広島土産の定番といえば、広島名物「もみじまんじゅう」
この「もみじまんじゅう」がここ数年、広島新名物ならぬ、「宮島の新名物」として新たな進化を遂げているのをご存知でしょうか?
なんと宮島では「もみじまんじゅう」をその場で揚げた、アツアツサクサクの「もみじまんじゅう揚げ」が食べられるんです!
ここではその「もみじまんじゅう揚げ」が食べられるお店、「紅葉堂」と「博多屋」を徹底比較してみました。
紅葉堂【揚げもみじ®】
もみじまんじゅう揚げを初めて発売した元祖のお店「紅葉堂」
これまで試食や奉仕品にするしかなかった出来栄えの悪いもみじまんじゅうを「食べ物屋として何とか美味しく、楽しく食べることができないか」と考えた結果生まれたのが紅葉堂の「揚げもみじ®」だそうです。
また、「揚げもみじ®」は平成13年の年末に登録商標されています。
なので、「揚げもみじ®」=「紅葉堂のもみじまんじゅう揚げ」を指すことになり、他のお店のものは別の呼び方をしなければならないわけです。
【揚げもみじ®】値段・種類
紅葉堂の「揚げもみじ®」は定番の味は4種類。
種類 | 値段(税込) |
こしあん | 190円 |
クリーム | 190円 |
チーズ | 190円 |
瀬戸内レモン | 190円 |
1個200円(税込)の店舗もあり、味もその時々で「クリームチーズ」や「チョコレート」、「抹茶」などを取り扱っていることもあるようです。
それと、1店舗のみの取り扱いになるのですが「揚げもみソフト480円(税込)」というものもあり、あつあつと冷え冷えのコラボが楽しめます。
個人的には、これがかなり気になっちゃいました!
紅葉堂の「揚げもみじ®」は食べ歩きしやすいように串に刺さっており、その串の先には何味なのかわかるように記載されているのが特徴です。
【揚げもみじ®】店舗
紅葉堂の「揚げもみじ®」は宮島と広島駅で味わうことができます。
店舗 | 営業時間 | 取り扱い商品 |
紅葉堂本店 | 8:45〜17:30頃(※季節により変更) | もみじ饅頭、揚げもみじ® |
紅葉堂 弐番屋 | 9:30〜17:30頃(※季節により変更) | 揚げもみじ®、揚げもみソフト、ドリンクセット |
紅葉堂 参番屋(テイクアウト専門) | 11時~16時(当面) | 揚げもみじ®、ドリンク |
もみじ堂 広島ekie店 | 10:00〜21:00 | 揚げもみじ®、もみじ堂ナッツ(バニラプレーン、瀬戸内レモン)・もみじ堂ソフト |
宮島内に3店舗もあるなんて、人気のほどが伺えます。
宮島まで行けなくても、広島駅で気軽に食べれるのも嬉しいところ。
詳しい場所を知りたい方は、店舗案内からご覧くださいね。
また、宮島にも広島駅にも行けない人のために、実は通販でも買うことができます!
「揚げもみじ®キット」は、ご自宅でもみじまんじゅうを揚げて「出来立てアツアツ」を楽しめるキット。
油さえあれば簡単に作れ、また、店頭では常に販売されていない味も味わうことができます。
博多屋【宮島じゃけぇ】
次にご紹介するのは、明治初期に宮島にて杓子問屋として創業、現在は宮島杓子ともみじまんじゅうなどの販売をしている「博多屋」
博多屋のもみじまんじゅう揚げは「宮島じゃけぇ」という名前で売られています。
何とも広島らしいネーミングですね!
「博多屋」のまかないおやつとして親しまれてきたものを、売り物用に口当たり軽く上品に仕上げたものがこの「宮島じゃけぇ」
「揚げもみじ®」同様揚げたてサクサクがいただけます。
【宮島じゃけぇ】値段・種類
博多屋の「宮島じゃけぇ」は博多屋の「もみじまんじゅう」全7種類の味から選ぶことができます。
種類 | 値段(税込) |
こしあん | 180円 |
クリーム | 180円 |
チーズ | 180円 |
チョコ | 180円 |
もも | 180円 |
つぶあん | 180円 |
抹茶 | 180円 |
「宮島じゃけぇ」の特徴としては紙の袋に入っていて、ホットスナックのような感覚で食べれること。
何味かもしっかり袋に記載されているので、間違えることもなさそうです。
また「博多屋」では店内にイートインスペースがあり、お水やお茶も無料で提供してくれています。
食べ歩きするもよし、店内で休憩しながらもみじまんじゅうの製造風景を見ることもできますよ。
【宮島じゃけぇ】店舗
博多屋の「宮島じゃけぇ」は宮島のみで味わうことができます。
店舗 | 営業時間 | 取り扱い商品 |
博多屋 | 9:00〜18:00 | もみじまんじゅう・宮島じゃけぇ ・宮島でがんす他 |
通販もなく、まさに宮島でしか味わえないもみじまんじゅう揚げ。
博多屋店舗の北側には、「アマノステラス」という、歴史に触れるワークショップや新たな文化を発信する市(イチ)ど多目的なイベントをおこなっているスペースもあり、「宮島じゃけぇ」だけでなく、現地に赴いたからこそ出会える体験も存分に楽しめます。
【揚げもみじ®】と【宮島じゃけぇ】食べ比べの口コミ
紅葉堂本店と博多屋は道路を挟んだ向かいに店舗があり、食べ比べをすることもできます。
紅葉堂の「揚げもみじ」と、
— 森山 幸治 (@cozy_moriyama) July 7, 2019
博多屋の「宮島じゃけぇ」
どちらも衣をつけ揚げたもみじ饅頭だけど、全く味が違う
道をはさんで食べ比べが最高! pic.twitter.com/aOdHCcOFDC
実際に食べ比べをした方の口コミもご紹介しますね。
食べ比べをしましたが二個目の揚げもみじ(チーズ)が塩味系のチーズで、あれは炭酸系の酒が進む味🧀🍁
— ろろおじさま (@Roro_ojisan) September 14, 2020
どっちも美味しかったけどね。
1個目はカスタードみたいな甘めチーズでした。 pic.twitter.com/VFcCxiVwpg
宮島では揚げもみじまんじゅうを食べ比べ。
— ヤ マ グ チ(ぐっさん) (@YaMaGuChi_0318) January 30, 2020
紅葉堂、博多屋で食べました。
紅葉堂はいわゆる揚げまんじゅう、博多屋はどちらかというとサーターアンダギーみたいな感じでした。
博多屋の方が感じも良かったし、お茶やら水も無料でした。
そんなわけでボチボチ広島市内へ戻りますか。 pic.twitter.com/p1Fwy90m07
やはり、同じもみじまんじゅう揚げでも全然違うようです。
紅葉堂の「揚げもみじ®」はサクフワ感覚、博多屋の「宮島じゃけぇ」はサクホロ感覚といったところでしょうか。
まとめ
ここではもみじまんじゅう揚げの食べられるお店、紅葉堂の「揚げもみじ®」と博多屋の「宮島じゃけぇ」をご紹介しました。
紅葉堂「揚げもみじ®」 | 博多屋「宮島じゃけぇ」 | |
種類 | 定番4種+αあり | 全7種類 |
値段 | 190円(税込) (広島ekie店は200円) | 180円(税込) |
店舗 | 宮島3店舗 広島駅1店舗 | 宮島1店舗 |
通販 | あり | なし |
取り扱っている種類も値段も違い、また口コミからも味が全く違うこともわかりました。
特に博多屋の「宮島じゃけぇ」は宮島でしか味わえないので、是非、紅葉堂の「揚げもみじ®」と食べ比べをして、自分好みの味を見つけてみてはいかがでしょうか。