グルテンフリーが注目される中で話題になっている米粉!
お料理からお菓子にも使うことができるオールラウンダーな粉なのですが、ちょっと扱いにくい面も💦
そこで今回は米粉で作るクッキーの失敗からどうしたら成功するのかを調査していきます。
米粉のクッキーがまとまらない?!サクサクの食感にするにはどうしたらいい??
米粉の性質がわかれば誰でも美味しいお菓子やお料理がつくれます!!
これか米粉のお菓子に挑戦してみましょう。
米粉のクッキーがまとまらない?!
米粉がまとまらない理由を説明します。
米粉は「うるち米」を粉にしたものです。
なのでお米の性質がそのまま反映されます。
詳しくはこちらの記事でも解説しています!
そもそもなぜ、米粉が注目されるようになったのか。
それはグルテンフリーが広まったことにあります。
グルテンの粘りをだす性質が消化不良を起こしてしまう原因になっていると言われ、腸にある細胞を壊してしまうおそれがあることがわかりました。
もともとは自己免疫疾患の患者のためにつくられた食事療法なのですが、これがスポーツ選手などに広まり、話題になったのではないかといわれています。
そこででてきたのが「米粉」です。
消化吸収もよく栄養価も高いことで注目されました。
しかし、この米粉の性質はパンやお菓子には向いていません・・・💦
なぜならパンやケーキでかならず必要なグルテンにある「生地をつける性質」がないのです。
この性質こそ米粉がまとまらない原因です!
結果、巷にある米粉製品をみてみると生地の粘着を高める製品をいれています。
では、お家で米粉を使ったクッキーやお菓子をつくるにはどうしたらいいのかをみていきましょう!
クッキーのサクサクの食感をつくるには。
米粉でクッキーやお菓子を作るときにはいくつかのポイントがあります。
米粉の性質上、そのままでは生地がまとまらず、膨らむことはありません。
なので、他の食材で補っていくしかありません。
その①砂糖や油脂の力をかりる
米粉はそもそもお米なので、冷えると固くなってしまいます。
かちかちのクッキーになってしまいますので、しっかりくわえましょう・
砂糖や油脂を使うことである程度軽減はできるはずです。
その②ベーキングパウダーなどを使用する。
米粉は膨らまないのでしっかりとベーキングパウダーを使いましょう。
生地に空気を入れてくれるのでサクサクの食感を助けてくれます。
その③調理法を慎重に
グルテンの性質ですと混ぜすぎは生地が上手くいきませんが、米粉はその性質ゆえ大丈夫だといわれています。
しかし、ここで混ぜすぎてしまうと、クッキーの場合は中の空気をさらに押しつぶしてしまう可能性があり、混ぜすぎると固いクッキーになります。
サクサクにはなりません。
なので、生地のまとめ方に注意が必要になります。
色々なレシピがありますが、生地のまとめはふんわり1回が多いようです。
一度試してみてください。
米粉のクッキーを美味しくできるレシピ
パティシエの方が投稿している動画です。
こちらのレシピはこめ油を使い、なじませながら生地を作っていきます。
ちょっとでも触ると崩れてしまいそうな生地のまわりを固めて薄くしたことでサクホロのクッキーの出来上がりです。
上記のレシピとは違い、冷蔵庫で生地を冷やして油となじませます。
生地をまとめる手間が少なくなるのでおすすめのレシピです。
米粉はどうしてもまとまりにくいので、油を多めに入れたり、冷やしたりしながら生地を調節しましょう。
米粉の種類
昨今ではパン向け、お菓子向けの米粉が販売されています。
上記のレシピと一緒にみてみてください。
パン向けの米粉
小麦粉と同じくらいの細かさに仕上げた米粉です。
同じようにすることでパンの仕上がりを小麦粉と大差なく仕上がるようにしています。
お菓子向けの米粉
お菓子を作るときに使いやすい米粉です。
すでにベーキングパウダーなども入っているので、膨らまない心配がありません。
この他にも天ぷら用や玄米粉なども販売されています。
仕様によって分けてみると料理の幅が広がって面白いですよ!
まとめ
今回は米粉のクッキーにつていて調査してみました。
小麦粉と性質が違うので最初は使いづらいかもしれませんが、いろいろなレシピの幅が広がります。
お料理好き、お菓子づくりが好きな方にはおすすめですよ!
参考になれば幸いです。