美味しいケーキを日々つくり、考えてくれているケーキ職人「パティシエ」!
なぜか性格が悪いといわれることがあります。
パティシエの性格が悪いといわれるのはなぜなのか?!
もしかして仕事の仕方が問題?!かもしれません・・・ということで調査してみました。
これからパティシエになろうとしている方、参考までにどうぞ!
パティシエの性格が悪いといわれるのはなぜ?!
おそらく仕事の仕方や個人の見解によるものが大きいのではないでしょうか。
理由をいくつかあげていきます。
- 時間に迫られていること
- 決められた予算と個数で動いていること
- 人とのコミュニケーション重視の職場である、等
調理場にたつということは本当にきついです。
体力勝負になりますし、一日に4時間5時間、半日など当たり前の立ち仕事です。
誰だって疲れてくればイライラします。
そのような職場で例えとして新人が入ってくればなおさらギャップがあるのではないかと。
本当に怒鳴られるのが日常になりますし💦
調理場という空間で決められた時間内に動くということはとても神経を使います。
その中で言葉がきつくなってしまうことはあるのではないかと。
なので、パティシエ=性格が悪いという言葉でくくってしまうのはどうかと・・・個人的には考えてしまいます。
決して性格は悪くないと思います!!
これは個人の接し方、考え方で合う合わないはありますが・・・。
日本には職人気質という言い方があります。
完璧なモノを出すなど、気難しい相手に使われたりする言葉です。
パティシエということは「職人気質」な人でなければ中々なれるモノではないのではないかと。
目で盗み、怒鳴られながら自分の腕をあげていくのが調理場、と私は考えているところがあるので、性格云々考えたことがまずありませんでした。
私事になるのですが、自分も調理場で働いていた時期があります。
もう、忙しいピークの時には怒号です(笑)
ですが、それ以外は本当にほんわかしていますよ。
仕事の仕方が問題か?!
パティシエの仕事のスケジュールをちょっとのぞいてみましょう!
6:00 【起床、出勤】
開店時刻までに商品を作り上げなければならないため、パティシエの朝は早いです。
7:00 【お店に到着ケーキなどの生地作りからスタートします。】
誕生日用のケーキなど特別な注文がある場合は、時間に間に合うように作っていきます。
8:00 【焼き作業】
オーブンで菓子を焼く作業です。
9:50 【開店10分前】
お店のショーウィンドウに作ったものを丁寧に並べていきます。
10:00 【開店】
ここからは売れ行きを確認し、減りが早いものは途中で再び作ります。
13:00 【休憩】
ランチを食べたり、散歩をしたりしてリフレッシュします。
17:00 【翌日の仕込み開始】
お店が落ち着いてくる時間なので、明日の予約状況をチェックし、翌日に向けた仕込み作業を進めます。
20:00【片付け開始】
ようやく作業終了。終わる時間はその日によって異なります。1日の汚れはその日のうちにきれいにします。
21:00 【閉店】
掃除が終わり、他のスタッフと簡単なミーティングをして帰宅します。
引用元:キャリアガーデン
これは洋菓子店の場合の一例です。
ほんと一日立ち仕事ですよね。
休憩時間もありますが、仕事が残っていればこの時間に等色々とあるようです。
新人の時はほんとについて行くのがやっとだったと思います。
その職場の雰囲気の合う合わないはありますが。
体力と精神力が必要とされる仕事であることはわかりますよね。
こうなってしまうと後は自分自身が向いているかどうかの問題になるのではないかと考えられます。
知恵袋で実際に働いている方のコメントを見つけました!
パティシエとかの世界は競走で自分の実力勝負だから、下積みのときはかなり苦労すると思います。精神的にも辛いです。
楽しいと思えるようになるのは下積みが終わってちゃんと働けるようになってからかな。調理場に出れるようになったら。
"趣味を夢にすると嫌いになる"
甘い考えをしてその道にきたからじゃないでしょうか、憧れだけを見てたから。
でも、楽しいですよ。
最初を頑張れば、あとはとても楽しい。
引用元:Yahoo知恵袋
このようなコメントをみると最初が肝心!!
心を折れずに頑張るしかありません!!
今後のケーキ屋さんはどうなるの?!
上記のスケジュールにもあるように調理場はとてもブラック企業的な面があります。
小さなケーキ屋さんならなおさら体制を整えるということは難しいでしょう。
大きなところならまた違うのかもしれませんね。
有名なパティシエの方がこんなコメントをしています。
「スタッフが笑いながら、私語しながら仕事をしているような店は、必ずクオリティーが低下しています。」
「怒れない大人が増えて怒れない教育、お金の為に生徒を甘やかす学校。もう懲り懲りです。」
(中略)
自分たちは長い時間をかけて『職人』になった。
やり方を工夫すれば半分の時間でも同じ結果を出せるなんて、そんなことはないと思ってる。だから、いままでのような『職人』は、もう育てられない。
引用元:パティシエントマガジン
昨今話題になる働き方改革についてコメントされているようなのですが、これをいわれるとうーん・・・働き方って職にあったものを求めるのが理想なのかもしれません。
色々な職業がありますが「仕事」として一括りにしてしまうと「一職」としてのアイデンティティが失われてしまうものもあるのかもしれません。
色々な考え方があります。
でも自分で作ったケーキを売るという事を考えるのであれば、時間外も「修行」と思ってやるのが「パティシエ」という職人なのかもしれませんね。
パティシエになると味わえること!
上記ではかなりマイナスの面ばかりになってしまいました・・・。
しかし、自分で作ったものを人に提供するということは生半可な気持ちではなしえないという事なのでしょう。
そこでパティシエになってよかったというコメントを載せていきます!
自分が作ったものを口にした人から「美味しい」の一言が聞けることが一番のやりがいだと思います。
(中略)
リピートも期待しなくては成り立たない職業であるため、リピート率を上げるための、パッケージやディスプレイ、販売する際の説明の方法や内容、販売時の接客方法など、やりがいを感じることがたくさんあります。
引用元:スタンバイS.S.さん (男性 / 大阪府)
パティシエ 勤続年数5年以上 (職業 : 会社員)
四季折々のイベントごとにケーキや焼き菓子を作っていくことはとても大変だけれど、いろんなイベントを経験できるところも楽しいです。
1年ごとに自分が成長するのを感じることができるところも、やっていてよかったなと思うポイントです。
引用元:スタンバイM.M.さん (女性 / 愛知県)
パティシエ 勤続年数5年以上 (職業 : 会社員)
お菓子教室を経営されている方のインスタで経験者ならではのコメントを見つけました!
つらい事ばかりでない何かを見つけるのは最初は大変かもしれません。
おそらくそれはどんな仕事でも同じです。
最初はなれるまで大変ですよね。
プラスの事を考えてポジティブに「パティシエ」という仕事のいいところを見つけていきましょう。
まとめ
今回パティシエが性格悪いのか、について調査してみました。
決して性格が悪いという事ではなく、個人の価値観や仕事への理想など色々と混ざった感想だったのではないでしょうか。
職人になるということは生半可な覚悟ではいけないようです・・・・。
個人の見解もあるでしょうがマイナスばかりみずに、ポジティブな面もみるようにしましょう