見た目もカラフルで可愛らしく人気が高いお菓子のマカロン。
世界中で愛されているマカロンはいつどこで発祥したのか。
この記事ではマカロンの発祥についてご紹介します。
マカロンの発祥
発祥地はイタリア
フランスの焼き菓子で有名なマカロンですが、実は発祥地はイタリアだそうです。
16世紀ごろ、イタリア・フレンツェで産まれたメディチ家のカトリーヌ・ド・メディシスがフランスのアンリ2世に嫁いだときに一緒に連れていったパティシエによってフランスにマカロンが伝わったといわれています。
マカロンというとカラフルで可愛らしいお菓子を想像しますが、この時に伝わったマカロンはアーモンドを使った素朴な焼き菓子だったそうです。
現在のマカロンの発祥はフランスのパリ
私たちのよく知る、2枚のメレンゲ生地にフィリングが挟まっていてころんと可愛らしい形のマカロンはフランスのパリ発祥だそうです。
このマカロンはマカロン・パリジャンと呼ばれています。
1930年、パリにある洋菓子店La Maison Laduree(メゾン・ラデュレ)がマカロン・パリジャンを売り出しました。
発売から現在まで世界中の人々を魅了しているラデュレのマカロン。
発売当時からの伝統レシピは今も変わらず守られているそうです。
マカロンの名前の由来
マカロンの名前の由来はマカロニからきてるそうです。
イタリア語のmaccherone(マッカローネ)は繊細な生地という意味でそこが語源になっています。
日本でのマカロン発祥
1868年ごろ、フランスのアンドレ・ルコントが洋菓子店ルコントを日本で創業する際にマカロンを伝えたそうです。
しかし、なかなか売れずマカロンの販売を休止してしまいます。
その後、1982年ごろにダロワイヨがマカロンを販売するもなかなか売れなかったそう。
1998年ごろに、ピエール・エルメ・パリが日本に進出しマカロンを販売。
この頃にたくさんの洋菓子店がマカロンを販売するようになり2000年代に日本ではマカロンブームになりました。
それから20年あまり経つ今も人気なマカロン。
季節やイベントに合わせてさまざまな味が販売されているのも人々を魅了するひとつですね。
一度は食べたい!伝統のあるフランス菓子店のマカロン
一度は食べてみたい老舗のフランス菓子店のマカロン。
今回、マカロンの発祥にでてきたフランス菓子店のマカロンをご紹介します。
店舗に行かなくてもオンラインでも買える商品もあるので気になる商品がありましたら是非試していただきたいです。
[メゾン・ラデュレ]マカロン詰め合わせ
マカロン・パリジャン発祥のお店ラデュレ。
一度は食べてみたい憧れのマカロンです。
こちらは各店舗とオンラインストアでご購入することができます。
[ダロワイヨ]マカロン詰め合わせ
パリに本拠地をおく食品会社の老舗展のダロワイヨ。
ダロワイヨのマカロン生地はフレンチメレンゲといわれるもので作られているそう。
いつか食べてみたいですね。
[ピエール・エルメ・パリ]マカロン詰め合わせ
パティスリー界のピカソとよばれるピエール・エルメさんのお店。
実はピエール・エルメ・パリの世界1号店は日本なんです。
ピエール・エルメの手がけるお菓子は宝石のようにキラキラしていてみているだけでワクワクしてしまうものばかりです。
こちらも各店舗とオンラインストアでご購入することができます。
まとめ
カラフルでころんとした形が可愛いマカロン。
発祥はイタリアで、16世紀ごろフランスに渡り、わたしたちがよく知るマカロンが誕生しました。
その後1868年ごろに日本に伝わり、2000年代にマカロンブームに。
今では、たくさんのお店からさまざまな種類のマカロンが販売されています。
今後もどんなマカロンが登場するのかマカロンから目が離せません。