夏の定番のフルーツの1つといえば、パイナップルと思いつく人もいるのではないでしょうか。
暑い日に冷たいパイナップルを食べるのは最高ですよね。
しかし、そんなパイナップルでも食べ過ぎは禁物です。
今回はパイナップルの食べ過ぎは危険?食べ過ぎで起こる症状を徹底調査します。
1日に摂れる量や気になるカロリーなども紹介しているのでパイナップルを食べる際に参考にしてくださいね。
それでは見ていきましょう!!
パイナップルの食べ過ぎは危険?
パイナップルには栄養効果が高いといわれているため、夏の暑い日についつい食べ過ぎている…なんてことはありませんか?
美容効果、むくみ解消、疲れにくいなどいいことづくしでむしろ悪いようには思えないと思いますよね。
しかし、その一方でパイナップルを食べ過ぎてしまうと危険が伴ってしまうんです。
ではパイナップルを食べ過ぎてしまうとどうなってしまうのでしょうか。
パイナップルを食べ過ぎるとどうなるの?
パイナップルを食べ過ぎるとどうなるのでしょうか。
パイナップルの食べ過ぎにより起こる症状は、
- 舌が痛くなる
- 下痢
- 胃痛
などの症状が発生します。
1つずつ原因を見ていきましょう。
舌が痛くなる
パイナップルを食べ過ぎて舌が痛くなってしまった…という経験はありますか?
実はパイナップルにはタンパク質分解酵素とプロメインという物質が含まれているんです。
たんぱく質を分解ということは舌の表面や口の中の粘質を溶かしてしまう作用になるんですね。
そのためパイナップルを食べ過ぎると舌が痛くなったり、酷いときは出血してしまう恐れもあるんです。
下痢
パイナップルの食べ過ぎで起こる症状の2つ目は下痢です。
これはラテックスアレルギーと呼ばれるものが原因で起こります。
別名ラテックスフルーツ症候群でいわゆる果物アレルギーを持っている人が合併症を引き起こすことで症状が表れてしまうことです。
パイナップルを食べ過ぎなければ問題ありません。
胃痛
パイナップルの食べ過ぎによって起こる症状の3つ目は胃痛です。
これはプロメインと呼ばれる成分が関係しています。
ブロメラインはたんぱく質を溶かしてしまう物質です。
たんぱく質を溶かすということは保護されていたものがバラバラに砕けるということです。
バラバラに砕けると食道や胃が攻撃されてしまうため、胃痛を引き起こしてしまうんですね。
量を調整すれば問題ないですし、胃痛は起こりませんよ。
パイナップルのカロリーや糖質は?
パイナップルを食べていると1番気になるのはやはりカロリーや糖質なのではないでしょうか。
パイナップルのカロリーと糖質をまとめてみましたよ。
パイナップル | 1個(420グラムあたり) | 1切れ(13グラムあたり) |
カロリー | 227キロカロリー | 7キロカロリー |
糖質 | 52.5グラム | 1.6グラム |
1切れ、2切れ食べる分にはそれほどカロリーや糖質は高くありませんが、1個全て食べてしまうとパイナップルだけで相当カロリーも糖質も上がることがわかりました。
バランスよく栄養を摂りたい方はカロリーや糖質を気にしたほうがよさそうですね。
パイナップルは1日どのくらいが目安?
パイナップルのカロリーと糖質がわかりましたが、1日どのくらいの目安で食べるのがいいのでしょうか。
パイナップルの1日の目安は、100グラムになっています。
100グラムは切り方にもよりますが、約4切れから5切れほどでしょう。
なお、缶詰のパイナップルであれば1日3切れが妥当になります。
カット方法によって個数は変わってきますが、パイナップルを食べる際の参考にしてみてください。
パイナップルを食べ過ぎた時の対処法
パイナップルを食べ過ぎて「舌が痛くなった…」「お腹が不調…」と悩んでいる方へ対処法を紹介します。
パイナップルにより舌が痛くなる人は、1度電子レンジで1分から2分温めてその後冷やしてから食べるといいでしょう。
パイナップルに含まれるプロメインが消えるためおいしく食べられます。
また、パイナップルを食べ過ぎしまいお腹の調子が悪くなる場合は、牛乳かヨーグルトを一緒に食べるといいでしょう。
牛乳やヨーグルトは乳酸菌が含まれています。
乳酸菌を取り入れることでお腹の不調を取り除いてくれるためおすすめですよ。
まとめ
今回はパイナップルを食べ過ぎにより起こる原因を調査しました。
パイナップルの食べ過ぎには、
- 舌が痛くなる
- 下痢になる
- 胃が痛くなる
など様々な影響を及ぼしてしまうことがわかりましたね。
美容や健康には非常に効果が期待できるパイナップルですが、その一方で食べ過ぎてしまうと体に悪影響を及ぼしてしまうんです。
この記事を参考にしておいしくパイナップルを食べましょう!