- アメリカのサーティワンの呼び方は?
- 日本ではなんでサーティワンなの?
世界最大級のアイスクリームチェーン店、サーティワン。
実は、本場アメリカではこのアイスクリーム屋さんを「サーティワン」と呼ばないんです!
アメリカをはじめ、ほぼ世界中では創業者の名前から「バスキン・ロビンス」と呼ばれています。
そんなお店のちょっとした呼び方の違いや、有名なお店の豆知識って気になりませんか?
この記事では、サーティワンの始まりやロゴマークの意味、アメリカの人気フレーバーを紹介します。
これを読めば、もっとアイスクリーム通になれるかも?
アメリカでサーティワンは「バスキン・ロビンス」
日本では「サーティワン」として定着しているアイスクリーム屋さん。
実は本拠地アメリカでは、創業者の2人バスキン(Baskin)氏とロビンス(Robbins)氏の名前を使って、「バスキン・ロビンス(BaskinRobbins)」と呼ばれています。
日本でのサーティワンの歴史は、1973年に不二家がバスキン・ロビンスとの合併会社を立ち上げたところから始まりました。
その当時から日本での呼び方は「サーティワン」だったんですよね。
そのため、日本では「バスキン・ロビンス」という呼び方を知っている人の方が少ないかも?
日本と台湾だけサーティワンと呼ぶ
サーティワンはアイスクリーム屋さんとしては世界最大級の有名店。
世界40カ国に7300以上の店舗を持っています。
でも、その中で「サーティワン」と呼ばれているのは日本と台湾だけ!
世界のほとんどの場所で「バスキン・ロビンス」と呼ばれているんですね。
そういえば海外でバスキン・ロビンスのロゴを見かけたことがあるのですが、どこかでみたような...と思いつつ素通りしていました(笑)
日本ではなぜサーティワンなの?
サーティワンが開業した1973年は、アメリカからファストフードチェーンが輸入されたばかりの頃でした。
まだまだアメリカっぽい商品も名前も一般的ではなかった時代に、「バスキン・ロビンス」として入ってきても名前が定着しなかったかもしれませんね。
日本では、1ヶ月31日間毎日違うフレーバーを楽しんでほしい、という創業者の思いから発想を得て、わかりやすい「サーティワン」という名前になりました。
サーティワンの方がフレーバーの豊富さを強調できる名前ですよね。
本場アメリカのサーティワンの始まり
日本に輸入されてくるよりも約30年も前、1945年にアメリカ・カリフォルニア州の郊外でバスキン氏とロビンス氏が始めたアイスクリーム屋さんがバスキン・ロビンスの始まりです。
2人はもともと別々にアイスクリーム屋さんを開いていたのですが、合併することで海外進出もできるような大成功のアイスクリーム屋さんになりました。
”We make people happy”(私たちは人々と幸せにします)というモットーで、アイスクリームを通して幸せを届けるお店として今も世界中で愛されています。
確かにアイスクリームを食べる時って幸せな気持ちになれますよね。
本場アメリカのサーティワンで人気のフレーバーは?
お店には常に約31種類のフレーバーがそろっているサーティワン。
本場アメリカでも常時31種類のフレーバーがそろっていますが、中でも人気のフレーバーの傾向は日本とはちょっと違うよう。
参考までに人気フレーバーの例は、
- オレオクッキーアンドクリーム
- バニラ
- チョコレートミント
- チョコレート
- ベリーベリーストロベリー
意外とシンプルなフレーバーの方が人気なんですね。
ちなみに日本での人気ナンバーワンフレーバーはキャンディのパチパチ食感が楽しめる「ポッピングシャワー」。
アイスクリームに求める味の傾向がアメリカと日本では若干違うのかも?
日本の人気フレーバーが気になる方は「サーティワンのおすすめフレーバー決定版!国民的人気と世代別推しアイスを徹底調査!」の記事もみてみてくださいね。
サーティワンのロゴマークの意味
サーティワンのロゴマークをよくみてみると、BとRの文字が強調されているのがわかりますか?
それもそのはず、アメリカでこのお店はバスキン・ロビンス。
つまりバスキン(Baskin)氏とロビンス(Robbins)氏の名前の頭文字、BとRが強調されているんです。
でももっとすごいのが、そのBとRを使って31という数字も表していること!
BとRの文字と合体するようにピンク色部分が「31」と読めるようになっていて、お店の特徴となっている31種類のアイスを表しています。
可愛いだけでなくて、こだわりがつまったロゴマークなんですね。
サーティワンもしくはバスキン・ロビンスでアイスを楽しもう!
日本ではサーティワンとしておなじみのアイスクリーム屋さんの名前は、アメリカをはじめ世界ではバスキン・ロビンス。
2人の創業者の名前と31種類のアイスクリームを掛け合わせた可愛いロゴが目印になって、世界中で愛されています。
もし海外でアイスクリームが食べたくなったら、バスキン・ロビンスという名前を思い出してくださいね。
海外に行っても変わらない美味しさを楽しめること間違いなしですよ!