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ハーゲンダッツの歴史〜実はNYセレブたちから世界中へ広まったアイスだった!?〜

ハーゲンダッツっていつから販売されているのかな?

8月10日はハーゲンダッツ・ジャパンの創業日であることから、ハーゲンダッツの日と認定されているんです!

暑い日に食べるハーゲンダッツは最高に美味しいですよね〜!

そんなハーゲンダッツの歴史を知っていますか?

この記事では、知られざるハーゲンダッツの歴史や日本ではいつから販売されたのか、そして発売年代別フレーバーなどをご紹介していきます!

この記事を読めば、ハーゲンダッツの長い歴史を知ることができます。

ハーゲンダッツの歴史

1960年、アメリカ・ニューヨークにて、創始者のルーベン・マタス氏の「究極のアイスクリームを作りたい!」という熱意と信念により、ハーゲンダッツは誕生しました。

1950年〜60年代のアメリカでは、アイスクリームには当たり前のように合成着色料や乳化剤が使用されていましたが、マタス氏はシンプルな材料にこだわり、誰もが美味しいと感じるアイスクリーム作りをスタート

そして、1番最初に誕生したのフレーバーが、「バニラ」「チョコレート」「コーヒー」の3種類でした。

セレブたちが集うニューヨークの高級デリから販売を始めましたが、その厳選された素材を使用した贅沢な味わいのハーゲンダッツは、セレブたちの間で人気に火がつき、瞬く間にアメリカ中に広まりました!

1973年には全米で販売を開始、1976年にはハーゲンダッツ1号店(日本でいうサーティーワンのような専門店)がニューヨークでオープンしました。

その後はアメリカ国外へも人気を広げ、現在では世界50カ国以上で愛されているアイスクリームへと成長を遂げたのです。

ちなみに日本には1984年から販売開始され、青山にはハーゲンダッツショップ1号店をオープンしました。(現在は閉店されています)

そのため日本でも40年近く歴史があるんです!

日本から世界へ発信されたフレーバーがある!?

1995年には日本人好みのフレーバーを開発するための施設「R&Dセンター」を日本国内に設立しました。

そこで開発されたのが、今は定番となっている「グリーンティー」なんです!

抹茶本来の風味を生かし、甘さとほろ苦さのバランスが絶妙な味わいは、様々な高評価を獲得し、日本から世界へ発信された記念すべき第1号のフレーバーとして、今も多くの人々から愛されています。

ちなみにクリスピーサンドも日本生まれなんです!

ハーゲンダッツの由来

実はハーゲンダッツというのは造語で、言葉自体に意味はありません。

創始者のルーベン・マタス氏が、当時から酪農王国と呼ばれている、アイスクリーム作りが盛んだったデンマーク「コペンハーゲン」の知名と、それに響きの合う「ダッツ」という言葉(特に意味はない)を掛け合わせて、「ハーゲンダッツ」という名前になったんです。

そのため、ハーゲンダッツはヨーロッパ生まれのアイスクリームだと思っていた、という方も少なくないんだそう!

発売年代別ハーゲンダッツのフレーバー

ここからは年代別に発売されたハーゲンダッツのフレーバーを厳選してご紹介していきます!

1980年代

バニラ

マダガスカル産のバニラビーンズを使用した、贅沢で濃厚な味わいです。

定番中の定番、これを無くしてハーゲンダッツは語れないフレーバーです!

チョコレート

香り高いココアパウダーを使用した芳醇な香りが特徴です。

現在はチョコチップなどが入っていたりと、ノーマルなチョコレートアイスは販売されていませんが、発売当時は人気のフレーバーでした!

ハニー

滑らかでコクのあるバニラアイスに、はちみつがたっぷりと加えられ、優しい甘さが広がります。

こちらも現在は販売されていませんが、当時は砂糖を使用していない「ノーシュガーアイス」としてアメリカでは大変話題になったフレーバーなんです!

1990年代

ストロベリー

自然豊かなアメリカ北西部で収穫されたイチゴをふんだんに使用し、甘酸っぱいイチゴ本来の味わいが楽しめます。

個人的にストロベリーが1番好きなフレーバーです!

クッキー&クリーム

濃厚なバニラアイスと、ほろ苦いココアクッキーのバランスが絶妙な味わいです。

発売当初はハーゲンダッツの代表作とも言われた、定番フレーバーです!

マカデミアナッツ

バタースカッチを練り込んだアイスクリームに、ゴロゴロと香ばしいマカデミアナッツがたっぷり入っています。

一度食べたら病みつきになる味わいです!

2000年代

ドルセ・デ・レチェ

キャラメル風味のアイスクリームに、ミルクを煮詰めて作ったキャラメルソースがマーブル状に入った、濃厚な甘さが特徴。

アメリカでは定番フレーバーとして発売中です!

リッチミルク

食べる牧草までこだわった乳牛の贅沢なミルクに、卵と砂糖を加えたシンプルでありながら濃厚な味わい。

日本では2002年〜2010年まで販売されていましたが、多くの声に応え2018年に復活し、現在では定番のフレーバーとなりました!

カスタードプディング

卵と砂糖をたっぷり使ったカスタードアイスクリームに、香ばしいカラメルソースが混ぜ込まれた上品でまろやかな味わい。

2014年に行われた「あのフレーバーをもう一度“フレーバー復活選挙”」にて堂々の1位に輝き、2018年には期間限定で復活を遂げたほど、人気のフレーバーです。

2010年代

パンプキンプディング

パンプキンアイスクリームに、ほろ苦いカラメルソースが混ぜ込まれた、かぼちゃの優しい甘さが引き立つ味わい。

現在は販売されていませんが、個人的に大好きだったフレーバーだけに復活してほしいです・・・。

チョコレートブラウニー

チョコレートアイスクリームと、しっとりとしたチョコレートブラウニー、濃厚なチョコレートソースの3つの食感と味わいを楽しめる。

現在は販売されていませんが、チョコレート好きにはたまらないフレーバーです。

kajitsu、cookieシリーズ

kajitsuはアイスクリームの上に、フルーツソースがたっぷりとかかったフレーバーで、マンゴーとブルーベリーが販売されていました。

cookieはアイスクリームの上に大粒のクッキーがたっぷりとかかったフレーバーで、ココア&アーモンドと、シナモン&キャラメルが販売されていました。

現在のハーゲンダッツはトッピングが多いように感じますので、その前身のようなフレーバーだったのかもしれませんね♪

2021年最新フレーバー

濃苺

イチゴ本来の味わいを表現したフレーバーです。

隠し味にはイチゴ酢を加え、より果実感とすっきりとした後味を感じることができます。

実際に食べてみましたが、定番のイチゴとあまり変わらないような・・・気もしましたが、濃厚なイチゴの風味が口一杯に広がって幸せでした♪

クリーミージェラートシリーズ

ハーゲンダッツには珍しい、ジェラートが楽しめるフレーバーです。

アーモンド&ミルク、マンゴー&パッションフルーツが販売されており、それぞれ2種のジェラートが1つのカップに入っています。

少し常温で溶かしてから、グルグルと練りながら食べると、本格的なジェラートのような粘りが出るのでおすすめです!

まとめ

この記事では

  • ハーゲンダッツの歴史
  • 日本から世界へ発信されたフレーバーがある!?
  • ハーゲンダッツの由来
  • 発売年代別ハーゲンダッツのフレーバー

をご紹介してきました!

  • ハーゲンダッツは1960年アメリカ・ニューヨークで誕生
  • 最初はニューヨークのセレブ向けの高級デリのみで販売
  • 徐々にアメリカ国外へ人気を広げ、今では世界50カ国以上で愛されているブランド

日本から世界へ発信したフレーバーがあることや、ハーゲンダッツは造語であることなどの驚きと発見がたくさんありましたね!

年代別フレーバーも定番化されているロングセラーのものから、一度販売終了してから復活したフレーバーなど、日々変化する市場に合わせてよく考えられていることがわかりました!

ハーゲンダッツを食べる際は、長い歴史の中でもなお変わらぬ、贅沢な味わいを堪能してみてください♪

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