明治エッセルスーパーカップでプリンを作る方法が話題になったのをご存じですか?
いろいろな作り方の情報があるので、ずぼらな私が簡単そうな方法をいくつか選んで、試してみました。
まずかったり、固まらなかったりといろいろな失敗を経て、おすすめの作り方を発見しましたので紹介します!
スーパーカップでプリンを作る、失敗しない簡単な方法
プリンの基本的な作り方は、「材料をまぜる」→「加熱して固める」→「冷やす」というものです。
ネット上では、スーパーカップでプリンを作る色々な方法が載っていますが、私がおすすめする失敗しない簡単な作り方は以下です。
材料はたったの2つ
- スーパーカップ1個(200ml)
- 卵1個
簡単で失敗しない作り方
- スーパーカップを電子レンジ600wで1分加熱
- ボウルなどで卵をとく
- 溶けたスーパーカップを2に入れ、よく混ぜる
- 耐熱性の容器に、こしながら3を入れる(チョコチップ入りのものは不要)
- なべに1㎝ほど水をはり、沸騰させ、クッキングペーパーを2枚ほど敷く
- 4の上にアルミホイルをかぶせ、5のなべの中に入れ、弱火で10分蒸す
- そのまま10分余熱で蒸らす
- 冷蔵庫で4時間ほど冷やす
ではなぜ、この作り方に行き着いたのかを次から説明します。
スーパーカップでプリンを作るのに必要最低限な材料は?
まずは用意する材料についてです。
スーパーカップでプリンを作る材料には2つのパターンがあります。
ひとつは「卵」のみ、もうひとつは「コーンスターチ」や「ゼラチン」と「牛乳」を使うパターンです。
確かに、「コーンスターチ」や「ゼラチン」を使うともちもちの食感で、きれいな仕上がりになります。
でも、わざわざ「コーンスターチ」や「ゼラチン」を用意するのは少々面倒だし、それならプリンを買ったほうがいいと思いませんか?
しかも、「コーンスターチ」や「ゼラチン」を使う場合は、フライパンで材料を加熱しながら混ぜるという工程が必要になり、手間であると同時に洗い物が増えます。
ずぼらな私は、いつも家にある材料で、できるだけ手間なく作りたい!
そこで、選択するのはやはり「卵」のみで作る方法です。
スーパーカップでプリンを作ったときの失敗例と成功例
そして「スーパーカップ」と「卵」の二つの材料で作る場合、作り方は大きく分けて3つの方法があります。
- 電子レンジで加熱
- オーブンで加熱
- 鍋やフライパンで蒸す
まず、ずぼらな私が選択肢から外すのは、準備も後片付けも面倒な「オーブンで加熱」です。
そこで今回は、「電子レンジで加熱」と「鍋やフライパンで蒸す」の二つを試してみました。
ちなみに、「超バニラ」、「チョコクッキー」、「抹茶」、「カフェオレ&クッキー」の4種類で作ってみましたので、それぞれの違いについてもお伝えします。
電子レンジで加熱したら、失敗しました
電子レンジで加熱する場合の作り方は以下です。
- スーパーカップを電子レンジ600wで1分加熱
- ボウルなどで卵をとく
- 溶けたスーパーカップを2に入れ、よく混ぜる
- 耐熱性の容器に、こしながら3を入れる(クッキーなど固形物入りのものは不要)
- 電子レンジで1分半加熱
- その後は様子をみながら、固まるまで10秒ずつ加熱
- 冷蔵庫で4時間ほど冷やす
実際にやってみると、「6.その後は様子をみながら、固まるまで10秒ずつ加熱」というのが難しい!
やりすぎるとあふれますし、しっかり熱を通さないと固まらないし、初めての方にはどこで終わりにすればいいのかがわかりにくいのです。
特に、「カフェオレ&クッキー」は泡立って、ヒヤヒヤします。
また、「抹茶」はなかなか固まらず、時間がかかります。
実際私も、冷やしたあとにスプーンを入れたら、固まっていないという失敗をしました。
そして、電子レンジで加熱した場合の出来上がりですが、残念ながら食感が悪いです。
「チョコクッキー」に関しては味も薄くなってしまいました。
そのほかのフレーバーは、味はいいのですが滑らかさがありません。
電子レンジの加熱時間が難しく、さらに食感も悪いので、この「電子レンジで加熱」という方法は、個人的にはおすすめしません。
鍋で蒸したら、成功しました
次に、「鍋やフライパンで蒸す」という方法ですが、私は鍋で試してみました。
作り方は最初にあげたおすすめの方法と同じなので、繰り返しになりますが以下になります。
4までは電子レンジの時と同じです。
- スーパーカップを電子レンジ600wで1分加熱
- ボウルなどで卵をとく
- 溶けたスーパーカップを2に入れ、よく混ぜる
- 耐熱性の容器に、こしながら3を入れる(クッキーなど固形物入りのものは不要)
- なべに1㎝ほど水をはり、沸騰させ、クッキングペーパーを2枚ほど敷く
- 4の上にアルミホイルをかぶせ、5のなべの中に入れ、蓋をして弱火で10分蒸す
- そのまま10分余熱で蒸らす
- 冷蔵庫で4時間ほど冷やす
この作り方だと、しっかり固まりました。
また、どのフレーバーに関しても、「電子レンジで加熱」したときよりも食感が明らかによく、滑らかでした。
味は美味しく、簡単に作れますので、この「鍋やフライパンで蒸す」という作り方はおすすめです!
表面がブツブツとしていて見た目が若干よくないのが欠点ですが、自分用や身内で食べるなら十分ではないでしょうか?
ただ、「チョコクッキー」だけは、「鍋で蒸す」作り方でも味が薄くなったので、そもそもプリンにするのには向いていないようです。
また、「鍋で蒸す」ときのポイントが二つあります。
一つ目はしっかり鍋の蓋をすることです。
私は一度蓋をせずに作ってしまい、やたら時間がかかってしまいました。
二つ目は、ココットなど耐熱性の容器に入れて蒸すことです。
スーパーカップの容器に入れて蒸してみたこともありますが、保温性がないせいか、うまくできませんでした。
スーパーカップの容器に戻してプリンにしたい気持ちもありますが、加えた卵分だけ多くなり、また加熱時に膨らむので、スーパーカップの容器に全部戻して作るのは不可能です。
まとめ
スーパーカップでプリンを作る方法はいろいろありますが、私が経験からおすすめする失敗しない簡単な作り方は、「スーパーカップと卵のみを使い、鍋やフライパンで蒸す」でした。
材料は家にあるものだけですし、美味しく簡単につくれますよ。
子供と作っても実験みたいで楽しいので、ぜひトライしてみてください!