森永の王道ソフトキャンディといえる「ハイチュウ」は国内のみならず世界でも売られています。
しかし、世界で発売しようとする商品にはかならず、なにかと苦難が付きまとうものです。
色々とありますが、よく聞くのは似ている商品「類似品」との戦いです。
今回は韓国版のハイチュウに焦点をあてていこうかと思います!
ハイチュウの韓国での苦難!!類似品との戦いにせまります!
韓国でのハイチュウ!
韓国で売られているハイチュウは4種類あります。
グレープ、ストロベリー、サワーズレモン、サワーズグレープフルーツの4種類!
日本のモノに比べると甘さが控えめなのが特徴的らしく、おそらく日本人が食べると、「酸っぱい」と感じるそうです。
日本のハイチュウシリーズの中にある「酸っぱいチュウ」に似ているというようなコメントもありました。
日本のハイチュウにも酸味がありますが、「酸っぱい」というよりは「甘酸っぱい」というのが特徴的ですよね。
昔に青りんご味とか、よく食べていました(笑)
韓国版など、発売する国に合わせてハイチュウも味を変化させているようです。
そこで、海外でのハイチュウを食べた人の評価をみてみましょう!
Tasty chewy candy.
引用:Amazonコメント
★★★★☆「今までで最高の駄菓子」C. Larsen
家族や友人がすっかりハマっている。ガムとスターバーストの間くらいと言われている。味は素晴らしい。一つ気を付けなければいけないのは、断りなしに記載されている物とは違う味が代わりに入っていることだ。レモンはなく、宣伝文句にごまかされた。購入したものにはオレンジとレモンが入っておらず、代わりにブドウとメロンが入っていた。好きな味のうちの2つだ。がっかりしたが返品するほどではなかった。でも、もう同じセラーからは買わずに地元のお店で他の味をもっと安く買おうと思う。
引用:Amazonコメント
海外での評価は高いようです。
特にアメリカでは2015年頃爆発的にヒットしました。
SNSを通じてメジャーリーガーがハイチュウについてコメントしたのがきっかけだったそうです。
しかし、韓国ではハイチュウの類似品があり、中々苦戦しているよう。
その名も「マイチュウ」!
いや、パ〇リ?!と疑いたくなります・・・。名前からして((笑)
そう、実は少々この類似品とハイチュウは問題になったことがあるのです。
では、その苦難と戦いを見ていきましょう!
ハイチュウの韓国での苦難!!
「マイチュウ」が韓国で販売されるようになったのは2004年頃と言われています。
2004年以前に森永の「ハイチュウ」は韓国での販売が始まっていたことで、「マイチュウ」は日本の商品「ハイチュウ」のパクリ?!ではないか?という問題が持ち上がりました。
このことで、森永側は「マイチュウ」の販売元であるクラウン製菓を相手に商標権侵害中止請求訴訟をソウル地裁に提訴しました。
これが2005年頃です。
さて、その結果はと言いますと、なんと?!ソウル地裁はこの訴えを棄却しました・・・。
「マイチュウはその商品名以外は似ていない」という答えをだしたのです。
その後、韓国側の企業もパッケージ等の問題を認め、変更とまではいきませんでしたが、ハイチュウと似ないようにする、という声明を発表。
両社は和解をしてはいますが、とんだ競合が生まれてしまった事実はあるわけです。
マイチュウを食べた人のコメントがこちら!
普通に美味しい。
名前とパッケージの違いで中身は日本のハイチュウとほぼ変わりませんでした。試しにかってみましたが、あまりにもハイチュウに似ているので次はないかな?
引用:コリアデパート
では、その「マイチュウ」と「ハイチュウ」の違いを見比べてみましょう!
類似品との戦い!!
ここで、ハイチュウとマイチュウの商品をまずみくらべてみましょう!
まず、パッケージから!!
パッケージから似ていますね。
でも、まだわかりません!
次に中身のキャンディを見比べてみましょう!
やはり、似ていますね(笑)
うーん、これは言われてしまっても仕方ないくらいです。
では、実際の売り上げはどうなのか?
実は・・・・マイチュウの方が存在感があります。
マイチュウは味もハイチュウと似ている、というコメントがある一方で、ハイチュウの方が酸っぱい、甘くない、というコメントも多数あり、酸味が強くて受け入れられないのではないかということが考えられます。
少し考えすぎているという推測もできますね。
似たような商品を作るほど、その商品に価値がある、ということなのでしょうが、本家としてはどんどん成長していかなければなりません。
それはとても大変なことであると想像に難くないので、森永には頑張ってほしいと思います!!
ファイト森永!!!ハイチュウ!!!
世界のハイチュウ
ハイチュウは韓国以外にも他国で商品を販売しています!
少し紹介したいとおもいます!
アメリカ・・・パッケージは日本のハイチュウとほぼ同じですね。
味の特徴:味に特徴を持たせたというよりは現地の嗜好にあわせてチェリー味やマンゴー味など、日本で売られていない種類があるそうです!!
コストコの大量品は現地からの逆輸入らしいです!
コストコに行けばアメリカ版のハイチュウがたのしめるかも?!
台湾 ・・・パッケージはやはり日本とほぼ同じです。
味の特徴:日本のハイチュウよりもジューシーな感じがするというコメントがありました。
特に現地限定のライチやパッションフルーツは美味しいのだとか。
ネットで探してみましたが中々ヒットせず、、これは本当に台湾ならではのモノかもしれません。
中国・・・パッケージの特徴はは特に日本とほぼ同じですね。
味の特徴はというとこれも日本とそうかわらないようで、特に限定品、ということも話題にはなっていませんでした。
実は、中国にもハイチュウと似たソフトキャンディが存在します。
その反動なのか、あまり中国では限定というものは作っていないようです。
世界進出をするということは市場を拡大することにはつながりますが、多くの類似品と隣り合わせなのかもしれませんね。
まとめ
ハイチュウ 韓国を焦点に調べてみました!
類似品が多くなるということは、その商品がとてもいいものであり、売れるという証拠なのかな、とは思いました。
たくさんの人に知ってほしい商品ほど類似品が多くなるのは否めないのかもしれません。
森永製菓にはぜひ頑張ってほしいですし、これからも応援したいです!
個人的にハイチュウが好きなので!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。