生食パンで有名な「乃が美」のパンは、ふんわりなのにもちもち感もあり、耳まで美味しい絶品パンですよね!
開店前から並んでることが多いし、午後には売り切れていることもあるんだよね。
ちょっと高めだからしょっちゅうは買えないしね。
乃が美みたいなパンが自分で作れたらなぁ。
乃が美のパンはハーフサイズでも400円を超えますので、「毎回乃が美のパンを買うのは厳しい」という人や、「乃が美のパンは大好きなのになかなか買いに行けない」という人も多いですよね!!
この記事では、実際に私が何度か作って完成させた【乃が美再現レシピ】をご紹介!
乃が美のパンが好きな人や、生食パンに興味のある人はぜひお読みくださいね!!
「乃が美」再現レシピに挑戦!!
<材料>
乃が美のパンを購入した際に、こだわりが書かれた紙が入っていました。
また、ホームページには「水も使っている」ということも書かれていました。
乃が美の原材料や素材それぞれの役割を考えて何度か挑戦し、私なりに考えた再現レシピの材料がこちら。
バターは、普段から使用している有塩バターを使用しました。
食パンで使用する程度のバターであれば、有塩バターに含まれる塩分は1グラム以下(塩ひとつまみ分)なので、やや少なめの3gにしていますので、無塩バターの場合は4gぐらいが良いかと思います。
<作り方>ホームベーカリー
最初に手捏ねで作ったのですが、何かをミスしてしまったようでうまく膨らまずに失敗。
失敗したくないので、ホームベーカリーにすべてをお任せしました^^;
- 上記の<材料>を書かれている順に真ん中に入れ、水分は側面に回し入れます。(ドライイーストはご使用の機種の説明書を参考にしてください)
- 食パンコースで焼き色は『淡い』にし、スタートします。
- 焼きあがったら機械から取り出し、パンケースのまま縦と横向きで叩き落すように衝撃を与えます。
- パンケースから取り出し、網の上などで1~2時間冷ましてからカットするようしましょう。
※とても柔らかく簡単につぶれますので、優しく取り出してくださいね。
柔らかすぎなのか、重さで少し潰れてしまいましたが、一日置いても柔らかいままでした。
<作り方>手捏ね・オーブン
- 塩以外の粉類をボールに入れ、箸などで軽く混ぜる。
- レンジで30秒ほど温めた水と、はちみつ・生クリーム・牛乳を別容器で混ぜてから①に回しいれ、ひとまとめにする。
- しっかりとまとまったら台の上で平らにし、バター・マーガリン・塩を包みこみ、混ざるように捏ね、さらに伸ばすように捏ね、時々台にたたきつけたりする。
- 20~30分ほど捏ね(伸ばした時に薄い膜のようになる)たら、折りたたむように丸くまとめ(つなぎ目は下に)、濡れ布巾をかけ1次発酵(レンジの発酵機能であれば40分又は、25度くらいの部屋で1時間)。
- 倍ぐらいに膨らんだら、台に打ち粉をしてからガス抜き(優しく叩くように空気を抜く)し、2つに分けて丸め(つなぎ目は下にする)ベンチタイム10~15分。その間に型に薄くバター(計量外)を塗っておく。
- 俵型に成形し、綿棒でガスを抜きながら15×25cmくらいに伸ばし、三つ折り→くるくると丸め型に入れ、2次発酵(レンジ発酵機能で40分又は、25度くらいの部屋で1時間)。
- オーブンを190度に温め、2次発酵が完了したら、パンケースのフタがある場合はフタをしてオーブンに入れ、温度を180度に下げ15分焼く。
- 反転させ、温度を150度に下げ15分焼く。
- 焼き上がり後、型のまま落とすように衝撃を与え、腰折れ防止をして型から出し、網などの上で1~2時間冷やす。
捏ね方はこちらの動画を参考にしました。
ホームベーカリーでは捏ね具合が分かりませんので、手捏ねで膜の具合も見た方がきめが細かいものができると思います。
また、ホームベーカリーだとどうしても耳が硬めに仕上がりますので、オーブンで焼いた方が耳まで柔らかいものができるでしょう。
乃が美では一つの工程ごとに生地を休ませているようですので、手で捏ねて作る場合は工程ごとに休ませて作ってみるのも良いですね!
乃が美のパンと再現レシピのパンを比較
乃が美のパンと私が作った再現レシピパンを比較してみました。
ちぎり動画でも比較してみましょう。
こちらは乃が美の食パンです。
そしてこちらは再現レシピで作った食パンです。
乃が美のパンには真似できない上品さがあります。
柔らかさを求めると、乃が美のようなしっかりとさせるのは難しいですね。
何のパンか分からない様にカットし、家族にも食べ比べてもらったところ、再現レシピで作ったパンと乃が美のパンは「どちらも同じくらい柔らかくて美味しい」と言ってもらえました!
乃が美の再現レシピで作った感想
乃が美のパンは、耳まで柔らかくもちもち感があるのにしっかり感もあり、きめが細かく舌触りがなめらかなパンです。
今回、分量などを変えながら何度か焼いてみて「全く同じレベルのパンを作るのは難しいが、似せて作ることは可能である」ということが分かりました。
私はいつもホームベーカリー任せだったため、手捏ね+オーブンは「慣れていない人が上手に作るのは難しい」と感じました。
分量だけではなく、良い材料を使うだけでも美味しくなりますし、捏ね具合できめ細かいものができ、室温などで膨らみなどの仕上がりも変わります。
もっと時間をかけて研究を続け何度も練習すれば、より納得いくものが作れるだろうと思いました。
みなさんも「乃が美の再現レシピ」に挑戦してみてくださいね!