紅芋とさつまいもの違いとは?紫芋と同じ?【結論】全くの別物!

豆知識

沖縄の定番お土産のお菓子なっている「紅芋タルト」

しかし、そもそも「紅芋」って何なんでしょう?紫芋と同じ?

紅芋を使用されているお菓子を見たり食べたりすることはありますが、おそらく本州で生の紅芋を見かけることはあまりありませんよね。

紅芋とさつまいもの違いって何?

この記事では「紅芋」と「さつまいも」の違いについて解説します!

この記事を読めば、紅芋とさつまいもに関する雑学が増えますよ。(笑)

紅芋とさつまいもの違い

紅芋とは

紅芋とはダイジョ(大薯、ダイショ)という芋のことで、ヤムイモの一種。ヤムイモとは、ヤマノイモ目ヤマノイモ科ヤマノイモ属の食用種のことをいいます。紅芋のことを沖縄ではフィリピン語に由来する「ウベ」、奄美方言では「こうしゃまん」とも呼ぶようですが、その他にも多くの呼び名が存在しています。

ダイジョの呼び名

シンショ(参薯)、デンショ(田薯)、コウシャイモ(拳薯)、オキナワヤマイモ(沖縄山芋)、タイワンヤマイモ(台湾山芋)、ウベ(フィリピン語:ube)、パープルヤム(purple yam)、ウォーターヤム(water yam)、こうしゃまん(奄美方言)

また、ダイジョの中には白色のものもあり、この白色の方やさつまいもの中身が紫色の品種(=紫芋)と区別して紅芋と呼ばれています。

つまり、紅芋と紫芋(さつまいも)は同じく中身が紫色ですが全くの別物になります。

似ているものにヤマイモ、ナガイモがありますが、こちらは同属別種(同じ仲間だが別種類)となります。

さつまいもとは

さつまいもとは、ナス目ヒルガオ科サツマイモ属の植物の一つ。

和名の「さつまいも」は、琉球王国(現:沖縄)から薩摩藩(現:鹿児島県)に伝わり、薩摩の土地で盛んに作られるようになり、全国へ広まったことから「さつまいも」と呼ばれるようになったといわれており、別名:甘藷(かんしょ)とも呼ばれます。

さつまいものさまざまな品種のうち、中身が紫色のものを「紫芋」といいます。

※参考サイト(外部):ウィキペディア「ベニイモ」「サツマイモ」「ダイジョ

両者の違い

学術的違い

さて、それぞれについて解説しましたが「紅芋とさつまいもの違い」でみてみると、そもそも学術的にみると全くの別物!

しかし、ウィキペディアでも「ベニイモ」で検索すると「①ダイジョ②サツマイモのうち、紫色の品種」とどちらも出てくるほど、紫芋(=さつまいも)と紅芋(=ダイジョ)が混同して認識されることが多いようです。

私も今回調べるまで紅芋と紫芋は同じ仲間だと思っていましたし、ネット上の情報でも混同されているものが多くみられました。

実際、地域によっては紅芋を紫芋といったりその逆もあるそうなので、混同してしまうのはむしろしょうがないともいえそうですね。

味や主な利用方法の違い

通常のさつまいもはご存じのとおり、甘みがあり多くの料理やお菓子に利用されています。

しかし、同じさつまいもの仲間でも、紫芋は近年の品種改良で甘みがあるものが出てきているものの、もともとは甘みのないものが主で、多くはパウダーやペーストに加工されたり、飲料の色付けに使われることが多い作物なのです。

紅芋は通常のさつまいもと同じように、甘みがあり直接お菓子や料理にされることが多い作物です。

うさらんど
うさらんど

ちなみに、紫芋パウダーは100均の製菓コーナーにもあるので、機会があればチェックしてみてください♪

栄養価の違い

主な栄養素は「芋」として似ている紅芋とさつまいもですが、紅芋と紫芋の場合には、両者の特徴でもある紫色の元となっているアントシアニンが入っていることが通常のさつまいもとの違いといえるでしょう。

アントシアニンの健康効果

・視覚機能を改善する効果

・眼病を予防する効果

・メタボリックシンドロームを予防する効果

・花粉症を予防する効果

引用:わかさの秘密

【さつまいもの主な栄養効果】

さつまいも効果栄養素
肌のシミ対策・美肌効果ビタミンC
腸内環境を整える食物繊維
老廃物の排出と肌のターンオーバーヤラピン・食物繊維
脳のエネルギー源を作るビタミンB1
むくみの原因を排出するカリウム
抗酸化作用で元気な体作りをサポートポリフェノール・ビタミンC
血糖値の上昇を穏やかにするレジスタントスターチ
生活習慣病の予防ビタミンB
抗酸化作用βカロテン
引用:おいも美腸研究所

紅芋とさつまいもに共通する注意点

紅芋とさつまいもに共通する注意点は、沖縄県や奄美などの離島から持ち出しができないことです。

理由は、地域特有の害虫がいるため沖縄や特定の離島から本州へ持ち出す際には特殊な消毒や手続きが必要になります。

しかし、加工品であれば消毒や手続きの必要はありません。

沖縄のお土産が生の紅芋ではなく、紅芋タルトなどのお菓子になっている理由に納得ですね。

ちなみに、紅芋やさつまいもの持ち出しについて、消毒や手続きの詳しい情報は植物防疫所公式ホームページにて公開しています。

また、ホームページ内のよくあるご質問(国内旅行編)のページでは沖縄や離島からの持ち込みに関した内容が詳しく回答されています。

紅芋の入手方法

紅芋や紫芋は生のままでは本州への持ち出しが難しいので、流通の過程で加工されている商品が多くなります。

紅芋や紫芋を加工した商品

蒸し芋、パウダー、ペースト、紅芋タルトなど

加工品は大きめのスーパーやアンテナショップ、通販サイトで購入することができます。

スーパーや百貨店で時々おこなわれる「沖縄フェア」もオススメです。

大手通販サイトでは、さまざまな形態の商品の購入ができます。

楽天市場

Amazon

ヤフージャパン

生の紅芋は沖縄県のアンテナショップなどで手に入れられる可能性もありますが、前述したように、生での持ち出しには特別な消毒と手続きが必要になるため、店頭で入手できる可能性は低いです。

まとめ

  • 紅芋:ヤマノイモ目ヤマノイモ科ヤマノイモ属
  • さつまいも:ナス目ヒルガオ科サツマイモ属(紫色のもの=紫芋)

地域によって紫芋→ベニイモ、紅芋→ムラサキイモと呼ばれることもあることから混同しやすいですが、紅芋とさつまいも(紫芋)は全くの別物です。

沖縄県や離島からは基本的には持ち出しができないので注意しましょう!

さつまいもと全く違うなんて、紅芋を使用した食品が貴重に感じます°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

気兼ねなく旅行に行けるようなった際には、実際に沖縄で紅芋料理を存分に堪能したいですね!

コメント

  1. KM より:

    とても分かりやすくて学校の授業に役立ちました!
    ありがとうございます!!

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