一時期パナップにはパリパリのチョコレートがバニラアイスとフルーツソースの層と重なって入っていましたが、いつの頃からかなくなってしまいました。
「パナップのパリパリが好きだったのに、なんでなくなったの?!」
こんなお悩みをもっている方はもちろん、パナップのパリパリを知っている人も知らなかった人も、これを読めばパナップのパリパリがなくなった理由がわかります!
さらに、今「パナップでパリパリ食感」を楽しめる商品もご紹介します!
パナップのパリパリが無くなった理由
パナップのパリパリがなくなった1番の理由は、2014年の「新パナップVS元祖パナップ」というキャンペーン投票で元祖パナップが勝利したからです。
実際、キャンペーン終了後の2015年にパナップからチョコレートのパリパリがなくなっています。
そして、2016年から現在のようなトルネード型になっているのです。
パナップの変遷
もともと、パナップにチョコレートのパリパリはありませんでした。
パナップは歴代で商品の特徴が大きく変わっています。
時代によって変化してきたパナップの歴史を表にまとめてみました↓
年代 | 商品の変遷 |
1978年 | パナップ発売 縦長のカップが特徴で、専用の長い木べらのスプーンがあった バニラアイスに縦状にフルーツソースが入っていた |
90年代 | 1988年に商品のラインナップにチョコレート味が加わり売り上げが伸びる |
90年代後半~00年代前半 | 他メーカーによるアイスの主力商品が「大容量・安い・美味しいバニラカップアイス」へ移行する中で、パナップの売り上げが低迷する |
2003年 | ランダムで出てくるスマイルパナップの投入 |
2010年 | パリパリパナップの誕生 開発者がミルフィーユに着想を得て開発される バニラアイス・フルーツソース・チョコレートがミルフィーユのような層状になっており、チョコレートのパリパリ食感が人気を集め、売り上げは全盛の期水準まで回復する |
2014年 | 「対決!新パナップVS元祖パナップ」キャンペーンが開催される |
2015年 | パナップからチョコレートのパリパリがなくなる |
2016年 | バニラアイスとフルーツソースがトルネード状になる |
パナップの変遷は大きく3つに分けられます。
パリパリがなかった1978年の発売当初からパリパリパナップを経て、現在のトルネード状のパナップへ変化してきました。
今「パナップでパリパリ食感」を楽しむには
現在発売されているパナップで「パリパリ食感」を楽しめるのが、2021年6月7日に新発売された「パナップ チョコミントパフェ」です。
商品パッケージにも「パリパリチョコ」と書かれています!
現在のパナップと同じくトルネード状にチョコレートが入っていますが、新しいパナップの形状でもパリパリ食感はファンに好感触のようです↓
今は歴代人気パナップを選び放題
2021年6月に「パナップ チョコミント」が発売され、パナップで「パリパリ食感」を楽しめるようになりました。
これはつまり、今は歴代パナップ3種全てを楽しむことができるチャンスです!
歴代各種それぞれにファンをもつパナップならではのラインナップといえるかもしれません。
発売された年代 | 歴代商品の特徴 | 現在販売されている商品 |
発売~2010年 | ソース縦状 スマイルパナップ | マルチパック |
2010年~2015年 | パリパリパナップ | パナップ チョコミント |
2016年~現在 | トルネード状 | パナップ グレープパフェ パナップ 国産メロンパフェ |
まとめ
チョコレートのパリパリがなくなった理由は、2014年に「新パナップVS元祖パナップ」のキャンペーン投票の結果、元祖パナップが勝利したからです。
しかし、2021年6月には「パリパリ食感」を売りにした「パナップ チョコミント」が現在のトルネード状にパリパリチョコレートが入った形状で発売されています。
過去にパナップがパリパリのミルフィーユ状で販売されていたのは、2010年~2015年の5年間。
1978年から2021年現在までの40年以上の歴史の中でほんのわずかの期間です。
それにもかかわらず、一時期人気が低迷していたパナップに新たなファンを作った立役者はパリパリ食感のパナップだったのではないでしょうか。
今なら歴代パナップが楽しめるチャンス!
ぜひ各種類のパナップを食べてその歴史を感じてみてください♪