ロングセラーとして、長い間私たちの身近なところで甘い癒しのひとときを届けてくれる雪見だいふく。
おもちとアイスの組み合わせがピッタリで大好き!という方もいらっしゃるでしょう。
私も物心がついた頃から、2個入りのものを美味しく食べていた記憶があります。
今回はそんな普段あまり立ち寄る場所ではない、雪見だいふくが作られている工場をご紹介します。
私も調べていると、そうなんだ~って思う発見が色々とあったので、皆さんもチェックしてみてください!
雪見だいふくを支える工場
工場概要
雪見だいふくを作る工場の1つ、埼玉県さいたま市にある浦和工場は、JR武蔵浦和駅が最寄り駅。
埼京線と武蔵野線が利用でき、西口から徒歩5分ほどで辿り着けます。
電車で近づくと車窓からも見え、都内へもアクセスしやすく、交通の利便性も良いところですね。
近くまで行くと甘~いチョコレートの香りが漂ってくるそうで、チョコ好きの方は引き寄せられてしまうかも?(笑)
雪見だいふくなどのアイスクリーム製品、板チョコを中心に「パイの実」や「コアラのマーチ」などのチョコレート菓子も作っています。
いずれの製品も日本有数の生産規模で、全国に4か所ある生産拠点のうち、
主力工場として日々操業を続け、私たちの購買を支えているんですね!
また他の地方では、滋賀工場(近江八幡市)や九州工場(福岡県筑後市)でも同様に雪見だいふくが作られていますよ。
雪見だいふくとの歩み
- 1964年 浦和工場完成 チョコレート工場完成
- 1971年 アイスクリーム工場完成
- 1973年 九州工場完成 アイスクリーム工場完成
- 1985年 滋賀工場完成 アイスクリーム工場完成
- 1969年 狭山工場完成 キャンディ工場完成
- 1976年ビスケット工場完成
雪見だいふく発売は1981年ですが、浦和工場と九州工場はそれ以前からアイスクリーム工場が稼働していました。
ずっと雪見だいふくと共に、同じ時代を駆け抜けてきたんだなーと思うと、少し感慨深くなる気も(笑)
雪見だいふくができるまで
雪見だいふくは工場でどのように作られているかというと、完成までには主に6つの工程を通っていくんです。
- アイスミックスの混合、均質化
- アイスミックス熟成
- お餅蒸練
- 包餡
- 包装、急速冷凍
- 梱包
各工程を詳しく、でき上がっていく様子の動画がホームページ上でも公開されているので、ぜひ確認してみてください!
https://www.lotte.co.jp/entertainment/factory/tour/yukimi.html
工場見学で貴重な体験を
工場見学は、メーカーならではの、製造現場を間近で観察できるまたとないチャンスとなるでしょう。
食品系ではないですが、私も某メーカーの工場に勤めており、時折見学する取引先のお客様を見かけますよ。
工場見学は普段は体験できない学習の場であると同時に、外部の人との交流の機会を作り出す役割も。
私も、一連の工程で製品が次々とでき上がる様子を初めて見たときは、感心と同時に、工場の社会における立場を感じました。
工場見学をするには
ロッテのお菓子がどのように作られていくのか見たい!と思っている方、工場見学ができるまではどんな感じ?
ロッテでは浦和工場、狭山工場の2か所で工場見学に応募できるようですよ。
残念ながら雪見だいふくが作られる様子は見学できませんが、
浦和工場ではパイの実、狭山工場ではガムの包装工程メインで見ることができるとのこと。
ただし、2020年2月から現在(2021年7月)まで新型コロナウィルスの影響で中止となっており、また見学できる日がくるといいですね。
浦和工場と狭山工場では応募要項が異なっており、詳細はホームページを確認してみてください!
https://www.lotte.co.jp/kengaku/
工場見学にはこんな人たちも
ロッテの工場見学には、千葉ロッテマリーンズの新人選手たちも参加してますよ!
ロッテはパ・リーグのプロ野球チーム、千葉ロッテマリーンズを所有。
浦和工場の敷地内には、マリーンズの2軍本拠地である、ロッテ浦和球場を構えています。
マリーンズの新人選手が親会社の工場見学に行くのが、今や毎年の恒例行事。
パイの実64層のように、新人選手たちも活躍して、層の厚いチームになるのを期待されているんですね(笑)
工場の地域限定イベント
ロッテ浦和工場夏祭り
浦和工場では、様々なイベントや模擬店が楽しめる「夏祭り」が、夏季に不定期ですが開催されます!
最後に開催されたのは2015年で、近年は新型コロナウィルスや、工場新設備建設などの影響で見送りとなっているようです。
今年は開催されるの?と気になる方は、浦和工場の守衛さんに聞くと情報がわかるかも、とのこと。
開催日を知っていれば誰でも参加できるので、気になる方は守衛さんを見方につけて機会をうかがいましょう(笑)
雪見だいふくの徳用販売
夏祭りで開催されるイベントの1つに、「アイス徳用ケース販売」(箱買い)があるんですよ。
2015年は期間限定の「なごり雪見だいふく」がラインナップに加わっています。
引換券は1枚500円で、窓口で購入した後に引換所でアイス1箱と交換。
雪見だいふくは1箱25個入りで、つまり1個20円の安さ!
近隣住民の方は、この日を心待ちにして、「まとめ箱買い」していくそうですが、私もこうするでしょう(笑)
まとめ
今回は雪見だいふくを作る工場をご紹介してきました。
工場は製品を作ったり、場所によっては地域をつなぐ役目を果たしたりと、大きな存在であるんだなあと改めて感じました。
雪見だいふくは今年2021年でちょうど40周年を迎えるロングセラーですが、これからも変わらずに作られていってほしいです!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!