新鮮なりんごをみると、思わずシャキッと丸かじりしたくなりますよね♪
しかし丸かじりすると、りんごは水分が多いので気づくと肘まで果汁でべったべたに…!なんて事もあります。
衛生面では、りんごの皮の表面ってべたべたしてる事が多いし、もしかして農薬が残ってる?どれくらい、どうやって洗ったら安心して丸かじり出来るの?
結論、りんごを丸かじりする時の洗い方は、約30秒流水で洗えば農薬は落とせます。
りんごを丸かじりするメリット・デメリット
まず、りんごを丸かじりするメリットとデメリットについて調べてみました。
りんごを丸かじりするデメリット
- 上手く食べないと、果汁で手も口回りもべたべたになる。
- 歯ぐきから血が出ることがある。
- 皮の表面についている農薬が心配。
上手く食べないと、果汁で手も口回りもべたべたになる。
りんごに限らず果物の丸かじりにはこの悩みはつきものですよね。
漫画や芸能人みたいに綺麗に食べたい!
ではどうしたら良いか、これはもうかじった瞬間に果汁を吸うしかないです。
吸血鬼のように吸ってやりましょう。
吸いきれなかった事を考えて下にお皿をセットしておくのも良いと思います。
歯ぐきから血が出ることがある。
果物の中でも実が固めなりんご。
歯周病などで歯ぐきが弱っている人は、りんごに負けてしまうのかもしれませんね。
健康な人であればよっぽど歯や歯茎にダメージは無いと思いますが、気になる方は潔く包丁を入刀することをオススメします。
歯とは一生の付き合いですからね!
皮の表面についている農薬が心配。
はじめにも表記しましたが、国産のりんごであれば「約30秒流水で手で洗えば大丈夫です。」
なぜなら、日本は世界でも群を抜いて農薬について厳しいチェックを設けていますし、日本で使われる農薬はほとんどが水溶性で、水で洗い流せてしまうものだからです。
国産のりんご以外は?と疑問に思われるかもしれませんが、現在私たちがスーパーで購入出来るりんごは、99%国産です。
といっても輸入りんごに絶対遭遇しないなんてことは言い切れませんし、水洗いだけじゃ安心できない!という方は次の「りんごを丸かじりする前の洗い方」をチェックしてください。
水洗い以外でりんごの残留農薬を落とす方法をご紹介します。
りんごを丸かじりするメリット
- 丸かじりすることにより、歯ぐきやあごが鍛えられる。唾液の分泌もよくなり虫歯や歯肉炎などのケアも期待できる。
- 満腹感がある。
- りんごの皮にしかない栄養素が摂取できる。
- ワイルドでなんか格好良い。(個人的見解です)
丸かじりすることにより、歯ぐきやあごが鍛えられる。唾液の分泌もよくなり虫歯や歯肉炎などのケアも期待できる。
デメリットでは、歯ぐきが傷つく!となっていましたが、こちらは鍛えれば丈夫になるといいう考えです。
満腹感がある
丸かじりすると、皮をむいてカットされているりんごに比べ顎を動かしよく噛むので、満足感が得られます。
ダイエット中だけれど食べ応えのある甘いものが食べたいー!という時にオススメです。
りんごの皮に豊富に含まれている栄養素が摂取できる。
「一日一個の林檎は医者いらず」そんなことわざがあるくらい、りんごは栄養価の高い食べ物です。
りんごをむいて食べる時に、うさぎさんにしない限りほとんどの方が捨ててしまう皮の代表的な栄養素はこちらです。
栄養素 | 効能 |
プロシアニジン | ・内臓脂肪を減らす ・アンチエイジング効果 |
エピカテキン | ・高血圧の予防 ・アンチエイジング |
アントシアニン | ・眼精疲労・視力の回復 ・その他視野機能の改善 |
ペクチン(食物繊維) | ・整腸作用 |
4つの中でも、りんごにはプロシアニジンが一番多く含まれています。
目が良くなり、脂肪が減り若返るなんて、りんごは悩める女性の美味しい味方ですね!
加熱すると一部栄養素が壊れてしまうので、しっかり洗ってそのまま丸かじりがオススメです。
りんごを丸かじりする前の洗い方
りんごを丸かじりするデメリットでも出てきましたが、りんごを育てるうえで害虫駆除などどうしても農薬は必須になります。
なんと、りんごを育てている際の日本の農薬使用量ワースト2です。
これだけ聞くと恐ろしくて皮を剥きたくなりますが、食べる前にしっかりと下処理してしまえば大丈夫です!
では、残留農薬を落とす方法をいくつかご紹介します。
- 流水で約30秒洗う。
- 重曹の入った水でため洗い→流水で流す。
- 酢水で洗う。
- 野菜洗い用の洗剤で洗う。
- 沸騰したお湯の中に約15秒つける。
- 塩で皮の表面をこすり、流水で流す。
全部身近な道具と材料で出来る方法ですね♪
重曹からの流水で洗う合わせ技をしても良さそうです。
ちなみに、りんごの表面はつるつるというよりベタベタしている事が多いです。
まさかこれが農薬?!
いえNO薬!これは、熟成されたりんご自身によるロウ物質が染み出ているために起こる現象ですので安心して丸かじりして下さいね♪
りんごを丸かじりする時のコツ
下から食べる
果汁がこぼれない対策ですね。
それに下(おしり)の方が小さくなっているので、食べこぼしがなさそうです。
包丁で切り込みを入れる
りんご産地県の方が実際にしている食べ方です。
包丁で8本くらい芯の近くまで放射線状に切り込みを入れます。
齧ると実がブロック状にポロッと剥がれるので、何もせずに丸かじりするより綺麗に食べる事が出来ます。
まとめ
ここまで紹介してきた内容をまとめておきます。
りんごを丸かじりするメリット
- 丸かじりすることにより、歯ぐきやあごが鍛えられる。唾液の分泌もよくなり虫歯や歯肉炎などのケアも期待できる。
- 満足感ある。
- りんごの皮に豊富に含まれている栄養素が摂取できる。(内臓脂肪を減らす・アンチエイジング・視野機能の回復・整腸作用)
りんごを丸かじりする前の洗い方
- 流水で約30秒洗う。
- 重曹の入った水でため洗い→流水で流す。
- 酢水で洗う。
- 野菜洗い用の洗剤で洗う。
- 沸騰したお湯の中に約15秒つける。
- 塩で皮の表面をこすり、流水で流す。
りんごを丸かじりするコツ
オススメは包丁で8本くらい放射線状に切り込みを入れてから丸かじりする方法です。
今までりんごは櫛切りに、皮は口に残る感じがあまり好きではなかったので剥いてしまっていましたが、栄養の塊と知り、これからは丸かじりして皮もしっかり食べようと思いました。
皮を剥いていたので、りんごをそんなに意識して洗ったことがなかったのですが、農薬やはり怖いですからしっかり洗って美味しく食べたいと思います。