ニュースやバラエティで、乳児や幼児にスナック菓子を食べさせていたら、太ってしまった。
なんて、よく聞きませんか?
スナック菓子には、多くの油が含まれており、子供が食べる時には注意が必要です。
しかしスナック菓子を、何歳から食べていいのか?
どれくらいの量を摂取させていいのかわかりませんよね?
今回は、スナック菓子で有名なポテトチップスで、説明いたします。
ポテトチップスは何歳から食べていいのか
ポテトチップスは何歳から食べていいのか、それは1歳程度から、おやつとしてほんの少し程度であれば、問題なさそうです。
理由として、年齢的に歯が生え始め、噛み切れるようになり始めます。
ポテトチップスは、乾き物と呼ばれる酒のつまみになる、乾いた食べ物の一つです。
そのため、歯が生えていないと食べられません。
1歳であれば、歯がある程度生え、食べ物を噛むようになっているので、食べ始めるには問題ないようです。
注意点として、おやつとして少量、増やすにしても少しずつの方が良いですね。
歯が生えてきても、生まれて1年前後であれば、まだまだデリケートですので、様子を見ながら少しずつ与えていきましょう。
安全性を考慮するなら
1歳から食べられるとしても、生まれてからあまり経っていない1歳では、口の中が切れる心配があるのではないでしょうか?
そのため、例としてポテトチップスでも有名なカルビーが、食べても問題ないとしている年齢を紹介いたします。
カルビーでは、食べる年齢は3歳頃からと推奨されています。
勿論、量などは控えめにしなければいけないと、思いますが1歳で食べさせるのに心配だと考える方は、3歳から食べさせてみてはいかがでしょうか?
ポテトチップスはどれくらいまで食べさせていいのか
1歳頃や3歳頃に、エネルギー(カロリー)、脂質、食塩相当量の摂取が可能な量が、とても少ないです。
一食(例として、ご飯160g:269kcal、ささみ照り焼き100g:200kcal、コーンサラダ小皿一杯:119kkcal、わかめのスープ:37kcal)が、大人一人前の半分から3分の1の量までとして考えると、以下の通りになります。
年齢 | 一食の摂取カロリー |
大人 | 625kcal |
1歳~2歳頃 | 208kcal |
3歳~5歳頃 | 312kcal |
エネルギー量に着目すると、例えば3~5歳では一日の必要量が312kcalです。
一日の食事の総カロリーをしっかり把握し、312kcalに収まるよう、ポテトチップスの栄養成分一覧表からエネルギー量と食べられるg数を計算してみましょう。
商品によってエネルギー量は変わってきますので、栄養成分一覧表をしっかりとチェックするようにしてみてくださいね。
その他注意する点として、毎日与えないこと、時間帯なども注意して食べさせなければ、生活習慣病になる可能性も高くなります。
友人が昔お菓子を食べすぎて、3食の食事が入らなくなって体調を崩したなどの出来事があったように、小さい内から栄養を損なう可能性は省くべきです。
気を付けましょう。
一日にとっていい脂質はどれぐらいなのか
1歳頃の1日の食事分で、おおよその脂質は摂取できてしまうほど、摂取できる量は少ないです。
無理におやつで、取る必要はありません。
3歳以上になれば、食べられる量が増え、脂質を摂取できる量も上がるので、配分ペースを長めに取れていれば、問題ない様子です。
一日にとっていい塩分量とは
例として、6枚切りの食パン1枚で、約0.8gと一日のだいたい三分の一の量が、摂取できてしまいます。
その他醤油など、一滴で約0.1gと摂取できるため、おやつは塩分があまり無いものを与えると良いのではないでしょうか?
例えば3~5歳の場合は、一日の摂取量が3.5g未満までとなります。
一日の食事の総塩分量を把握し、そこから3.5g未満に収まるよう、ポテトチップスの栄養成分一覧表から塩分量と食べられるg数を計算してみましょう。
ポテトチップスの種類によって差があるので、食べる商品の栄養成分をしっかり確認したいところですね。
食べる際の注意点とは
ポテトチップスの、材料にアレルギーとなる可能性のものがあるので気をつけてください。
材料として、小麦粉・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごの注意が記載されています。
アレルギーに対応している材料がある場合は、控えましょう。
ポテトチップスの味毎にも注意が必要
ポテトチップスの味毎にも、カロリー量、塩分量が異なる場合があるので注意が必要です。
下記にて通常売られている味毎に、紹介いたします。
コンソメパンチ味
同量のうすしお味と比べると、使用している食塩相当量が同じで、カロリー量(エネルギー)、脂質は少し低い点から、多少安心できると考える方が多いのではないでしょうか?
しかし、味覚の発達していなかった場合、味覚に異常が出る可能性があります。
何故なら、コンソメパンチ味は、うすしお味より味が濃いため、未発達の味覚で食べ続けると、異常がでないとは限りません。
ある程度、味覚が発達した後に食べると良いです。
のりしお味
対して、のりしお味に関しては、特に注意が必要です。
食塩相当量が、同量のうすしお味と比べてみて多いため、注意しましょう。
食べ過ぎてしまうと、生活習慣病になってしまう可能性があります。
また、コンソメパンチ味同様に、味覚がある程度発達した後に食べるようにした方が安全でしょう。
まとめ
ポテトチップスを食べ始めても問題ない歳が、わかりました。
しかし、乳幼児の内に食べさせるのにリスクが少なからずあります。
問題がないのなら、与えない方が賢明ですので、無理に食べさせない方が良いのではないでしょうか?