きんつばの賞味期限ってどれくらいの長さ?
すぐに食べられない時、どうやって保存すればいい?
あんこが贅沢に使用された和菓子の定番、きんつば。
できたてのきんつばを購入したり、お土産できんつばをいただいたりした時、賞味期限が気になりますね。
特に夏の暑い時期や梅雨のカビが気になる時期は、お菓子の保存状態にも気をつけたいものです。
この記事では一般的なきんつばの賞味期限と、長期保存のコツを紹介します。
きんつばの賞味期限と保存のコツを知って、できるだけ美味しくきんつばをいただきましょう!
きんつばの賞味期限はどのくらいの長さ?
箱詰めされているきんつばは、一般的に製造から1週間から2週間程度に賞味期限が設定されています。
一方和菓子屋さんなどで一つずつ手作りされているきんつばの場合は、当日中に食べることを想定して作られている場合がほとんどのようです。
地元の和菓子屋さんで手作りの和菓子を買って帰ると、そもそも賞味期限を書いていない場合もありますね。
箱詰めのきんつばの場合でも、開封してしまうと書かれている賞味期限は関係なくなるので、開封後はできるだけ早く2、3日のうちに食べ切るのがおすすめです。
賞味期限の差があるのはなぜ?
和菓子屋さんのきんつばが当日中の賞味期限なのに対して、箱詰めのきんつばが1週間から2週間の賞味期限なんて、賞味期限にすごく差がありますよね。
主に賞味期限の差の理由になるのは、包装の方法と添加物です。
一般的に砂糖がたくさん使われていて激甘のお菓子は、砂糖が防腐剤の代わりをしてくれます。
しかしきんつばを含め、大抵の和菓子はそこまで糖度が高くないため日持ちしません。
そこで箱詰めして空気をある程度遮断することで、日持ちさせることができます。
個包装や箱詰めされて販売されているきんつばの場合は、添加物が使用されていることもありますね。
一方、和菓子屋さんの手作りきんつばは個包装されていないことも多く、防腐剤なども入っていないため、日持ちがしない場合が多いようです。
賞味期限と消費期限の違い
きんつばの箱を見てみると、大抵書かれているのは「賞味期限」。
ここで「賞味期限」と「消費期限」の違いが気になってきますね。
賞味期限とは、開封していない状態で美味しさが保たれる期限のことです。
一方消費期限とは、開封していない状態で安全に食べられる期限のことをいいます。
賞味期限はあくまで美味しさのキープ期間ということなんですね。
いずれにしても開封していないことがポイントなので、食品を開封した後は期限に関係なくできるだけ早く食べましょう。
きんつば長期保存のコツ
冷蔵して保存
梅雨の時期や夏場は室温も湿度も高くなるので、室内できんつばを保存しておくのは傷みの原因になることも。
そんなリスクを防ぐため、きんつばを冷蔵庫に入れて保存してみましょう。
冷えたきんつばは傷み対策としてだけでなく、暑い時期にさっぱりと食べられておすすめですよ!
冷えている状態だと甘みを感じにくくなるので、甘い方がお好みの場合は冷蔵庫から取り出して少し待ってから食べるのもいいですね。
冷凍して保存
冷蔵庫で保存していても余ってしまいそう、という場合は思い切って冷凍庫で保存することもできます。
冷凍保存する場合、きんつばが個包装になっていないなら1つずつラップなどで包みましょう。
保存できる期間は大体2週間程度です。
自然解凍で常温に戻して美味しく食べられますよ。
一度解凍すると再冷凍はできないので、解凍したきんつばはすぐに食べてくださいね。
傷んでいるサインはどんなもの?
きんつばが家にあることをつい忘れて、室内や冷蔵庫に放置してしまうことがあるかもしれません。
そんな時は傷んでいるきんつばを食べることがないよう、傷んでいるサインをしっかり見極めましょう。
きんつばは外側が白くコーティングされているので、見た目だけでは傷んでいるかどうかわからないかもしれません。
以下の3つのポイントをチェックしてみてください。
- カビが生えていないか
- 触ってみて粘りがないか
- すっぱい匂いがしていないか
見た目が大丈夫そうでも、実際に口に入れて味が少しおかしいと思ったら、それ以上食べないでくださいね。
賞味期限に気をつけて美味しくきんつばをいただこう!
製造方法や包装によってきんつばの賞味期限は違います。
賞味期限は開封前の期限なので、きんつばを開封した後は2、3日以内に食べましょう。
すぐに食べきれないという場合も、冷蔵や冷凍で上手に保存することで美味しさを保つことができます。
食品ロスはもったいないので、きんつばを購入したりもらったりしたらできるだけ早く美味しいうちにいただきましょう!