最近ではケーキはオーブンで作るものから、炊飯器で手軽に作れるものとして身近に感じられるようになりました。
シフォンケーキといえば、真ん中に穴が開いている専用の型を用意しなくちゃいけなくて面倒だなぁと思っていたので、炊飯器で出来ると知り、実際にシフォンケーキをつくってみました!
二度!!
はい、一度目は失敗したのですよ…。
生地がぎゅっと詰まった感じになりました( ;∀;)
今回は炊飯器シフォンケーキの失敗例とその場の救済、次回失敗しないようにするにはどうしたら良いかを調べました!
今!失敗したー!!と叫んでいる方は『炊飯器シフォンケーキの失敗例』から目を通していただけると、何か救済につながるかもしれません。
炊飯器シフォンケーキ作りにおいて失敗してから学んだ事
- 面倒だけど、材料はしっかりはかる
- レシピ通りに作る
- ボウルをひっくり返しても落ちないくらいの屈強なメレンゲに育てる
- 育ったメレンゲは生まれたての赤ちゃんに触るように大事にサックリ混ぜる
- その炊飯器に生地を託しても問題ないか
当たり前のようですが、お菓子作りにおいてとても重要な事です。
私は良く「こんなもんで良いかな」で失敗します( ;∀;)
実はケーキ作りに向かない炊飯器が結構ある
- IH圧力式炊飯器
- ヒートセンサーの機能がある炊飯器
- 加圧式の炊飯器(すし飯モードやケーキモードがあれば大丈夫です)
上の2つの炊飯器は何度炊飯しても生地がうまく焼けないようです。
他の炊飯器でも、必ず『通常炊飯』でスイッチいれましょう!
『急速(早炊き)炊飯』など、圧力がかかってしまうと生地は上手に焼けませんので要注意です⚠
炊飯器シフォンケーキの失敗例
どんな失敗か、その対策についてまとめました。
膨らまなかった
味はシフォンケーキだけど、焼く前の生地と同じくらいの高さで、ふわふわプルプルというかんじじゃない
私もそうでしたが、生地が膨らまない殆どの理由が「メレンゲ」です。
角が立つくらいじゃ物足りません、ボウルをひっくり返しても落ちないくらいのしっかりしたメレンゲを作りましょう。
卵白を泡立てる前に、塩を一つまみ入れると泡立ちが早く、しっかりしたメレンゲになりますよ♪
お湯を沸かし、炊飯器のお釜に入れて熱々にしておくと生地が膨らみやすいです。
⚠炊飯器にお釜を入れたまま温めると、水滴がついて後で拭くのが大変だったので炊飯器から出して温めておくのをオススメします。
生地が硬くてねっとりしたシフォンケーキになった
生地が膨らまず、ぎゅっと詰まってずっしりしてしまった
他にも調べるとリメイクレシピが見つかりましたが、一番簡単なラスクがオススメです♪
- シフォンを一口サイズに包丁でカット
- 砂糖をまぶし、120℃くらいに余熱したオーブンでお好きな硬さに焼く
水分を飛ばして柔らかめラスクにしてしまえば、食べやすいと思いますよ。
生焼けだった
炊飯器はオーブンと違って上の方(表面)は熱が通りにくいです。
生地の量にもよりますが、保温かもう一度炊飯するかは火の通り加減で選んでいただけたらと思います。
もう一度炊飯する場合は、ボタンを押して放置するのではなく、15分くらいで一度生地の様子を確認してみてくださいね!
焼けてひっくり返したら形が崩れた
私実際にこれで失敗しまして、お釜をひっくり返したらボタボタッと( ;∀;)
新しい炊飯器のお釜だと、つるつるコーディングがされていて生地が綺麗に抜けるんですが、そうでない場合はあらかじめお釜の底にバターや油などを薄く塗っておくと綺麗に取り出せますよ♪
(周り(側面)に塗ると生地がしぼむ原因になりますので、底だけにしましょう)
番外編:メレンゲを失敗した!
メレンゲってとってもデリケートなので、少しでも卵黄や油分が付いた泡だて器を使うとしょぼんとなっていつまでたっても硬く膨らんでくれません。
知らずに卵黄の生地を混ぜ合わせた泡だて器でメレンゲに挑戦したら惨敗しました。
失敗した卵白とやり直して使わなかった卵黄を合わせて晩御飯にかに玉にリメイクしましたトホホ。
まとめ
炊飯器シフォンケーキにおいて失敗しないよう大事なお約束をもう一度まとめておきますと
- レシピ通りに作る
- 材料をしっかりはかる
- 炊飯器の種類を確認
- メレンゲ命!しっかり泡立て、生地と混ぜ合わせる時にサックリと混ぜる。しつこくしない(しかし、混ぜすぎなくてもしぼんでしまう原因になりますので注意⚠)
メレンゲの立て方、生地との混ぜ合わせ方はYouTubeなどの動画サイトを参考にするのが一番ですよ♪
失敗してもリメイク出来ますし、材料もお家にあるものが殆どなので何度もトライしてお好みのシフォンケーキが作れたら最高ですね。