- ドナルド・マクドナルドってなんか怖い?
- ドナルド・マクドナルドって何者?
ファストフードチェーンの代表、マクドナルドのキャラクターとして有名な、ドナルド・マクドナルド。
マクドナルドを知っている人であれば誰もが知っているキャラクターではないでしょうか。
子供に人気のキャラクターのはずですが、実はドナルドが怖いという声もあるようです。
この記事では、ドナルドが怖いといわれるワケを探ってみました。
同時に、彼に関する歴史とウワサも紹介しますよ。
ドナルドについて本当のことを知ると、彼が怖いというイメージがくつがえされるかもしれません。
ドナルド・マクドナルドが怖いといわれるワケ
ピエロのイメージが怖い
本来ピエロはおかしな格好をして人を楽しませる愛されキャラクターです。
そんなピエロがそもそも怖いという人もいます。
映画の中に恐ろしいピエロが出てきたり、ハロウィンの仮装に怖いピエロの格好をしたりと、ピエロのイメージが怖くなるような要素が世の中に結構ありますよね。
ピエロの格好をして犯罪をはたらく人がいたこともあり、ピエロに対するネガティブイメージが植え付けられてしまったのかもしれません。
ドナルド・マクドナルドはピエロなので、怖いピエロとイメージが重なってしまう人もいます。
表情が読めない
顔を白塗りしているので、本来の人間の表情が見えないドナルド。
その無表情に見える顔が怖いという意見もあります。
表情が読めないだけでなく、ピエロというキャラクター性から、行動が読めない怖さがあるという人も。
そういえば私も子供の時、表情のない遊園地の着ぐるみが怖かった思い出があります。
キャラクターが自分のところに来てくれたのに、それが怖くて号泣しました(笑)
そういう思い出も含めて怖いと思う人もいるのかもしれませんね。
なんとなく怖い
特に怖い理由に説明がつくわけではないけれど、なんとなく怖いという人もいます。
ピエロに限らず、本当は怖がる必要のないものを怖がってしまうという傾向はあるもの。
他の人は怖いと思わないものでも、自分だけ怖く感じたり、またその逆もあったりしますよね。
ドナルドに関しては、怖いというイメージがある人がたまたま多いのかもしれません。
ドナルドに関するウワサ
怖いから消された?
ドナルドのイメージがあまりにも怖いので、最近はCMに出てこなくなった、あるいは消されたというウワサがあります。
ドナルドのキャラクターを全面に押し出してCMをしていた時に比べると、ドナルドが表舞台に出てこなくなったことは事実です。
しかしドナルドを使わなくなったのは、最近の戦略としてキャラクターより商品そのものに力を入れているから。
確かにアメリカでは、ハロウィンの時期に怖いイメージで利用されることに配慮してドナルドの活動を自粛していたことはあったそうですが、それとドナルドが見かけられないこととは関係がないようですね。
ランランルーという言葉には恐ろしい意味が?
ドナルドが発する言葉として知られている「ランランルー」。
都市伝説のようなウワサに、彼のこの言葉には恐ろしい意味がある、なんていうものがあります。
実はマクドナルドの公式見解によると、彼のこの言葉はうれしい時に発せられる言葉なんです。
この言葉を口にすれば、うれしい気持ちがもっとアップするのだとか。
大人はもっと彼の存在を純粋にとらえてあげた方がいいのかもしれませんね(笑)
ドナルドって本名ではない?
実は、ドナルドが誕生したアメリカでの彼の名前は、Ronald McDonald(ロナルド・マクドーナル)といいます。
マクドナルドがアメリカから輸入されてきた時に、McDonaldを「マクドナルド」と発音、Ronaldを「ドナルド」と発音するように決定して、日本人が呼びやすいように発音が変えられました。
確かにRの発音って巻き舌になるので日本人には難しいですよね。
日本ならではのキャラクター名とは知りませんでした!
ちなみに、「ロナルド」と呼んでも「ドナルド」と呼んでもどちらでもいいそうです。
ドナルド誕生の歴史
ドナルドは、アメリカの道化師ウィラード・スコットにより誕生したキャラクターです。
1960年代最初の頃、サーカスの道化師(クラウン)として働いていたウィラードが、ワシントンにあるマクドナルドのオーナーから宣伝のために雇われます。
家族向けのサービスを提供していくのに、クラウンのイメージがぴったりだったという訳です。
それ以降彼はRonald McDonaldという名前でマクドナルドを宣伝するキャラクターとして活躍しました。
その頃は、世界中で知られる存在になるとは思ってもみなかったかもしれませんね。
オリジナルのドナルドは今とイメージが違う!
ウィラード・スコットが演じていたロナルド・マクドナルドは今とは全然イメージが違います!
マクドナルドのドリンクをイメージした鼻をつけ、頭にはトレーのような帽子をかぶり、おなかにはセットメニューが取り付けられていました。
まさにマクドナルドの宣伝そのものといったイメージです。
顔のメイクの仕方も今のドナルドとはまるで違いますよね。
子供たちに愛され、どこにいてもわかるようなキャラクターをということで、現在のドナルドのスタイルに変化していったようです。
地道に社会に貢献するドナルド
怖いなんていわれてしまっているドナルドですが、表舞台で活躍しなくなった今は、社会貢献活動に忙しくしているんですよ。
学校や幼稚園などの施設に出向いて、安全や食事について楽しく学ぶプログラムを行なったり、重い病気と闘う子供とその家族をサポートする施設に彼の名前がつけられたり、と陰で活躍しています。
本来道化師は人を笑顔にする目的のキャラクター。
本当の意味で子供たちが笑顔になることができるように、社会に貢献する活動も彼らの大切な役割のひとつですよね。
ドナルド・マクドナルドは陽気な道化師!
いろんなウワサや都市伝説がささやかれるドナルド・マクドナルドですが、その本性は陽気な道化師でした。
道化師とはMCから曲芸までオールマイティにこなせるエンターテイナーで、人々に笑いと幸せを運ぶキャラクターです。
ドナルドもそんな愛されるべきキャラクターとして誕生しました。
長年活躍するドナルドは、時代の変化に対応しながら今も社会に貢献してくれています。
マクドナルドのお店やCMでなかなかドナルドを見かけなくなった今、もし彼を見かけることがあったら、怖がらずに一緒に記念撮影してみてくださいね。