- 台湾カステラって流行ってるみたいだけど、どんな特徴があるの?
- 日本のカステラとはどう違うの?
皆さんは台湾カステラって知っていますか?
最近テレビやSNSでよく見かける、あのプルプルのケーキみたいなやつです!(語彙力)
私も気になってはいるものの、実際どんなものかわからず手を出せずにいます・・・。(笑)
そこでこの記事では、台湾カステラとは一体どんな特徴があるスイーツなのか、日本のカステラとの違いはあるのか、さらには台湾カステラの人気店までご紹介していきますよ〜!
そもそも台湾カステラとは
台湾カステラとは、その名の通り台湾発祥のカステラです。
台湾の淡水(だんしゅい)というところの名物で、現地では「現烤蛋糕(しえんかおだんがお)」と呼ばれる、“焼き立てのケーキ”という意味を持つスイーツなんです。
台湾カステラの特徴
その1 厚み
台湾カステラの特徴1つ目は、分厚い生地です。
その厚さはなんと8センチ以上!
焼く時の型も、台湾カステラ用の深さのある型を使用して焼いているんですよ〜!
もしご自身で台湾カステラを作る際に、型を何かで代用したい場合は、こちらの記事に詳しく書かれていますので、ぜひ参考にしてみてください♪
その2 食感
台湾カステラの特徴2つ目は独特の食感です。
ふわふわ、ふわシュワ、シュワシュワ、プルプルなど、食べるときの温度によって様々な食感が楽しめます。
買ってきたまま:ふわふわ、プルプル
レンジで温める:ふわシュワ
トースターで温める:さくシュワ
冷蔵庫で冷やす:しっとり
不思議なスイーツですね、ますます気になります・・・!!
その3 調理工程
台湾カステラの特徴3つ目は調理工程です。
台湾カステラを作る際には「蒸し焼き」の工程と、「材料の油と牛乳を温める」工程があります。
「蒸し焼き」というのは、具体的には”湯煎焼き”といって、天板にお湯をはった状態で焼きます。
「材料の油と牛乳を温める」というのは、小麦粉と混ざったときにでんぷんを十分に糊化(こか)させるために行います。
でんぷんが糊化されると、水分を含み生地がしっかりと膨らむことはもちろん、しっとりとした食感を生み出すことに繋がるんだとか!
このような工程が、台湾カステラの独特な食感を生み出しているわけです。
ここで台湾カステラと似たようなスイーツである、シフォンケーキの調理工程を例にあげますが、シフォンケーキは生地を焼く際、オーブンでしっかりと焼きますし、材料も全て常温のままです。
そのため、シフォンケーキは台湾カステラよりしっとりとした、ある程度固さのあるケーキになるのです。
日本のカステラとの違い
ここからは日本のカステラとはどう違うのか解説していきますね〜!
材料
日本のカステラは強力粉が主な材料
強力粉はパンを作るときにも使用するため、弾力のあるもっちりとした食感になります。
台湾カステラは小麦粉が主な材料
材料がほとんどシフォンケーキと同じなので、シフォンケーキ寄りのフワッとした食感になります。
卵の泡立て方
日本のカステラは全卵を混ぜる
全卵にはちみつや砂糖が加わることも日本のカステラの特徴です。
台湾カステラはメレンゲを泡立てる
卵白を泡立て生地の最後に加えて、さっくりと混ぜ合わせるのがポイントです!
台湾カステラはどこで買える?人気店4選
グランドカステラ(縁味古早味現烤蛋糕)
“元祖”台湾カステラと呼ばれ、世界7カ国に店舗を展開する有名店です!
最近日本初上陸し、1号店は東京スカイツリータウンのソラマチにあります。
プレーンも人気ですが、中にチーズがサンドされているフレーバーも人気ですよ♪
https://grandcastella.jp/
タイラクタンガオ(台楽蛋糕)
台湾淡水で老舗のお店で、今年東京の銀座に初上陸しました。
極上のふるふる食感と、卵と牛乳の優しい甘さが口いっぱいに広がる味わいです!
プレーン、チーズ、チョコレート、宇治抹茶の4種のフレーバーが楽しめます♪
ポンポン(澎澎)
大阪に2店舗、京都、兵庫に1店舗ずつ展開し、連日大行列ができるほどの人気店です。
生クリームをサンドした台湾カステラや、チョコレート味、抹茶ホワイトチョコ味など、バライティ豊かなフレーバーが特徴です!
https://pongpong-castella.com/
ファンパイパイ(黄白白)
沖縄県産の黒糖を生地に使用したカステラが魅力的です♪
名古屋、大阪、京都、岡山に1店舗ずつ展開する、関西でお店です。
本場台湾直伝の製法で、日本の職人が無添加にこだわって作り上げる台湾カステラが食べられます。
http://fan-pai-pai.com/
まとめ
この記事では
- そもそも台湾カステラとは
- 台湾カステラの特徴
- 日本のカステラとの違い
- 台湾カステラはどこで買える?人気店4選
をご紹介してきました!
- 台湾カステラは台湾・淡水の名物。
- 特徴は8センチ以上の厚さ、ぷるシュワなどの様々な食感、台湾カステラの調理をする際には「蒸し焼き」と「材料の油と牛乳を温める」工程が入る。
- 日本のカステラは強力粉と全卵を使用し、はちみつや砂糖が入った、しっかりとした固さのあるカステラ。
- 一方で台湾カステラは小麦粉とメレンゲを使用し、ふわふわしっとり食感のカステラ。
魅力的な特徴を持つ台湾カステラ、今度絶対食べてみます!!
お店ごとにフレーバーの違いもあって面白いです!
皆さんもぜひ食べてみてくださいね〜!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)