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芋けんぴの発祥が高知県なのはなぜ?理由を調べてみた!

高知県発祥といわれる芋けんぴ

カリカリに揚げたサツマイモの食感についつい食べる手が止まらなくなりますよね。

  • 芋けんぴの発祥が高知県なのはなぜ?
  • 芋けんぴはいつから食べられているの?
  • 高知県で有名な芋けんぴは?

魅力たっぷりの芋けんぴがなぜ高知県で誕生し全国へ広まったのか、詳しく解説します!

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芋けんぴの発祥が高知県なのはなぜ?

引用:Wikipedia

「芋けんぴ」の前に、高知県では平安時代から「けんぴ」という小麦粉と砂糖を水で練って棒状に焼いたお菓子が郷土菓子として親しまれています。

「芋で作られたけんぴに似たお菓子=芋けんぴ」と呼ばれるようになったと考えられます。

「けんぴ」が高知県の郷土菓子であることからも、「芋けんぴ」が高知県発祥というのは納得ですね。

ちなみに、地域によっては芋けんぴを「芋かりんとう」と呼ぶところもあります。

芋けんぴはいつから食べられているの?

芋けんぴの一番大切な材料はなんといっても、サツマイモ

そのサツマイモが現在の高知県である当時の土佐に伝わったのは、江戸時代中期のこと。

当時の薩摩(現在の鹿児島県)からきたかつお漁船が港に寄ったときに、サツマイモが持ち込まれたとされています。

土佐の気候がサツマイモ生産に向いていたことから盛んに作られるようになり、サツマイモは庶民の主食のひとつとして浸透していきました。

その中で、サツマイモを貴重な油で揚げて砂糖をまぶすお菓子がハレの日に食べられるようになったようです。

このハレの日に食されていたこのサツマイモを揚げたお菓子が現在の芋けんぴの原型といえそうですね!

日本初の芋けんぴ会社は高知県から

芋けんぴを最初に商品化したのは、「芋屋金次郎」で知られる「澁谷食品株式会社」(以下、澁谷食品)を創業した澁谷金次郎(しぶやきんじろう)氏。

金次郎氏が戦後、食糧難でも手に入りやすかったサツマイモを使った芋けんぴを自転車の荷台に乗せて売り歩いたのがはじまりでした。

その後、改良を重ねて昭和27年に澁谷食品を創業。

昭和34年に会社を設立し、サツマイモを原料にした芋菓子を全国展開させていきました。

現在は、芋けんぴ生産量日本一を誇る会社に成長しており、日本のスーパーやコンビニなどに卸されている芋けんぴの約50%を澁谷食品が占めているようです。

みなさんが知っているような大手スーパーやコンビニのプライベートブランドの芋けんぴを製造していることも多い澁谷食品なので、納得の数字かと思います。

今回調べている中で、実際にスーパーやコンビニで芋けんぴの製造元を見てみると澁谷食品が製造しているものがたしかに多くみられましたよ!

この澁谷食品が、芋けんぴを高知県、ひいては全国に広めた立役者といえるのではないでしょうか。

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高知県で有名な芋けんぴのお店は?【厳選2店紹介】

芋舗 芋屋金次郎

引用:食べログ

澁谷食品が母体となっている「芋屋金次郎」は2005年に誕生した芋菓子専門店です。

創業者の金次郎氏がこだわった芋けんぴをはじめ、芋スイーツを提供しています。

現在直営店舗は、高知(日高本店・卸団地店)・愛媛(松山店)・香川(高松店)・福岡県(福岡店・天神店)・大阪府(大阪店)・東京都(日本橋芋屋金次郎)の8店舗あり、直営店では当日揚げたての芋けんぴやアイスクリームなど店舗でしか味わえないオリジナルの芋スイーツも取り揃えられています。

https://imokin.co.jp/

四万十郷 水車亭

引用:食べログ

高知県にある老舗芋けんぴ屋のひとつ。

「水車亭」は昭和41年に創業しました。

創業から50年以上たった現在でも、直営店は四万十町窪川の直営店1か所のみとなっています。

水車亭の店舗に行くには高知県に行くしかなさそうです。

水車亭の芋けんぴは通販で購入する事もできます。

しかし、水車亭としては馴染みがない方も多いかもしれませんが、母体となる株式会社南国製菓(以下、南国製菓)の数あるお菓子の中には全国的にスーパーに展開されている「自然味良品」があります。

自然味良品シリーズといえば、お手頃な価格の商品が多く筆者もよく買っています。

水車亭では、芋けんぴの原料であるサツマイモの他にも玄米やトウモロコシなどの豊富な繊維質やビタミン、ミネラルなどを生かした素朴な風味が持ち味の商品を販売しています。

水車亭では、2005年に5年の歳月をかけて開発された塩けんぴを販売開始

現在では、「塩けんぴ=水車亭」といわれるほど水車亭を代表する人気商品になっています。

2013年には、塩けんぴが日本全国菓子博覧会で名誉総裁賞を受賞するほどその美味しさはお墨付きです!

http://www.nangokuseika.com/

現在、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、店舗により営業時間の変更や休業措置をとっている店舗がありますので、ご来店を予定される際には各社公式ホームページや店舗への連絡などで事前に確認をお願いいたします。(2021年5月時点)

また、各社の公式ホームページからオンラインで商品を購入することもできます。

まとめ

  • 芋けんぴの「けんぴ」は高知県の郷土菓子だった!
  • 江戸時代中期にサツマイモが高知県に伝わり、高知県の気候がサツマイモ栽培に適していたことからサツマイモが生活の中に普及していった!
  • 澁谷食品の初代代表・澁谷金次郎氏が戦後でも手に入りやすかったサツマイモを使用した芋けんぴを販売し、芋菓子を専門とする会社を高知県で創業した!

「芋けんぴ」の名前自体が高知県と密接なつながりがありました!

今まで何気なく食べていた芋けんぴでしたが、そのルーツを知って食べるとまたひと味違うかもしれませんね♪

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arimura

食べることが大好きなライターです♪ 主に、スーパーやコンビニで手軽に買える商品について執筆。 読者のみなさんの悩みや疑問が解決するよう、徹底的な調査&解説をモットーにわかりやすい記事を心がけています。

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