張りますので、宜しくお願いします。

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