卵白に砂糖を数回に分けて入れつつかき混ぜ、ツノが立つ状態になって完成となるメレンゲ。
しっかりとツノを立たせた、質の良いメレンゲを作るためにも、十分に泡立たせていきたいところですね。
ところが落とし穴もあり、泡立てすぎてしまうとボソボソの失敗メレンゲに。
このように、メレンゲ作りで泡立てすぎた時の対処法はあるのでしょうか。
泡立てすぎた時の対処法について調べており、メレンゲをしっかり活用できて無駄がなくせますので、ご覧ください!
メレンゲを泡立てすぎた時の対処法は
特にメレンゲ作りに慣れていない方は、泡立てをどのタイミングで終わりにしたらいいのか、判断が難しいかもしれませんね。
泡立てをストップするタイミングを見誤り、必要以上に泡立ててしまったときはどう対処したらいいのでしょうか。
泡立てすぎたメレンゲをツノが立った状態に戻す対処法
泡立てすぎたメレンゲは元に戻せるのか、早速結論からいっていきます。
泡立てすぎたメレンゲを元に戻す対処法はなし
メレンゲを泡立てすぎると、ボソボソとした塊のような状態になってしまいます。
また、水が表れる分離·離水した状態でもあり、ここからツノが立った理想的なメレンゲに仕上げるのは難しく、対処できません。
質問:メレンゲは泡立てすぎると液体状に戻ってしまうのか
生クリームみたいに泡立てすると、もうメレンゲ状にならないのか
回答:卵は泡立てすぎると、水っぽくなってしまい、元に戻りません。
Yahoo!知恵袋
質問:液状になったメレンゲを元のフワフワな状態に戻せるか
回答:メレンゲは、一度泡立てて液体に戻ると、タンパク質の性質が変わってしまっているから、残念だけど、もう泡立ちません。
Yahoo!知恵袋
このようにネット上では、泡立てすぎたメレンゲは元に戻せず、対処できないといった声が。
作りたかったお菓子が、できなくなってしまうことになりますね。
ここで、メレンゲを泡立てすぎると、具体的にどのような状態になってしまうのかみていきましょう。
泡立てすぎたメレンゲの状態
泡立てすぎたメレンゲというのは、泡が「切れている」状態であり、膨らんでいきません。
メレンゲは泡が切れていくと、米粒のようになってぼそぼそとした質感に。
せっかくツノが立ったいい具合になったにもかかわらず、そのまま泡立て続けてしまうと、失敗になるんですね。
泡を切らないようにする対処法は、メレンゲの完成を見極めるのが重要。
砂糖の投入を終えてかき混ぜていく時、こまめに手を止めてツノの立ち具合を確認するのがポイント。
きちんとツノが立ったと判断したら、そこで手を止めて完成となります。
お菓子作りの専門家が公開している動画を参考にさせていただきました。
(メレンゲを泡立てすぎた時についてのお話は8分55秒頃)
泡立てすぎたメレンゲを使う対処法
泡立てすぎて、泡が切れてしまったメレンゲは膨らまないことが分かりました。
こうなれば、メレンゲ本来の、お菓子をふっくら仕上げる「膨張剤」としての役割りは忘れ、他で活用した方がよさそう。
メレンゲは卵白と砂糖でできていますので、これ自体を「材料」として、別のお菓子を作ることなどが活用法として考えつきます。
メレンゲ作りに失敗してしまった方は、メレンゲをどのように再生させているのでしょうか…!?
失敗してしまったメレンゲも、立派な焼きプリンに。
黄色がすごくきれいな色をしていて、美味しそうです。
カラメルがなくても、その分卵の美味しさを味わえそう。
これは失敗メレンゲを使ったようにはみえない出来映えのケーキ。
チョコレート(?)の層も練り込んであって、写真ごしにも思わず手を伸ばしたくなってしまいます。
こちらはお手軽サイズのカップ型ケーキに大変身。
可愛くてオシャレなカップにケーキを包むことで、みた感じの雰囲気もガラッと変わりますね。
お菓子は美味しいものを食べてもらおうという心配り次第で、何倍にも美味しさを高めることができるかもしれませんね。
膨らまなくても、みんな大好きさっくりクッキーに早変わり。
クックパッドにも、失敗メレンゲを生まれ変わらせるための活用レシピがたくさん出ているんですね。
お菓子に再利用して美味しく食べることができるようになれば、失敗も失敗ではなくなりますね。
メレンゲ作りに失敗して、その分新しい卵を使うことになれば、卵黄もまた器に並んでいくことに。
ですが、卵黄だって料理の代表選手、卵焼きとして復活。
お好み焼き風に鰹節をサッとひとかけ、ご飯のおかずに、お酒のおつまみにと大活躍が期待できますね。
まとめ
泡立てすぎたメレンゲは、完成したメレンゲの泡を切ってしまい、膨張剤としての役割りを果たせなくなったメレンゲ。
対処法としては、切れた泡は戻せないので、お菓子の材料などとして活用するのが吉でしょう。
泡立てすぎて失敗してしまったメレンゲを有効活用して復活させれば、無駄もなくせますし、安心してお菓子を作れそうですね!