ランチパックは、手が汚れにくくちょうどよいサイズ感で手軽に食べられるので、朝やお昼はもちろんおやつ代わりに食べる人も多いですよね。
認知度の高いランチパックに似てる商品をよく見ますが、どちらが類似品なのでしょうか。
実は、ランチパックは類似品で元祖は「スナックサンド」という商品なんです。
今回は、ランチパックに似てる商品を実際に食べ比べ徹底調査いたしましたので、ランチパックが好きな方やパンが大好きな方はぜひお読みくださいね。
ランチパックが類似品?似てい商品まとめ
私が調べた「ランチパックに似てる商品」をまとめました。
ランチパック
ランチパックは「山崎製パン株式会社」の製品です。
1984年に誕生したランチパックは、ピーナツ・小倉・ヨーグルト・青りんごの4種類。
2020年には1600以上もの商品が誕生し、現在(2021年7月1日)販売中の商品は地域限定商品を含めると56種類もあります。
1パックに4種類入った「4種のおいしさ」は、いろんな味が楽しめてお得感がありますよね。
ヤマザキのランチパックの商品情報はこちらから。
スナックサンド
スナックサンドは「フジパン株式会社」の製品で、実は1975年に誕生した元祖なんです。
「袋に入った菓子パンのように持ち歩きのできるサンドイッチを作りたい」。この想いからスナックサンドが生まれました。
引用元:フジパン公式サイト
期間や地域限定で発売していたスナックサンドも、2012年に再度全国販売になりました。
何度か商品やパッケージをリニューアルし、2020年に45周年を迎えました。
地域限定を含めた今月の新商品(2021年7月1日現在)は14種類もあります。
スナックサンドの商品情報はこちらから。
地域限定の商品
地方の企業が販売しているランチパックに似た商品があったので、さらっとご紹介しますね。
北海道には「ラブラブサンド」という商品があります。
1943年に有限会社として設立され、1959年に今の「日量製パン株式会社」に改称されました。
北海道では有名な製パン会社です。
「ポケットランチ」は、沖縄県のオキコ株式会社で2019年に発売したばかりの商品です。
オキコは1945年に創業し、パンやサンドイッチだけではなく麺やお菓子も取り扱っていますよ。
青森県では「フレッシュランチ」という商品があります。
1932年に、工藤半右衛門さんが小さなパン屋さんを開業したことから始まり、1948年に有限会社になり、1956年に現在の「株式会社工藤パン」へ改称しました。
私が見つけたものは3つの地域だけでしたが、他の地域にもあるかもしれませんね。
実際に食べ比べました
ランチパックとスナックサンド
全国販売をしているランチパックのハム&エッグとスナックサンドのたまごを実際に食べ比べてみました。
北海道では「フジパン」ではなく、フジパンと業務提携している「ロバパン」が製造・販売しています。
ランチパック(ヤマザキ) | スナックサンド(フジパン) | |
原材料名 | 小麦粉(国内製造)、卵フィリング(卵、ドレッシング、その他)、ハム 、砂糖、混合異性化液糖、マーガリン、パン酵母、食塩、脱脂粉乳/調味料(有機酸等)、加工デンプン、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、酸酢Na、グリシン、pH調整剤、乳化剤、リン酸塩(Na)、カゼイン(Na)、着色料(クチナシ、カロテノイド)、イーストフード、酸化防止剤(V.C)、香辛料抽出物、発色剤(亜硝酸Na)、V.C、(一部に乳成分・小麦・大豆・豚肉を含む) | タマゴフィリング(国内製造)、小麦粉、砂糖、マーガリン、パン酵母、食塩、脱脂粉乳/加工デンプン、酢酸(Na)、グリシン、調味料(アミノ酸)、カロテノイド色素、V.C、香料、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆・りんご・ゼラチンを含む |
私の地域のスーパーを数か所見て回りましたが、どこのお店もスナックサンドの商品が豊富で、ランチパックはの種類は半分ほどしかなく、同じ味のものが見つけられませんでした。
スナックサンドからもハムタマゴが発売されていますが、見つけらず食べ比べができないのが残念です。
見た目
見た目はランチパックのパンの方がきめ細かく見えます。
それぞれを半分にカットしてみてみましょう。
ランチパックは、たまごの色が濃いですが白身が一部にしか見えません。
スナックサンドはたまごが片寄って見えますが、パンは少し厚みがありますね。
それぞれをを開いて比較してみましょう。
ランチパックのたまごは玉子焼きのような見た目で、白身がところどころにあります。
ランチパックに比べて、スナックサンドはたまごの量がかなり少なく見えが、一般的なゆで卵と同じような色で白身がたくさん入っています。
内容量
それぞれの重さを計ってみました。
ランチパックは1個64gで、ずっしりとしていました。
スナックサンドは1個53gです。
ハムが入っていないのもあり、ランチパックよりも軽いですね。
味・食感
あくまでも私個人の感想ですが、味や食感の違いについてまとめました。
スナックサンドのハムタマゴを食べた方のSNSの投稿を見ても、パンはふわふわでおいしいが具が少ないと書かれていました。
栄養成分
栄養成分は、「ランチパックのハム&エッグ」と「スナックサンドのハムタマゴ」で比較しました。
ランチパック・ハム&エッグ | スナックサンド・ハムタマゴ | |
エネルギー | 135kcal | 117kcal |
たんぱく質 | 4.8g | 3.2g |
脂質 | 6.3g | 4.4g |
炭水化物 | 14.8g | 16.2g |
食塩相当 | 1.0g | 0.73g |
栄養成分を比較したところ、似たような商品だけあって大きな差はありません。
ランチパックの方が重さがある分、やはりカロリーは高めになっています。
ふんわり感のあるスナックサンドのパンに小麦が多く使用されているのか炭水化物量がやや多く、味がしっかりとしているランチパックは塩分が「塩一つまみ分」多いことが分かりました。
ラブラブサンドも食べてみました
北海道の日糧製パンが販売している「ラブラブサンド」は、十数年前までたくさん見かけたのですが最近では置いていないお店もあり見かけることが減りました。
重さは1枚43gでかなり少ないですね。
パンが薄くチョコもそれほど入っていませんが、パンとチョコとのバランスがちょうどよくパクパク進むのであっという間に食べ終わってしまいます。
しっかりとお腹にたまる感じはありませんが、間食にはちょうど良いサイズですね。
まとめ
知名度の高い「ヤマザキのランチパック」は、「フジパンのスナックサンド」の類似品でした。
どちらもたくさんの種類があり、毎月さまざまな新しい味が発売され消費者を楽しませてくれていますね。
ランチパックもスナックサンドもそれぞれのおいしさがあるので、おすすめをまとめました。
- たまご感を味わいたいなら「スナックサンド」
- しっかり味を楽しみたいなら「ランチパック」
- ふんわりパンが好きな方は「スナックサンド」
- ずっしり食べ応えがほしいなら「ランチパック」
※私の個人的な感想です。
上記のことを参考に、気分に合わせてランチパックやスナックサンドを選ぶのもおすすめですよ(^^)