マクドナルドの看板商品で唯一の魚フライを使った『フィレオフィッシュ』。
オリジナルのタルタルソースが癖になるフィレオフィッシュですが、魚フライなのに値段がちょっと高めじゃないかという意見が多いです。
今回はフィレオフィッシュがなぜマクドナルドの牛肉を使用しているバーガーより高いのか、他バーガー店の魚フライ商品との比較など調査しました。
フィレオフィッシュは高い?
値段は店舗の立地条件によって異なりますが、人気の商品をマクドナルドの公式HPに記載の価格でまとめてみました。
サムライマック ダブル肉厚ビーフ | 550円 |
ダブルチーズバーガー・えびフィレオ | 400円 |
チキンフィレオ | 380円 |
フィレオフィッシュ・てりやきマックバーガー | 370円 |
エグチ・チキチー・スパビー | 220円 |
ハンバーガー | 170円 |
マクドナルドのバーガー商品の全体を見てみると、フィレオフィッシュの値段はてりやきマックバーガーと同じく、丁度真ん中くらいの位置づけになります。
スパビーやエグチなどの商品よりちょっと高めの値段設定で、魚フライ+タルタル+チーズ(半分)なのに、なぜ玉子とビーフパティを使用しているエグチより高いのか不思議ですよね。
主婦の感覚で内容を考えると、フィレオフィッシュは『ちょっと高め』のイメージです。
なぜ肉より魚のバーガーのが値段が高いの?
ビーフ100%のパティを使ったハンバーガーが、2023年現在では170円~ですが、フィレオフィッシュは370円~でまさかの3倍です。
なんでこんなに値段に差があるの?
フィレオフィッシュが高めの値段設定をされているのは、以下の理由が考えられます。
フィレオフィッシュが高い理由
- 味にこだわりがあり、他のバーガーに比べて手間がかかっている
- 力を入れているチキンを使った商品と比較対象にするため
- ビーフパティより魚フライのが単価が高い
フィレオフィッシュに使われている白身魚のフライはとても淡白な味で、食感や味わいを最大限引き出すためにパンは焼くのではなく蒸してふわふわに、チーズは半分にするなど、こだわりと手間をかけているのも理由の一つではないかと推測します。
マクドナルドはチキンフィレオやクリスプなど、チキンを使ったバーガーがビーフ次ぐ戦力になっています。
そのため、フィレオフィッシュをチキチーなどの安価のバーガーよりちょっと高めの値段設定にして、比較対象にしていると捉えられます。
マクドナルドのビーフパティは、安い牛肉が使われているので『すけそうだら』を使っている魚フライよりも単価は少々高くなります。
注文される頻度もビーフパティを使ったバーガーのが多いですし、全体的に見ても魚フライのが高くなるでしょう。
フィレオフィッシュの値段の変遷
フィレオフィッシュは、1971年頃から現在まで日本で販売され、愛され続けているバーガーです。
発売当初の値段はなんと、およそ120円⁉
材料の高騰などが原因でしょうが、今が370円なので約50年で3倍以上とは驚きですね。
2019年にフィレオフィッシュは材料や調理過程を大幅に見直していて、タラからすけそうだらへの変更で、『味が落ちた』という意見が少なからずありました。
しかし、そもそも欧米ではアジに変更しており、3倍といえど値段をなるべく抑えて味をできるだけそのままに、という日本の企業努力が伺えます。
他のバーガー販売店との比較
フィレオフィッシュはマクドナルドの商品の中ではちょっと高めの値段設定でしたが、他の魚フライのバーガーの販売店と比べたらどうなのか、まとめてみました。
モスバーガー (フィッシュバーガー) | 390円 |
モスバーガー (フィッシュバーガー) | 400円 |
フレッシュネスバーガー (フィッシュバーガー) | 490円 |
コメダ珈琲店 (フィッシュフライバーガー)510円 | 510円 |
マクドナルド (フィレオフィッシュ) | 470円 |
量や味などお店によって違いますが、比べてみるとマクドナルドのフィレオフィッシュは値段が高いということはなく、むしろ安い方ですね!
店舗によって、タルタルのかわりにマヨネーズを使っていたり、レタスなど野菜がサンドされていたりするので、食べ比べてお好みの魚フライバーガーを見つけるのも楽しそうです♪
まとめ
フィレオフィッシュは、マクドナルドの商品と比べると若干高めですが、他店の魚フライを使っているバーガーと比べるとどちらかというと安いという結果になりました。
マクドナルドに足を運ばれるときには、味や材料にこだわったフィレオフィッシュを是非注文してみてくださいね♪