『じゃがアリゴ』とは料理研究家リュウジさんが考案したじゃがりこアレンジレシピです。
ジャガイモベースにチーズを混ぜて作られるフランスの郷土料理『アリゴ』を模したもので、餅のように伸びるのが特徴です。
もちろんじゃがアリゴも伸びますよ!
じゃがりこにお湯を入れてポテトサラダにできるという話はかなり前に知っていましたが、まさかフランスの郷土料理が再現できるとは驚きました。
今回はじゃがアリゴの作り方、お湯の分量について紹介します。
そもそもアリゴとは
ジャガイモをベースにチーズ(後述の『チーズ』節を参照)およびその他の食材(ニンニクなど、後述の『その他の食材』節を参照)を混ぜ合わせて調理する[3][4]。粘度が高く、「餅のよう」とも表現され、非常によく伸びるのが特徴。肉料理などの付け合せとして供される[5]。
引用元:Wikipedia
アリゴとじゃがアリゴを比較
それでは本来のアリゴとじゃがアリゴの材料と作り方を比較してみましょう。
アリゴ
- 材料
- ジャガイモ
- チーズ
- にんにく
- 牛乳
- バター
- 塩コショウ
- お好みで生クリーム、ソーセージのゆで汁、ベーコンなどを入れるようです。
- 作り方
- ジャガイモを蒸かします。
- 蒸かしたジャガイモをマッシュします。
- バターとニンニクを小鍋で炒める。
- ↑の小鍋に牛乳とチーズを溶けるまで加熱する。
- マッシュポテトを加えて粘り気が出るまで中火で混ぜて完成!
じゃがアリゴ
- 材料
- じゃがりこ(好きなものでOK)1つ
- さけるチーズ 1つ
- お湯(熱湯) 150ml
- 塩 少々
- お好みでコショウ、タバスコがオススメされています。
- 作り方
- じゃがりこ、さけるチーズ(細かくさいて入れる)、塩、熱湯を耐熱容器へ入れます。
- 蓋をして2,3分待ちます。
- 粘り気がでるまで根気よく混ぜて完成!
じゃがアリゴの基本レシピは料理研究家・リュウジさんのYouTubeを参照しました。
じゃがアリゴにお湯を入れる際の注意点
じゃがアリゴに使用するお湯の扱いにはいくつか注意が必要です。
お湯はしっかり150ml測ること
じゃがアリゴで重要になってくるのがお湯の分量になります。
本家である料理研究家・リュウジさんの動画ではじゃがりこの容器で作る場合は「じゃがりこの頭をちょっと出すぐらい」が150mlであるとお湯の分量をコメントしていましたが、そこまでざっくりしていると初めて作る人は「本当にこれでいいの?」となってしまいます。
お湯が多すぎてもじゃがりこが緩くなりすぎてしまうので、以下の方法でしっかりお湯を150ml測りましょう!
- 計量カップ・・お湯を150mlの目盛りどおりに入れるだけ!
- デジタルはかり・・容器をはかりにのせてスイッチON、150gになるまでお湯を注ぐだけ!
※150mlでもじゃがりこが緩くなってしまったという人も居るそうです。もし不安な場合は100ml~少しずつ足すのも良いかもしれません。
調理の際は耐熱容器に入れ替えて
最初に話題となったじゃがアリゴの作り方ではじゃがりこの容器を使っていましたが「じゃがりこのカップは耐熱容器ではないので、直接お湯を入れるとやけどをする可能性があります」とCalbee(カルビー)公式Twitterで注意を呼び掛けています。
リュウジさんのYouTubeチャンネルでも同様に「ダメ出しをもらったので」とじゃがりこを容器から出して耐熱容器へ入れ替えて調理しています。
じゃがりこの容器のまま作りたい場合は自己責任となるのでお気を付けてください。
また動画内では「混ぜてる途中で冷めてきたらレンジで少し温める」という手順もありますが、じゃがりこ容器の蓋には「電子レンジNG」のマークがあります。
圧倒的にお手軽なじゃがアリゴ
材料と作業工程の少なさがじゃがアリゴの魅力ですね!
ジャガイモを蒸かしてマッシュするだけでも一苦労ですから、簡単に作れるのは助かります。
「そんなに簡単で本当に再現できているの?」というところですが、なんとフランス大使館の職員も食べたそうで「アリゴっぽい」とお墨付きです!
もはやじゃがアリゴ用? 『じゃが湯りこ ポテトサラダ』
皆さんご存じでしたか?
2019年10月21日に「じゃがりこ」としても「ポテトサラダ」としても楽しめるじゃがりこ進化系商品『じゃが湯りこ』が発売されていました!
通常の「じゃがりこ」のカップは、耐熱性ではないため、カップを耐熱性にし、カップに直接お湯を入れて調理することを可能にしました。また、「じゃがりこ」そのものとしても、「ポテトサラダ」としても、美味しく味わっていただけるよう、生地に練り込む具材の種類や量を調整することに苦労し、約70回の試作を繰り返して完成しました。
引用:Calbee公式ホームページ
お湯を直接入れるのも可能なのでもはやじゃがアリゴのために作られたといってもいいのではないでしょうか!
「容器に移し替えるのは手間があるけど火傷はしたくない」と思っている人にオススメです。
ただ従来のじゃがりこより内容量が少なく48gなのでじゃがアリゴを作る際はお湯を少なくして作ってください。
失敗しないじゃがアリゴのまとめ
失敗しないじゃがアリゴの作り方を紹介してみました。
どんな簡単な手順の料理でも分量を守るのは大切です。
「作ったのに失敗しちゃった」とならないようにしっかりお湯を測りましょう。
そのまま食べるもよしベーコンやウィンナーにかけてよしのじゃがアリゴ、リュウジさんがさらにアレンジレシピを出しているようなので要チェックですね!
じゃが湯りこも今はポテトサラダ味のみのようですが今後も味が増えることを期待しています。