2021年1月、とある美大生の卒業制作がSNSで話題になりました。
それが、ハッピーターンの包装紙を使ったドレス!
この記事では、ハッピーターンのドレスについてご紹介します。
ハッピーターン愛にあふれた完成度高いドレスに言葉を失うこと間違いなし!
また、海外の方が作った商品包装のドレスもご紹介します♪
ハッピーターンで作ったドレスがすごい!
話題になったドレスがこちら↑(引用:多摩美術大学 卒業制作優秀作品2021情報デザイン科)
写真だけでもすごさが伝わってきますね。
作品名は「幸服」
ハッピーターンの名前や好きなもので作られたドレスにピッタリの名前ですね。
ハッピーターンのドレスを作ったのは、当時多摩美術大学生だった三好るきさん。
小さいころからハッピーターンが好きだったそうですが、食べるだけでなく包装紙を見ることも楽しみの一つになっていたそうです。
しかし、多くの人は包装紙を見ずに捨ててしまったり、近年は過剰包装として問題視されることに心を痛め、卒業制作の素材として作品に活かすことを考えたのだそう。
ちなみに、ハッピーターンのドレス制作に使われた包装紙の数は、約4,000枚。
通常のハッピーターン1袋(108g入り)は個包装に換算すると約27個なので、約150袋相当になります。
こんなにも多くの包装を集めるためには、周囲の協力も得て確保したとか。
確保した包装紙もそのまま使用することはできず、一つひとつ洗って広げベタつきをとってから制作に使用しているそうです。
そんな地道な作業をすること約9カ月を経て完成。
ドレスはトルソーにあわせて作られたもので、実際には着られませんが、熱を利用して溶接されており、完全にハッピーターンの包装紙のみ。
ちなみに、リボンの紫の包装紙は季節限定の「焼きいも味」が使われています。
そして、このハッピーターンのドレスがSNSにも投稿されると話題になり、大手情報メディアでも取り上げられました。
ドレス制作者 | 多摩美術大学2021年卒業生:三好るきさん |
作品名 | 「幸服」 |
包装紙の数 | ハッピーターン1袋(108g入り) ×約150袋相当 |
制作にかかった期間 | 約9カ月 |
SNSでハッピーターンのドレスを見た人の反応
ハッピーターンのドレスの投稿を見た方々の反応をご紹介します。
ツイートを見た一般の人の反応
ツイッターの投稿を見た人の反応がこちら↓
実際に、マリーアントワネットのドレスをイメージして作られたそうですが、十分再現できている感じがしますね!
とはいえ、面倒くさがりな私は「もっとストンとしたデザインのドレスだったらもっと簡単に作れたのでは・・・」という邪念も抱いてしまいました。(ごめんなさい!)
しかし、ハッピーターンの包装紙をふんだんに使用したこのボリューム感あるドレスのデザインだからこそ、作品名の「幸服」感や制作者のハッピーターン愛がより感じられる作品に仕上がっているのでしょう。
ハッピーターン愛溢れたドレスに脱帽です!
ツイートを見た公式の反応
そして、話題は亀田製菓やハッピーターン公式の元にも届き、公式も反応しています↓
想像しただけでも、こんなに素敵な作品を作ってくれるファンがいるなんて、亀田製菓さんにとっては嬉しい限りですよね!
世界にもいた!商品の包装からドレスを作り出した人【2選】
①ジュースのパッケージでドレス
アメリカ・ノースカロライナ州のデザイナーであるオリビア・ ミアーズさんはジュースのパッケージでドレスを制作。
オリビアさんは、このドレスの他にもクリスマスの包装紙を利用したドレスを作るなど、さまざまな素材での衣装を作ってはインスタグラムで公開しています。
②アメの包装紙で作ったミニワンピ
アメリカ・ペンシルバニア州のエミリー・シーラーマーさんは、キャンディ包装紙をつかってミニドレスを制作しています。
アイロンで伸ばした後、折りたたんで組み合わせて制作しているため、使った包装紙の数は1万枚!
制作期間も5年をかけて作られた作品です。
また、ドレスにあわせて包装紙を使った靴も作っていて、ドレスとトータルコーディネートできるようになっています。
まとめ
SNSで話題になったハッピーターンのドレスをご紹介しました。
ドレス制作者 | 多摩美術大学2021年卒業生:三好るきさん |
作品名 | 「幸服」 |
包装紙の数 | ハッピーターン1袋(108g入り) ×約150袋相当 |
制作にかかった期間 | 約9カ月 |
包装紙でドレスという発想がすごいのもさることながら、ドレスの完成度が圧巻です!
こんなにも商品を愛してくれるファンがいることは、亀田製菓にとってもうれしいことですよね。
商品包装にも注目すれば、好きな商品への愛着がさらに深まりそう♡