お煎餅メーカーの金吾堂が手がける、サクッとした歯触りで美味しく味付けされた、ほろほろ焼。
いかにも日本のお菓子らしく、食べるとホッと和みますし、お茶の間にあると嬉しいですね。
このほろほろ焼ですが、どのような特徴を持ったお煎餅なのでしょうか。
ほろほろ焼の特徴をまとめており、これを知ればほろほろ焼をより美味しく味わえますので、ハッピーな気分になれますよ!
金吾堂ほろほろ焼の特徴は?
金吾堂公式サイトほろほろ焼紹介
表面にひびを入れながら焼き上げることで、サクサク食べられる軽い食感になります。
また、調味ダレがひびの間に浸み込むことで、味にメリハリがつきます。
だしの風味が引き立つ、化学調味料無添加の味わいをお楽しみください。
金吾堂 公式サイト
ほろほろ焼は、現在(2021年11月)は「和塩」と「甘口醤油だれ」2種類の味が発売されています。
具体的にどのような特徴があるのでしょうか。
ノンフライで仕上げ
ほろほろ焼はサクッとした食感を楽しめますが、油で揚げてはいない、ノンフライタイプです。
パリパリ·バリバリした噛み応えの、いかにも手焼きといったものとは少し異なる感じのお煎餅。
ノンフライと聞くと、健康志向の方には嬉しいかもしれませんね。
ただ、原材料名を確認すると、「植物油」と記載されており、油は使用されている様子。
この植物油ですが、何のために、どのように使用されているか、金吾堂に問い合わせてみました。
植物油について
ほろほろ焼きは、‘‘揚げ煎のような食感’‘を‘’焼き製法‘’で再現させて頂いた商品でございます。
焼き上げ後の味付けのため、植物油脂(=米油を使用)に調味料を混ぜて、調味油として使用させて頂いております。
揚げるための油ではなく、味付け用として使われるんですね。
また使用している植物油は米油とのことですが、米油とはどんな油なのでしょうか。
·原料は玄米を精米してできる米ぬか
·生食(ドレッシングなど)でも使用可能
·泡立ちが少なく、揚げ物がカラッと揚がり、油っぽさが少ない
·酸化しにくく、風味が保たれる
·オレイン酸、リノール酸、ビタミンEなどの栄養素を含む
米油にある特徴の1つ、生食用としても使用できるとのことで、調味油用の油として利用されているのでしょう。
和塩味に使用される塩「青い海」
ほろほろ焼のフレーバーの1つ、和塩味には、「青い海」という沖縄県産の塩が使われています。
·沖縄糸満沖合い約2,000mから取水された海水だけで作る塩
·和、洋、中どの料理にも馴染み、味に深みを出す
·自然に脱水をすることで、舌に優しく馴染むまろやかな味わいに
青い海を使うことで、ほろほろ焼·和塩味の美味しさを引き立たせているんですね。
甘口醤油だれ味に使用される「焼津産カツオブシ」
もう1つのフレーバー、甘口醤油だれ味は、静岡県焼津産の鰹節や日高昆布を使った和風だしが効いています。
·焼津は鰹の漁獲漁が多く、保存のため鰹節作りが発達していった
·冷凍鰹の水揚げ量は日本一、鰹節作りが今も盛ん
·鰹節3大産地の1つに数えられる
旨味成分は単体より複数の種類を合わせることにより美味しさが増し、「旨味の相乗効果」と呼ばれます。
鰹節と昆布の「合わせだし」によって、ほろほろ焼の旨味もより強くなっていることでしょう。
カロリー等、含まれている栄養成分(1枚あたり)
和塩味
·エネルギー…77kcal
·炭水化物…9.2g
·たんぱく質…0.7g
·食塩相当量…0.16g
·脂質…4.2g
甘口醤油だれ味
·エネルギー…81kcal
·炭水化物…9.3g
·たんぱく質…0.9g
·食塩相当量…0.3g
·脂質…4.6g
金吾堂ほろほろ焼、今後の展望
今後の展望について
今後の展望ですが、過去に幾度かの味付けリニューアルや、期間限定にて‘宇治抹茶味’ ‘ほんのり柚子味‘などを販売しておりますが、現時点では未定でございます。
金吾堂への問い合わせによると、ほろほろ焼の新商品発売などは、現時点(2021年11月)では予定なしとのこと。
これまでには「宇治抹茶味」、「ほんのり柚子味」などが登場。
ほろほろ焼宇治抹茶味は2016年に発売。
ココナッツパウダー入りの宇治抹茶シーズニングで味付け。
ほんのり塩味を感じることで、飽きのこない味に仕上がり。
ほろほろ焼ほんのり柚子味は2017年に発売。
高知県産の柚子皮を使い、柚子の風味とすっきりとした酸味を楽しめます。
今後も公式サイトや店頭をチェックし、新たな商品が発売されれば、試してみたいところですね。
金吾堂ほろほろ焼きの食べ味はどうか?口コミは
年末年始のゆっくりタイム、ほろほろ焼があればきっと一息つけますね。
ほろほろ焼と一緒に、きっといい年を迎えられそう。
忙しくてなかなか時間が取れないときも、手元にほろほろ焼が置いてあったら、手軽につまめて◎
あってよかった~と感じることでしょう。
ほろほろ食感、堪能してるようですね。
おやつでも癒しの時間を与えてくれるほろほろ焼、何よりやっぱり美味しく食べられるのがイチバン!
私もほろほろ焼和塩味を食べてみました。
袋の外から割ろうとすると、ほとんど力を入れずにスッと割れる感じ。
さすがに口に入れた瞬間ほろほろとほどけてくるということはありませんが、サクサクとした歯応えはあります。
ダシの効果でしょうか、ただ塩をふるだけでは出ない、いい味がついていて、とても美味しいですよ。
金吾堂ほろほろ焼はどこで買えるか
金吾堂ほろほろ焼の、実店舗での販売状況を調べてみました。
私の住んでいる地域のスーパーを中心に回ってみて、数店舗で売っているのを確認。
まずまず手に入れやすかった印象で、置いてあったお店は全て、和塩味と甘口醤油だれ味の両方が揃っていました。
また通販でも購入でき、金吾堂の公式オンラインショップをはじめ、主要通販サイトでも取り扱っています。
まとめ
金吾堂のほろほろ焼は、名前の通り食感が特徴的で、ノンフライでありながら揚げたお煎餅のよう。
味付けも塩やだしに注力し、お煎餅にピッタリ合う仕上がりになっています。
おやつや休憩時などに、お供の一品としてほろほろ食感を楽しんでみてください!