- ギモーブとマシュマロの違いってなに?
- ギモーブとマシュマロの始まりは?
ふわふわ系スイーツの代表といえば、マシュマロ、そしてギモーブ(もしくはギモーヴ)。
あれ、マシュマロとギモーブって同じお菓子じゃないの?って思いますよね。
実はこの2つはルーツをたどると同じですが、違うところがあるんです。
そこでこの記事では、ギモーブとマシュマロの違いをわかりやすくまとめました。
あまり一般的に販売されていないギモーブの購入方法も紹介していますよ。
ギモーブとマシュマロの違い
まずは日本で一般的に知られているギモーブとマシュマロの違いを見てみましょう。
ギモーブ | 違い | マシュマロ |
フルーツピューレ・砂糖・ゼラチン | 材料 | 卵白・シロップ・ゼラチン |
温めた材料を泡立てて固める 難易度高め | 作り方 | メレンゲと材料を混ぜ合わせ固める ギモーブよりは難易度低め |
フランス語 | 語源 | 英語 |
ふんわり、果実感 | 食感・味 | もっちり、甘い |
四角形が多い | 形 | 円柱形が多い |
洋菓子店など | 販売経路 | スーパー・コンビニなど |
ふわふわスイーツという共通点がありながら、比べてみると結構違いがありますね。
正直、マシュマロは普段のおやつ、ギモーブはちょっとおしゃれなデザートという勝手なイメージがあるかも(笑)
ギモーブもマシュマロもルーツは薬草?!
それぞれの語源にギモーブがフランス語なのに対し、マシュマロは英語と書きましたが、実はどちらも同じ薬草を指しています。
その薬草の名前は、日本語で「ウスベニタチアオイ」。
フランス語でウスベニタチアオイは「guimauve officinale」、英語では「common marshmallow」といい、それぞれ「ギモーブ」と「マシュマロ」になるわけです。
その昔、このふわふわスイーツはウスベニタチアオイの根っこを原料に作られていたのだそう。
というわけでルーツをたどるとフランス語か英語か言語の違いだけで、ギモーブとマシュマロ自体に違いはないんです。
ギモーブの本場・フランスでも日本でも、実はマシュマロのように卵白の入ったギモーブが売られていたりするんですよ。
それでも日本的に言うと、ギモーブとマシュマロには上記の表のような違いがあります。
ここまで違いにこだわるのは日本だけなのかもしれませんが...。
ギモーブとマシュマロの始まり
ギモーブとマシュマロの始まりはずっと昔、古代エジプト時代にまでさかのぼります。
昔の人たちは原料のウスベニタチアオイを、喉の炎症や痛みを抑える薬として使っていたのだとか。
フランスで、ウスベニタチアオイの樹液とメレンゲ・砂糖を混ぜ合わせたものをキャンディ型に入れて作ったのが、今のギモーブの始まりのようです。
そのうちウスベニタチアオイは使われなくなり、今のような材料のギモーブやマシュマロになっていきました。
マシュマロの大量生産ができる機械がアメリカで発明されたおかげで、今やマシュマロはどこでも手に入れることができる気軽なお菓子の一つ。
マシュマロを火であぶってクラッカーにサンドして食べる「スモア」はアメリカでは定番のおやつなんですよ。
ギモーブをオンラインで買う
スーパーやコンビニでは「マシュマロ」はよく見かけますが、「ギモーブ」ってあまり見かけませんよね。
売っているスイーツ専門のお店もありますが、このご時世、ギモーブだけを探しに専門店に行くのもちょっと面倒...
そこで、オンラインで買えるギモーブがないか調べてみました。
ちなみに楽天もAmazonも、「ギモーブ」で検索するとギモーブもマシュマロも検索結果に出てきます。
卵白を使用していないこだわりギモーブをオンライン買うなら、次の2つのお店がおすすめですよ。
ブールミッシュのギモーブは1個ずつフルーツのカラーがついていてカラフルで可愛らしい!
対してLOUNGE TOKYOのギモーブはチョコレートがかかっている贅沢な作りになっています。
どちらも自分へのご褒美に、お友達へのギフトにぴったりのスイーツですよ。
ふわふわ系スイーツを楽しもう!
日本的に言うとギモーブとマシュマロの明確な違いがありますが、実はルーツは同じ。
植物の名前がそのままお菓子になり、それぞれの言語でギモーブ、マシュマロと呼ばれるようになりました。
日本ではマシュマロと比較すると、ギモーブと呼ばれるスイーツはあまり流通していない印象がありますね。
どちらも可愛らしく美味しいふわふわ系の代表スイーツであることは間違いなし!
ふわふわ系スイーツでいやしのおやつ時間を過ごしてみては?