タリーズの創業者松田公太ってどんな人?成功の裏に隠れた苦労の数々とは?

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  • タリーズコーヒーの創業者ってどんな人?
  • タリーズコーヒーの成功の裏にはどんな苦労があった?

アメリカから輸入されたコーヒーショップとしてスタバと同様大成功をおさめている、タリーズコーヒージャパン

実はアメリカからタリーズを輸入したのはたった一人の実業家だったって知ってましたか?

この記事では、タリーズコーヒーの創業者松田公太さんについて紹介します。

タリーズコーヒーがここまで成長するのに味わった苦労や成功の秘訣も探りますよ。

この記事を読めば、コーヒーがもっと味わい深くなるかも。

タリーズの創業者松田公太ってどんな人?

タリーズの創業者・松田公太さんは元々は銀行マン

子供時代の大半をアメリカ・アフリカで過ごした背景がありますが、大学は日本で卒業し、日本国内の銀行に就職します。

その後コーヒーとの出会いが彼の人生を変え、1997年にタリーズコーヒーの1号店を日本に開業しました。

2007年までの10年間タリーズコーヒージャパンの代表として活躍し、政界でも活躍、現在はタリーズの代表は退いていますが、今でも飲食業界で活躍するトップ実業家の1人です。

こうやってざっくり書くと結構華々しい感じですが、タリーズの経営には苦労が多かったようですよ。

アメリカのタリーズの創業者はトム・タリー・オキーフ

タリーズコーヒーは元々アメリカ生まれ。

シアトルにローカルなコーヒーショップとしてタリーズ創業したのは、トム・タリー・オキーフという不動産会社の社長さんでした。

本場の創業者は不動産会社、日本の創業者は銀行員と、全然畑違いのところからスタートしているのが面白いですよね。

スターバックスのすぐそばで店舗を展開する形で勢いよく成長したタリーズですが、その後は経営不振になり、2012年に倒産しています。

ということで、日本は今やタリーズコーヒーが存在する貴重な国なんですよ!

日本のタリーズは1杯のコーヒーから始まった

日本のタリーズの始まりは1杯のコーヒーから。

日本で銀行員として活躍していた松田公太さんが、友人の結婚式に出席するためアメリカに滞在した時に飲んだタリーズのコーヒーがきっかけでした。

1杯の値段がそんなに安くはないのに行列ができているタリーズに興味を持った松田さんは、自身も並んでコーヒーを買ってみると、その美味しさに感銘を受けます。

元々ビジネスや日本と海外をつなぐことに興味があった松田さん、さまざまなアプローチと共に、たまたま来日中のタリーズ社長にアポなしで直接交渉

その努力が報われ、見事日本での経営権を獲得します。

当時は27歳、28歳くらいだったとか。

その勇気とビジネススキル、スゴすぎますよね!

気になる人は松田公太さんの著書「すべては一杯のコーヒーから」をコーヒー片手に読んでみては?

タリーズ創業者の苦労その1:開業時の借金は7000万円!

経営権を獲得したものの、タリーズの日本での滑り出しは決して順調ではありませんでした。

開業時に松田さんが抱えた借金はなんと7000万円

というのも、1号店のオープンを銀座という土地にこだわったためでした。

2号店を出店できるまでの2年間は、1号店の店舗に寝袋を持ち込んで寝泊まりしながら経営する日々だったそう。

3店舗目はテイクアウトのみの店舗を出店、テイクアウトしたコーヒーをオフィスで飲む、というスタイルを作り出します。

今では当たり前になったオフィスのテイクアウトコーヒーの風景って、タリーズが作り出したんですね。

それにしても寝袋で泊まり込みなんて、松田さんのガッツと体力に脱帽です…

タリーズ創業者の苦労その2:本場タリーズの倒産

日本では順調に業績を伸ばし、開業から3年というスピードで株式上場まで果たしたタリーズ。

ところが本場アメリカのタリーズが経営の危機に陥ったことが、株式上場の取り止めという決断につながります。

本場への恩も感じていた松田さんは、アメリカタリーズの買収を試みますが、本場の創業者の権利への強いこだわりから交渉決裂。

この時に日本のタリーズの商標だけ買い取り、結果として日本でタリーズが生き残り、アメリカと共倒れせずに済みました。

苦しい時に助けようとする精神や、人としてのモラルに経営者として成功する秘訣があるのかも。

タリーズ創業者の苦労その3:乗っ取りの危機

アメリカタリーズとの共倒れを防げたのもつかの間、今度は大手ファンドから敵対的買収を仕掛けられます。

その会社の経営方針ではタリーズのブランドイメージを損なってしまうと感じた松田さんは、タリーズを守るために信頼できる買収先を探し始めました。

その時松田さんに残された時間は、次の役員会までのたった2週間

松田さん自身が信頼でき、かつタリーズにとって良い影響になるであろう買収先として候補に上がった2社のうち、買収準備がすぐにできたのが、現在のタリーズのパートナーとなった伊藤園でした。

結果、買収を狙っていた会社よりも高額で伊藤園が株式を買収、タリーズは伊藤園傘下となったものの、創業者・松田さんの理念とタリーズのブランドを守り抜くことができたわけです。

松田さんは経営を退くまでの1年間をかけて「伊藤園は信頼できるパートナーなので安心してほしい」とスタッフ1人ひとりに伝えるため、店舗を全てまわったそう。

このストーリー、いい映画になりそうですね(笑)

タリーズ創業者の現在

10年でタリーズを去ることを決めていた松田さん、一時は政界で活躍し日本を元気にしようと考えたものの、ビジネス界の常識が通用せず、自分がいるべきところではないと引退。

現在はコロナ禍で経営危機に陥っている飲食業界を再び活気づけるために奮闘しています。

2020年にはあのパンケーキで有名なEggs ‘n Things Japan(エッグスシングス)の代表になりました。

他にも、バイオエネルギーを使った熱供給ビジネスや、発展途上国の飢餓に取り組むNPOの理事としても活躍していて、まさにSDGsを絵に描いたような実業家です。

松田さんが考えるパンケーキとはどんなものなんでしょうか、エッグスシングスの今後も気になりますね。

タリーズ創業者の成功の秘訣は?

1杯のコーヒーがその人の人生を変える、って本当にあるんですね。

ロマンチックな気もしますが、実際の経営は並大抵のことではありません。

そんなタリーズ創業者・松田公太さんのモットーは「どんな時でもNO FUN, NO GAIN」。

つまり「楽しくなければ何も得られない」。

難しい状況の時も常に楽しんできたからこそ、逆境を乗り越えて成功を手にしてきたのでしょうね。

まあ、私がビジネス界に進出して松田さんと肩を並べることはないですが(笑)

もしかしたら、次にあなたが飲むコーヒーがあなたの人生を変えることはあるかもしれません。

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