セブンイレブンのパンは「無添加」の商品もあります!
最近はコンビニでも、健康を意識した商品が多く取り扱われていますよね。
添加物を使用していないものも多く見かけるようになりましたが、中でもセブンイレブンは、パンも無添加の商品があるのだそう。
コンビニのパンは添加物が多いイメージありますが、無添加のものが買えたら嬉しいですよね。
この記事では、セブンイレブンのパンの無添加商品についてご紹介します。
そもそもパンにはどのような添加物を使うことがあるのか、添加物を使用するメリットやデメリットについても解説していきます。
興味がある方はもちろん、そうでない方も今後コンビニでパンを購入する際の参考にしてみてください!
セブンイレブンのパンは無添加商品がある
セブンイレブンのパンは無添加の商品が2種類あります!
- 北海道産小麦の金の生食パン
- ふんわり食感のセブンブレッド
コンビニで無添加のパンが買える時代なんですね。
「低温長時間発酵しっとり食パン」も添加物は入っていませんが、原材料にマーガリンが使用されているので、今回は除外しています。
とはいえ、セブンイレブンはトランス脂肪酸の低減にも取り組んでおり、成分表示に数値も記載!
取り組みについての詳しい情報は、公式サイトでご確認いただけます。
ちなみにセブンイレブンの食パンは、2019年と2020年の2年連続でマザーズセレクション大賞を受賞するほど、ママたちからの指示も高い商品です。
無添加で、小さな子供にも安心して食べさせられる食パンが、気軽にコンビニで手に入るのは助かりますね♪
セブンイレブンの無添加パンを紹介
ここからはセブンイレブンのパンの無添加商品について、原材料などの詳しい情報をご紹介していきます。
北海道産小麦の金の生食パン
【商品名】 |
北海道産小麦の金の生食パン |
【価格】 |
厚切り4枚入:375円(税込) 厚切り2枚入:192円(税込) |
【原材料名】 |
小麦粉(北海道産)、小麦粉調製品(小麦粉、砂糖、その他)砂糖、クリーム、バター、パン酵母、食塩、発酵種、発酵風味料(一部に乳成分・小麦を含む) |
【商品に含まれているアレルゲン】 |
乳成分・小麦 |
【製造者】 |
株式会社武蔵野フーズ |
【栄養成分表示】1枚当たり
エネルギー | 260kcal |
たんぱく質 | 7.9g |
脂質 | 5.4g |
飽和脂肪酸 | 2.89g |
トランス脂肪酸 | 0g |
コレステロール | 11mg |
炭水化物 | 46.2g |
糖質 | 43.8g |
食満繊維 | 2.4g |
食塩相当量 | 0.99g |
表示値は目安であり、食品100g当たり
- 飽和脂肪酸0.1g未満
- トランス脂肪酸0.3g未満
- コレステロール5㎎未満
上記の場合は、0gと表示しているようです。
無添加パンとして認知度や人気高さがある「北海道産小麦の金の生食パン」。
一時期は、原材料が変更されハチミツが使用されていたこともありました。
ハチミツは1歳未満の子供に与えることができないため、離乳食に使用していたお母さん達からは「改悪になった」との声も……。
しかし原材料が戻り、現在ハチミツは不使用になっているので、また安心してあげられるようなりました。
離乳期も、家族で同じものが食べられるのは嬉しいですよね♪
袋には「電子レンジ500wで約35秒」温めると、さらに美味しく食べられると記載があります。
たしかに、お高めの食パンは厚切りになっていることが多いイメージがあり、トーストとは違ったフワフワ食感が美味しいので、納得の食べ方ですね。
ふんわり食感のセブンブレッド
【商品名】 |
ふんわり食感のセブンブレッド |
【価格】 |
3枚入:108円(税込) 6枚入:172(税込) 8枚入:172円(税込) 3斤:516円(税込) |
【原材料名】 |
小麦粉(国内製造)、砂糖、食用調合油(大豆油、オリーブ油)、発酵種、パン酵母、食塩、バター、(一部に乳成分・小麦・大豆を含む) |
【商品に含まれているアレルゲン】 |
乳成分・小麦・大豆 |
【製造者】 |
株式会社武蔵野フーズ |
【栄養成分表示】6枚入1枚当たり
エネルギー | 163kcal |
たんぱく質 | 6.2g |
脂質 | 2.0g |
飽和脂肪酸 | 0.36g |
トランス脂肪酸 | 0g |
コレステロール | 0mg |
炭水化物 | 31.0g |
糖質 | 28.9g |
食満繊維 | 2.1g |
食塩相当量 | 0.7g |
金の生食パンと同様、表示値は目安であり、食品100g当たり
- 飽和脂肪酸0.1g未満
- トランス脂肪酸0.3g未満
- コレステロール5㎎未満
上記の場合は、0gと表示しています。
金の食パンよりお手頃価格!
2021年夏頃まで販売されていた「ミミまでおいしいセブンブレット」と原材料は全く同じもの。
ですが「ふんわり食感」と名前が変わっているため、以前とは分量や製法に違いがあるのかもしれませんね。
そのままでふんわり食感、トーストで香ばしさやサックリ食感と幅広く楽しむことができる食パンです♪
パンに使用される添加物とは?
添加物があまり体に良くないものであることは知っているけど……
- なぜ良くないと言われているのか
- パンに使われている添加物はどのようなものなのか
詳しくは知らない方も多いのではないでしょうか。
ここからは「パンに使われている添加物について」解説していきます。
パンに使用される添加物の種類
添加物名 | 危険性 | 用途 |
イーストフード | △ | ・13品目から人工的に作られたイーストフードのエサ。 ・その中に含まれる「塩化アンモニウム」は毒性が強い。 ・大量に食べると吐き気や嘔吐を引き起こす。 |
臭素酸カリウム | × | ・小麦粉改良剤として使用される添加物。 ・ラットにおける発ガン性が確認されている。 ・使用が禁止されている国もある。 |
ソルビン酸 | △ | ・不飽和脂肪酸に静菌作用があり、保存料として使用される。 ・発がん性の恐れがある。 |
ファットスプレット | △ | ・植物油脂が主な原料で、80%未満のもの。 ・動脈硬化などのリスクが高くなる。 |
マーガリン | △ | ・植物油脂が主な原料で、油脂含有率が80%以上のもの。 ・動脈硬化などのリスクが高くなる。 |
フラワーペースト | △ | ・小麦ペーストのことで、クリームやチョコの保存料として使用される。 |
乳化剤 | △ | ・水と油など混じりあわないものの境界面で働いて均一な状態にするもの。 ・「グリセリン脂肪酸エステル」が使用されている場合、肝臓肥大や腎臓の石灰化のリスクが高くなる。 |
V.C. | ○ | ・ビタミンCの略称で、酸化防止剤として使用される。 ・摂取しても尿と一緒に排出される。 ・人体への影響は少ない。 |
PH調整剤 | ○ | ・食品の腐敗を防ぎ、日持ちを良くする。 ・主成分は天然由来で人体に大きな影響はないと考えられている。 ・人体への影響は少ない。 |
メタリン酸ナトリウム | △ | ・結着剤や品質改良剤として使用される。 ・リン酸塩同様、骨形成に悪影響がある恐れがある。 ・発育遅滞、腎臓重量の増加、尿細管に炎症のリスクが高くなる。 |
リン酸塩 | △ | ・結着剤や品質改良剤として使用される。 ・過剰摂取すると腸管からのカルシウム吸収が阻害され、血中カルシウムが低下する。 ・骨の形成異常や鉄分不足のリスクが高くなる。 |
一般的に添加物には「天然由来のもの」と「合成化合物」の大きく2種類に分けられます。
例えば、豆腐に使用される「にがり」は、日本で昔から使用されている天然由来の添加物です。
パンに使用されている添加物にも、比較的安全なものから、摂取しすぎると病気になるリスクが高まるものまであります。
しかし、日本の企業が使用している添加物は、国が定めた基準に従って使用されています。
過剰摂取さえしなければ、すぐに病気に繋がるようなものではありません。
添加物を取り過ぎないこと、日頃から偏った食事にならないよう気をつけることも大切です。
参考:厚生労働省・食品添加物、一般財団法人日本食品添加物協会
添加物のメリット・デメリット
添加物を使用した場合のデメリット
①100%安全とは言い切れない
添加物の中には、ラットでの実験結果から、健康へ悪影響を与える可能性があると報告されている成分もあるのです。
②他国では禁止されているものがある
日本の食品添加物に使用可能な品目は、厚生労働省が定めていますが、海外では使用不可になっている添加物もあります。
添加物を使用した場合のメリット
①長期保存ができる
市販のパンの中には、常温保存でも賞味期限が長い商品も多くあります。
保存料などの添加物を使い、食品が早く腐ってしまうこと、そして食中毒を防ぐこともできているのです。
②味や価格を安定させられる
手作りで料理をするとよくわかりますが、毎回同じ完成度の料理を作るのはとても難しいですよね。
パンにおいても同じことが言えますが、大手企業では大量の商品を生産しなければいけません。
添加物を使用することで、安定した味や完成度の商品を大量に作りやすくなります。
ローソン・ファミマのパンの無添加商品
ローソン、ファミリーマートのパンには無添加商品はありません。
ローソンにも健康を意識した商品はあり、低糖質食品が豊富で、パンにも低糖質の商品が多くあります。
しかし、添加物は入っているので「無添加」を求める方にはあまり向かないかもしれません。
ファミリーマートの「小麦香る食パン」は添加物の表記はありませんでしたが、ショートニングを使用していたため、今回は除外しました。
今後、ローソンとファミリーマートでも無添加のパンが登場してくれることに期待したいですね!
まとめ
今回は、セブンイレブンのパンの無添加商品についてご紹介しました。
セブンイレブンのパンは無添加の商品が2種類あります!
- 北海道産小麦の金の生食パン
- ふんわり食感のセブンブレッド
原材料がシンプルで、子供にも安心して食べさせることができます。
「無添加のパン」は大きなお店や専門店で買えるイメージもありますが、気軽にコンビニで買えるのは助かりますし、嬉しいですよね。
普段は添加物を気にしていなかった方も、セブンイレブンで買える無添加のパンで、いつもと違った味わいをぜひ堪能してみてください♪