ペヤングとUFOの違いとは？それぞれの特徴や歴史についても解説！

カップヌードルと並んで日本人に大人気のインスタント食品といえばカップ焼きそば。

最近はコンビニにもたくさんの種類のカップ焼きそばが並べられています。

定期的に新作が発売され、時には売り切れてしまうなんてこともありますよね。

その大人気のカップ焼きそばの中でもずば抜けて売れているのが「ペヤング」と「UFO」なんです。

皆さんは、そんなカップ焼きそばの金字塔的存在のペヤングとUFOの違いをご存じですか？

この記事では、カップ焼きそばの原点であり、今も多くの人に愛されている２つの商品、ペヤングとUFOの違いについて迫ります！！

合わせてそれぞれのカップ焼きそばの特徴や歴史も解説していくので、最後までご覧くださいね♪

ペヤングの歴史

ペヤングは、１９７５年にまるか食品株式会社によって発売されました。

そして発売当時のカップ焼きそば業界の常識を覆す、４つの工夫が織り込まれた「新しいカップ焼きそば」だったのです。

その工夫とは、

①美味しさとコク、混ぜやすさを追求し、当時のカップ焼きそばの定番だった粉末ソースを使わずに液体ソースを開発した

②容器の中に麺と具材が入っているのが定番だったが、美味しさ・清潔さ・保存性のために具材をパック包装にした

③麺６０～６５ｇが一般的だったが、麺を９０ｇにした

④屋台の焼きそばをモチーフにした四角い容器の導入

の４つになります。

そして名前の由来ですが、「若いカップルに二人で仲良く食べてほしい」という願いから「ペア」と「ヤング」を合わせて「ペヤング」という名前になったようです。

ペヤングはとても温かい気持ちが込められているカップ焼きそばなんですね(^▽^)

ペヤングの特徴

ペヤングの歴史について見てきたところで、その特徴について解説していきます。

ペヤングはやや縮れた中細麺で、中くらいの大きさの具材、スパイスが効いているのに辛すぎず、かといって甘すぎないさっぱりとしたソースが特徴です。

そのさっぱりとした味から、関西地方に比べると関東地方で人気を誇っています。

そしてペヤングの種類ですが、なんと２１種類ものカップ焼きそばが登場しており、獄激辛坦々やきそばやピリ辛高菜明太子味やきそばなど辛いもの好きにはたまらないラインナップになっています！

UFOの歴史

UFOは、カップヌードルも開発している株式会社日清食品が１９７６年に発売しました。

発売当初は、カップ焼きそば業界初の「直径１８ｃｍ」、「高さ４.８ｃｍ」の丸い皿型容器が若者の注目を集め、人気商品になりました。

１９８０年に商品名が「日清焼きそばU.F.O.」から「日清ソース焼きそばU.F.O.」に変更されたり、９７年にパッケージデザインが変わったりと細かい変化を遂げつつ、９９年にはお湯を素早く湯切る「ターボ湯切り」を実現するなど、これまでに様々な工夫がなされてきました。

ちなみに「UFO」という名前は、「うまい・太い・大きい」の頭文字をとったことが由来で、未確認飛行物体のUFOとは関係がないんだとか！

確かに名前の通り、太い麺と大きな具材がうまいカップ焼きそばですよね(＾＾）

UFOの特徴

それでは、UFOの特徴について見ていきます。

UFOは、その濃厚なソースが関東地方よりも関西地方で絶大的な支持を得ており、関西のカップ焼きそばでは圧倒的なシェアを誇っています。

ソースが良く絡むように、「太く(Futoku)」「もちもち」した食感の麺と、大きめのキャベツと味付け豚肉が入っているのが特徴です。

なお、UFOは揚げ玉が入っていたことがあったり、３０周年記念UFOには甘辛ガーリックソースが付け足されたりと、「味が絶え間なく進化してきたカップ焼きそば」であることも抑えておくべき大事なポイントです。

今ではそのような様々な味を経て、１２種類ものUFOが製造されています！！

ペヤングとUFOの違い

ここまでペヤングとUFOの違いについて説明してきましたが、改めて表にまとめてみます！

この表をみると、ペヤングとUFOは対照的なカップ焼きそばであることがわかりますね。

軽食としてはペヤングを、がっつり食べたいときはUFOを、という風に食べ分けてみても良いかもしれませんね♪

まとめ

ここまでペヤングとUFOの違いについて見てきて、「ペヤングはさっぱり系」「UFOはこってり系」と、それぞれ対照的なカップ焼きそばであることがわかりましたね！

皆さんがこの記事を読んでそれぞれのカップ焼きそばの美味しさを楽しみながら食べていただければ幸いです！

ここまで読んでくださってありがとうございました！！