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ラミーチョコレートが変わった、改悪の声が出ている件

チョコレート好きとしてはロッテのラミーチョコレートは定番で必須アイテムですが、以前と仕様が変わってしまいました。

私の感想ですが量の少ない個包装が3つ、食べやすさを意識してかアルコールの具合も控えめになったように感じます。

あくまで私の感想ですが、はっきり言って改悪だと思います。

以前のラミーは銀紙で包まれたものが2つ入っており1度に食べきる量としてベストサイズでした。(朝食に1つ、小腹が空いたときに1つ食べるのに丁度いい)

けっこうお酒が効いてる感じが満足感と罪悪感を満たし、無駄に食べ過ぎを防ぐ事ができましたね!?(ダイエットにもいい?)

ラミーの歴史は古く(1965年発売)バッカスと共にチョコレートファンを魅了し続けてきましたが、オールドファンをないがしろにしてないでしょうか?

このような改悪と思われる事がされた理由とは?

ラミーチョコレート、変わった?

まずは、私と同じ意見がないかネット上の情報を集めてみました。

ラミーチョコの口コミ

リニューアル前の銀紙に包んであった方が美味しかった。レーズンも少なくなったような。洋酒の香りも前のが良かった。

すごく分かります!

銀紙を剥いて食べるのが趣がありました、現在のはおしゃれな感じで何か違います。

昨年はアルコール臭が強くて苦手だったのですが、今年は昨年よりアルコールを感じませんでした

私はアルコール臭が物足りなく感じましたが、食べやすくなったという事でしょうか?

ネット上では改悪だと感じている方が多い印象ですね。

ラミーチョコの改悪内容

量が減ってます(SNS調べ)。

旧パッケージ 90g(45g×2)

新パッケージ 78g(26g×3)

はい、減ってますね、しかし、原材料の高騰している現在、量が減るのは理解できますが、ヘタな仕様変更せずに、その分値上げすれば良いのではないでしょうか?(改悪した上に値上げしている)

改悪理由のパティシエ的な考察

ラミーファンの情報によると、外側を覆うチョコレートの厚さが1mm増えているそうです。(アルコール度数は以前と変わらず)

これは旧パッケージ品と比べ、中身のガナッシュとラムレーズンの部分が割合的に少なくなっており、更に個包装のサイズが小さくなった事で、外側のチョコレートの割合が増えております。

アルコール臭が控えめであっさりしたと感じるのは中身のガナッシュとラムレーズンが、以前の物に比べるとかなり減ったからです。

更に言うと、外側のチョコレートはガナッシュとラムレーズンより原価が安いと思われ材料費を抑えていますね。

外側のチョコレートの質感は以前の甘ったるい柔らかいミルクチョコより硬質化しておりさっぱりした味わいに変わっていると思います。

全く憶測ですが、以上の事からコアなチョコレート好きだけでなく食べやすくして消費者の間口を拡げると共に原材料高騰化に対応する手段としてこの改悪が行われたように思います。

私より先に嫁や子供に食い尽くされてしまいましたが、ビギナー的には歓迎されている

企業努力という事だと思いますが、私は以前より買わなくなりました。(普通に美味しいですけどね)

まとめ

ラミーチョコレートは変わりました。

昔からラミーを食べている人には改悪だと思います。

新パッケージのラミーを見ると売上No 1とプリントされていますが(バッカスは2位)、これは洋酒チョコレート部門での順位になります。

1位です、2位はバッカス、3位は調べたが謎

近年、唐揚げなどに見られる金賞受賞商品の乱発に消費者の私達は辟易(とまどう)する場面が多いと感じますが、いかかでしょうか? カテゴリーを狭くする事で最も優れた商品であるような錯覚を促す商売というのはあまり気持ちのいい事ではないと私は感じます。(消費者をなめてますね)

話はそれましたが、ロッテというメーカーは純粋に見てもチョコレート菓子の国内シェアトップです。

少しでも良く見えるようにする事が結果に繋がっているのでしょうか?

結果が全てですが、もう少しトップの気概という物を見たいと思いました。

明治との差が差し迫っておりますが、熾烈なトップ争いの行方に目が離せません。

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藤原 敏夫

1974年生まれ。ポール・ボキューズ、ノブTOKYOで製菓製パン、ペストリーを学び、日本人唯一MOF取得者の美ノ谷靖夫氏に師事。独立してベッカーフジワラを15年経営して廃業。現在はブーランジェリー職人として勤務しながら、経験を活かした記事を執筆中。

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