- 白くまアイスの食べ方ってあるの?
- 白くまアイスってアレンジできる?
- 白くまの歴史って?
九州、特に鹿児島の名物として今や全国で食べられるようになったかき氷といえば「白くま」。
練乳とフルーツの乗ったちょっとゴージャスなかき氷です。
とはいえ、初めてもしくはあまり食べる機会のない人にとってはどうやって食べればいい?なんて素朴な疑問も。
そこでこの記事では、白くまアイスの食べ方から歴史やアレンジまで、ちょっとためになる情報をまとめました。
白くまの好きも初めて食べる方も、この記事で白くまのとりこになる、かも?!
白くまアイスの食べ方ってある?
白くまとは、かき氷に練乳とフルーツがトッピングされたちょっとゴージャスな氷菓子。
九州では「白くまアイス」ではなくシンプルに「白くま」もしくは「氷白熊」と呼ぶようです。
今では全国のコンビニやスーパーでカップ入りの白くまを見かけることが多くなりましたね。
でもカップ入りのかき氷って正直食べづらい、って思ったことありませんか?
カッチカチに凍っているし、フルーツとかちょっと硬すぎて味がしない(泣)
そこで気になったのが、鹿児島で白くまの「本家」「本物」と名高い喫茶店・天文館むじゃきのおすすめしているこの食べ方です。
Q. カップ入りの白熊のおいしい食べ方を教えてください。
お召し上がりの10~20分ほど前に冷凍庫から食卓に出して自然解凍するか、電子レンジ(500W)で大白熊なら1分以内、ベビー白熊なら20秒以内でやわらかくなります。上下に混ぜながらいただくと、尚一層おいしく召し上がれます。
天文館むじゃき
そういえばちょっと溶けた方が美味しいアイスクリームってありますよね。(ハーゲンダッツとか...)
白くまもその味わいを最大限楽しむには、ちょっとだけ溶かすのがポイント!
硬すぎる氷がいい感じに溶け、フルーツもその本来の味を取り戻してくれます。
少し溶かすと混ぜやすくなり、かき氷全体に味を馴染ませることもできますね。
混ぜるときには周りに氷がこぼれやすいので、お皿に移し替えたり、お皿の上にカップを乗せたりするとスマートに食べられますよ。
白くまアイスってアレンジできる?
白くまはそれだけゴージャスなアイスですが、アレンジして食べるのも楽しいかも。
そもそもゴージャスなかき氷とはいえ、白くまの中身は至ってシンプルです。
白くまシリーズを販売している丸永製菓のサイトにはカップ「白熊」の中身についてこんな説明が。
練乳氷に、チェリーソース、みかん果肉、小豆甘納豆、パイン果肉入りソースをトッピングした白熊の定番商品です。
丸永製菓
基本は氷・練乳・フルーツ・小豆といったところですね。
そこで自分の好きなフルーツをもっとトッピングしたり、小豆を追加してみたりというアレンジを加えるのはどうでしょう?
白くまを製造販売している会社はいくつかありますが、どの会社も大体シンプルな白くま以外に、ストロベリーやマンゴーのバージョンなどバラエティー豊かなフレーバーを用意しているんです。
もちろんそれを購入して食べるのもありですが、ここはゴージャスに、シンプルな白くまを買ってそこにフレッシュなフルーツを自分でトッピングしてアレンジで食べてみるのもありですよね!
ちなみに丸永製菓では白くまのカフェラテ味を販売しています。
確かにベースは練乳味なのでコーヒー風味も合いますよね!
その発想からすると、コーラとかオレンジジュースをちょっと入れてみるのもあり?!
白くまの歴史って?
鹿児島そして九州、今や全国で愛されている白くまですが、そもそも白くまってどんな歴史があるのでしょう?
実は諸説ありな白くまの歴史...でもここはきちんと農林水産省がまとめてくれていましたよ!
「白熊」は、昭和20年代に創業した老舗飲食店が発祥であるといわれている。発売当初は、白蜜、赤蜜をかけたシンプルなかき氷だったが、いちごに牛乳をかけてみると美味しかったことにヒントを得て、練乳をかけたものの、今度は甘すぎてしまたったため、改良を重ねてさっぱりとした練乳ミルク風味のシロップにたどり着いたという。
農林水産省
農林水産省のページでは白くまが「郷土料理」として紹介されていました。
郷土料理なんだって考えると、なんだかきちんと正座して食べた方がいいかなっていう気持ちになります(笑)
この「昭和20年代に創業した老舗飲食店」というのはおそらく鹿児島の天文館むじゃき。
当時の一般的なかき氷の値段は20円のところ、白くまは50円と高額だったそう!
戦後まもない日本では稀に見るような豪華なかき氷は、当時の人たちにとっては憧れだったのかもしれませんね。
白くまはギフトにもできる?
鹿児島の有名店・天文館むじゃきの「白熊」は本場で食べるのがもちろん格別に美味しいですが、実はオンラインで全国から買えるんですよ!
夏のお中元としてアイスギフトはピッタリ。
もしかしたら無類のアイス好きなら冬のお歳暮にもいけるかも?
天文館むじゃきの白熊はサイズがかなり大きく、レギュラーの白熊だと縦横10cm以上の大きさになります!
かき氷をいくら食べても頭がキーンとならない方へのギフトならレギュラーサイズがおすすめですが、そうでもない方は「ベビー白熊」がおすすめ。
ベビーと言ってもスーパーで販売されているカップ白くまよりはちょっと大きめサイズなので、ギフトとしては十分な見栄えになりそうです。
食べ方はベビー白くまも通常サイズと同じく、ちょっとだけ溶かすのがコツ。
お友達や家族への気軽なギフトなら、白くまの本場・鹿児島で長く愛されているセイカ食品の「南国白くま」もおすすめですよ!
白くまでちょっと贅沢アイスを楽しむ!
白くまはかき氷の中でもちょっとだけ贅沢を楽しめる特別なかき氷!
買ってきたら少しだけ食べるのを我慢して、ちょっと溶かしてから食べると白くま本来の美味しさを十分に楽しめます。
本場の白くまを九州からお取り寄せするもよし、近くのスーパーで買い占めるのもよし。
白くまに小豆やフルーツなど自分の好きなものをもっとトッピングしてアレンジしてみるのもどうでしょう?
白くまでちょっと贅沢なアイスを楽しんでくださいね!