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生クリームが固まらないときの対処法がある?冷凍の注意点や予防法もまとめました!

おうち時間の過ごし方として、スイーツ作りを楽しむ人も多いですよね。

デコレーションケーキやクレープなどには欠かせない生クリームですが、泡立ててもなかなか固まらないときってありますよね。

生クリームが固まらないときは、あるものを加えるだけで簡単に解決する対処法がであるんですよ!!

この記事では、固まらない生クリームの対処法や予防法、冷凍する場合の注意点などについてまとめています。

生クリームが泡立たなくて困っている人や、スイーツ作りが好きな人はぜひご覧くださいね!!

生クリームが固まらないときの対処法

対処法

なかなか泡立たない生クリームでも、簡単に泡立たせることが可能です。

ジャムを入れる

生クリーム100㏄に対して大さじ1程度のジャムを入れると、生クリームが泡立ちやすくなります。

ジャムにはペクチンという成分が入っています。

ペクチンとは、主にりんごや柑橘系の果皮に含まれている天然のゲル化剤で、乳成分と合わさると凝固するため、生クリームが泡立ちやすくなるのです。

難点はジャムの色味がついてしまうことですね。

レモン汁

レモン汁に含まれる酸は、たんぱく質を固める性質があるため泡立ちやすくなります。

レモン汁を入れる割合は、生クリームに対し1%程度です。

ジャムであれば色味がつきやすいですが、レモン汁であれば少量で済むため、色や風味も気になりませんよ。

また、レモン汁を入れることにより、舌触りがよく口どけの良い生クリームに仕上がります。

ジャムやレモン汁を加えると、泡立ちも素早く時間が経ってもダレにくいので、しっかりとした泡立ちの生クリームが簡単にできますよ。

お酢

植物性であれば、生クリームに対し5%以上を加えることで泡立ちやすくなります。

ただ、お酢の場合は後味に酸味を感じやすいため、どうしてもお酢しかない場合に使うとよいでしょう。

生クリームが固まらない理由・予防法

生クリームの泡立てを失敗しないためには、前もって予防できるといいですよね。

ここからは、生クリームが固まらない理由とその予防法をご紹介します。

水や汚れがある

生クリームを泡立てる際に、使用する道具がほんの少しでも汚れていたり濡れていると、生クリームが分離して泡立たなくなります。

生クリームを泡立てる際には、道具に汚れがないかを確認し、洗った際には乾いた布巾やキッチンペーパーなどでしっかりとふき取りましょう。

特に泡立て器のような複雑な作りのものは、汚れや水分が残りやすいですので注意が必要ですよ。

冷えていない・室温が高い。

生クリームが冷えていないと、脂肪球が破壊され固まらなくなります。

生クリームを泡立てる際には、冷蔵庫などでしっかりと冷やしましょう。

また、室温が高い部屋では泡立てている間に生クリームの温度が上がってしまいますので、氷水を入れたボールと重ねながら泡立てると泡立ちやすくなりますよ。

その際は、生クリームが入っているボールに水が入らないように気をつけましょうね!!

泡立てるスピードが足りない。

生クリームを泡立てるスピードが遅いと、空気が入らないために泡が立たちません。

また、時間をかけているとどんどん生クリームの温度が上がり、さらに泡立ちにくくなりますので、素早く泡立てることが重要です。

手動で泡立てるときは円を描くように混ぜるよりも、たたきつけるような縦の動きを加える方が泡立ちやすいですよ。

ハンドミキサーなどでも、縦に動かしながら泡立てるとよりスピーディに泡立ちます。

また、百均でも簡単に泡立たせるグッズがありますよ!!

https://twitter.com/rinrin0912/status/769829875884576768

生クリームを冷凍する場合

一度で使い切れなかった生クリームを冷凍保存することもありますよね。

冷凍した生クリームは分離してしまうため、泡立てることはできませんので泡立てたものを使う予定の場合には、泡立ててから冷凍するようにしましょう。

また、冷凍した生クリームはダレやすいので、砂糖を入れしっかりと泡立てたものを冷凍することがおすすめです。

解凍する際は、菌が繁殖しやすいため常温ではなく、冷蔵庫で自然解凍しましょう。

動物性と植物性の違い

生クリームには動物性と植物性があり、それぞれ特徴がありますよ。

動物性

純動物性生クリームは、名称部分に「クリーム」と記載され、パッケージには「純生クリーム」などの記載があります。

純生クリームは、植物性油脂や添加物が含まれていない乳牛などから作られたものです。

純生クリームは、泡立ちやすく分離しやすいので混ぜすぎには注意が必要です。

名称に「乳成分を主原料とする食品」と記載されているものは、動物性生クリームに乳化剤などの添加物が含まれたもので、名称(裏面の商品説明)に「クリーム」と記載することが禁じられています。

純生クリームよりも安く手に入り、安定した性質のため泡立てやすく分離しにくいため、純生クリームよりも扱いやすい生クリームですね。

また、40%以上の脂肪分が含まれているものは泡立ちやすく、しっかりとしているのでデコレーションなどにおすすめですね。

植物性

植物性は「生クリーム」との記載はなく、「ホイップ」や「フレッシュ」と記載されています。

価格が安く分離しにくいですが、泡立てに時間がかかります。

また、動物性の生クリームは少し黄色みがかっていますが、植物性の生クリームは真っ白であっさりとしているのが特徴です。

ふわっとした仕上がりで、胸焼けしにくいので生クリームが苦手な方にもおすすめですよ。

泡立たない生クリームの活用

泡立たない生クリームが復活できると知らずに、新しい生クリームで作ってしまった!なんて方や、甘い生クリームが余ってしまったときの活用法もご紹介しますね。

パン作りに使う

スイーツ用に泡立てようとした生クリームには、砂糖が入っていることが多いので、パスタやシチューなどの料理に使うことができませんよね。

パンを作る際には砂糖を入れますし、生クリームを使ったパンはとてもしっとりと仕上がりますので、パン作りに使うのがおすすめですよ。

スイーツ作りに使う

クッキーやスポンジ、マフィンなどに使ってもおいしくなります。

手間のかかるものが面倒な場合には、フレンチトーストやパンケーキなんかもおすすめですよ。

パンケーキをまとめて作って冷凍しておけば、時間のない朝や手軽なおやつにもなりますよね。

また、レアチーズケーキやパンナコッタ、アイスクリームも泡立てずに作れますよ。

飲物に使う

生クリームをコーヒーに入れると濃厚な味になりますよね。

また、ジャムやかき氷シロップ、フルーツなどと混ぜてシェイクにするのも良いですよね。

まとめ

なかなか固まらない生クリームは、ジャムやレモンを入れることで固まりやすくなります。

また、手動で泡立てるときなどにも簡単に泡立ちますのでおすすめですよ。

生クリームには植物性と動物性があり、泡立ちやすくしっかりと仕上がるのは動物性の生クリームです。

植物性の生クリームは泡立てにくいですが、ふんわりであっさりとしていますのでシフォンケーキやガトーショコラのトッピングにもおすすめですね。

また、余った生クリームは冷凍できますが、一度冷凍した生クリームは泡立ちませんので、使い道に合わせて冷凍するとよいでしょう。

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kubota

甘いものから、辛いものまでお菓子全般が大好きです。 今のブームは生クリームたっぷりのスイーツです。 読んでいただく方に、お菓子の魅力を分かりやすく伝えられるよう執筆しています!

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