果物のレモンの皮には農薬がたくさんあるため、皮まで食べるのは危険なのでは?と思っている人が多いですよね。
実はレモンの皮には多くの栄養効果があるんですよ。
体に悪いからといって、毎回レモンの皮を捨てているともったいないかもしれません。
今回は、レモンの皮を食べても大丈夫なのか、レモンの皮に隠された栄養効果について紹介します。
この記事を読めば、レモンの皮の重要性がわかりますよ。
それでは、見ていきましょう!!
レモンの皮を食べるのは大丈夫?
レモンの皮を食べるのは大丈夫です。
レモンの皮には農薬があるため体に悪いのではないかと思っている人もいるでしょう。
国内外問わず、皮には農薬がたくさんありますが、特に輸入品のレモンの皮には農薬がたくさんあります。
それでもレモンの皮を食べても大丈夫と言われる理由は、
「輸入品は、どうしても皮の防カビ剤が気になるなどの理由から、そうした処理のない国産レモンの需要が高まり、生産量は増加傾向にあります。
引用元:ウェザーニュース
果汁よりも栄養価が高いとまで言われていますので、しっかりと洗えばレモンは皮まで食べられますよ。
レモンの皮の栄養効果とは?
レモンの皮は食べても大丈夫ということがわかりましたが、レモンの栄養効果には以下のような効果があると言われています。
- 骨を丈夫にしてくれる
- 抗がん作用がある
- 抗酸化成分がある
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
骨を丈夫にしてくれる
レモンの皮はカルシウムとミネラルが豊富に含まれているため、骨粗鬆症などに効果があると言われているんですね。
カルシウムは身体に一番多く保有するミネラルで、大部分が骨や歯の構成要素として存在する栄養素です。
引用元:ちそうの0円便
このカルシウムが不足していると骨粗鬆症の原因になってしまいます。
また、ヘスペリジンやフラボノイドなども含まれており、これらは悪玉コレステロールを下げる効果があると言われています。
悪玉コレステロールに悩まされている人はレモンの皮を食べると下がるかもしれませんね。
抗がん作用がある
レモンの皮には、サルベストロールQ40やリモネンが含まれていますが、これはガンを予防してくれる作用なんです。
サルベストロールQ40は特に医学界でも注目されている作用なんですよ。
サルベストロールQ40は癌治療や癌予防の薬にも使用されている有効成分です。
引用元:お役立ち!季節の耳より情報局
ガンを予防できると言われているガンの種類は、皮膚がん、大腸がん、乳がんが効果が高いと言われています。
ガンが予防できるなら、レモンの皮を食べたいですよね。
抗酸化成分がある
レモンの皮には、ビタミンCやB-カロテンなどが含まれていますが、そのほかにギ酸、ペクチン、ヘスベリジンなどが含まれているんですね。
これらの成分は免疫力を高めてくれるんです。
皮には抗酸化作用の強いビタミンEや香り成分のリモネンが含まれ、多彩な健康効果が期待できる。
引用元:NIKKEISTYLE
免疫力が高まれば風邪をひきにくくしてくれて健康でいられます。
風邪を引きやすい人や風邪が流行っている冬などにレモンの皮を摂取しておくと、風邪予防に繋がりますよ。
初めてレモンの皮の効果を知った人もいるでしょう。
レモンの皮は栄養効果が高く、メリットがたくさんあることがわかりましたね。
ガンを予防できたり、骨が丈夫になるのはうれしいですよね。
レモンを皮ごと食べるときの正しい洗い方
レモンの皮には、農薬や菌などがたくさん含まれています。
無農薬であれば、水洗いだけで大丈夫ですが、そうではないレモンは皮に農薬がたくさん含まれていますので食べる際は注意しておいたほうがよさそうです。
レモンの皮を利用する際の正しい洗い方について紹介します。
塩を使う
ただの水洗いでは農薬はなかなか取れませんので、塩を使って揉むように洗うと農薬が取れます。
塩を使って洗う場合は、丁寧に洗うようにしてください。
お酢を使う
お酢はリンゴ酢がいいでしょう。
リンゴ酢にレモンを15分浸しておき、15分後水洗いをします。
ひと手間かかるかもしれませんが、確実に農薬を除去できますので、レモンの皮を食べたいもしくは使いたいと思っている人は試してみてください。
食器用洗剤を使う
食器用のため、少し不安になる人もいるかもしれませんが、野菜や果物を洗う分には問題ありません。
食器用洗剤の裏側に野菜や果物の洗い方が書かれていますので、その通りに洗うだけで農薬が除去できますよ。
どの方法も手間がかかるかもしれませんが、農薬を除去して安全に食べるためですので、レモンの皮を食べようと思っている人は試してみてください。
レモンの皮を美味しく食べる方法
レモンの皮を無駄なく使いたい人へ、レモンの皮の使い道や美味しく食べる方法までご紹介します。
どれも簡単にできますので、参考にしてみてください。
レモンの皮ではちみつ漬け
用意するものはレモンの皮(無農薬)とはちみつだけです。
まずはレモンの皮を細かく切り瓶に詰めていきます。
その後、はちみつを入れますが、レモンの皮が浸るまで入れてください。
これで完成です。
すぐに食べることもできますが、冷蔵庫で冷やした方がおいしいですよ。
保存期間は約2カ月ですので、焦って食べる必要はありませんね。
レモンビール
用意するものはレモンとグラニュー糖、砂糖になります。
レモンを細長く切って鍋の中に入れていきます。
次にレモンが浸るくらいに鍋に水を入れましょう。
茹でる時間は沸騰するまでで、沸騰したら水を切ってください。
よく水を切ったレモンと砂糖をフライパンに入れて火をつけ、水分がなくなるまで煮詰めましょう。
最後にクッキングシートにレモンを均等に並べて、グラニュー糖をかけると完成です。
すぐに食べることはできますが、冷蔵庫で一度冷やすとよりおいしくなりますよ。
どちらもすぐにできますし、レモンの皮を処分せずに済みますので、気になる方は試してみてください。
まとめ
今回は、レモンの皮を食べても大丈夫なのかについて紹介してきました。
レモンの皮は、
- 農薬があるためきれいに洗う
- レモンの皮には栄養効果がたくさんある
- レモンの皮を無駄なく利用できる
レモンの皮は、体に悪い、農薬がたくさん含まれているため危険なイメージが強い人もいるかもしれませんが、実際にはきれいに洗って農薬を除去すればレモンの皮も食べることができます。
レモンの皮を食べてみようと思っている人はこの記事を参考にしていただけると幸いです。