日本でもロングセラー商品の「オレオ」。
生産中止になったとの噂がありますが、実際は今も販売されています!
今回は「オレオが生産中止」と、噂された原因についても解説していきます。
気になる方はチェックしてくださいね。
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オレオは生産中止にはなっていない
結論として、オレオは生産中止になっていません!
なくなると聞いたのに、今もオレオを見かけるけど、なぜ?と疑問に思っている方も多いはず。
なぜ「オレオは生産中止になる」との噂が出てしまったのでしょうか。
オレオが生産中止と噂された原因
もともとオレオは、アメリカのメーカー「ナビスコ」が製造していたもの。
ですが、1970年から日本のメーカーである「山崎製パン」がナビスコとライセンス契約を結び「ヤマザキナビスコ」として、オレオを日本で製造することになりました。
ライセンス契約することで、山崎製パンも、ナビスコが販売するオレオなどのお菓子を製造する技術、販売の権利などの使用を許可されます。
しかし、山崎製パンは2016年8月をもってナビスコとのライセンス契約を終了することを決断。
契約が終了するということは「オレオが生産中止になる」と、間違った噂が広まってしまったと考えられます。
実際には契約終了後のオレオの製造、販売について、以下のように発表されていました。
モンデリーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区 / 代表取締役社長:リアン・カッツ、以下「モンデリーズ・ジャパン」)は、モンデリーズ・インターナショナル・インク(以下「モンデリーズ・インターナショナル」)とヤマザキ・ナビスコ株式会社(以下「ヤマザキナビスコ」)とのナビスコ製品におけるライセンス契約終了に伴い、モンデリーズ・インターナショナルがグローバル展開している主力ブランド「オレオ」、「リッツ」、「プレミアム」を、2016年9月より国内で販売開始いたします。
引用元:モンデリーズ・ジャパン株式会社
ナビスコの親会社「モンデリーズ・インターナショナル」が日本に設立した会社である「モンデリーズ・ジャパン」の元から、オレオは再び国内販売が開始されるとのこと。
つまり、製造会社は変わってしまいましたが、オレオ自体はなくなっていないのです。
また、山崎製パンは「ヤマザキ・ナビスコ」の名前を「ヤマザキビスケット」へと変更し、新たなお菓子の製造、販売を開始しました。
オレオは中国産に変わった
「ヤマザキ・ナビスコ」が販売していたオレオは日本で製造されていましたが、現在のモンデリーズ・ジャパンから販売されているオレオは、中国の工場で生産されています。
日本だけでなく、アジア圏を中心に7カ国へ出荷している大きな工場です。
味に関しては「以前のオレオとは味が変わった」との声が多くあります。
私も食べ比べをしてみましたが、外国製のお菓子を食べたときのような印象を受けました。
複数国へ出荷していることから、日本以外での国でも好まれるような味に変更せざるを得なかった可能性も考えられます。
オレオの類似商品?ノアールについて
ライセンス契約終了してからの2017年12月、ヤマザキビスケットから「オレオ」の類似商品となる「ノアール」が発売されました。
ノアールのビスケットの模様に注目すると、しめ縄や富士山がモチーフになっており、日本産らしい大きな特徴と言えます!
オレオとノアールを比較
さらに、現在のオレオとノアールを比較してみると、さまざま違いがあることが分かりました。
| オレオ | ノアール |
販売元 | モンデリーズ・ジャパン | ヤマザキビスケット |
生産国 | 中国・北京 | 日本・茨城県 |
原材料 | 小麦粉、砂糖、植物油脂、ココアパウダー、コーンスターチ、食塩/膨張剤、乳化剤、香料、酸味料、酸化防止剤(V.C、V.E)(一部に小麦粉・大豆を含む) | 砂糖、小麦粉、ショートニング、加工油脂、ココアパウダー、乳糖、ぶどう糖果糖液糖、コーンスターチ、カカオマス、乳等を主要原料とする食品、食塩/膨張剤、乳化剤(大豆由来)、香料 |
内容量 | 12枚(6枚×2パック) | 18枚(9枚×2パック) |
アレルギー物質 | 小麦・大豆 | 小麦・乳・大豆 |
味 | クッキー、クリームともに甘め。 クリームとビスケットがあまりキレイに剥がれない。 | ビスケットにカカオのほろ苦さがある。 クリームからビスケットがキレイに剥がれる。 |
見た目はとても似ているのですが、原材料は少し異なっており、味に違いが感じられました。
中国産となったオレオと、新たに登場した類似品のノアール、ぜひ一度食べ比べてみてください!
まとめ
今回は「オレオは生産中止ではなかったのか」噂された理由についても解説していきました。
結論として、オレオは生産中止になっていません!
「ナビスコ」と「山崎製パン」がライセンス契約終了を発表したことにより「オレオは生産中止になる」と間違った噂が広がったと考えられます。
ですが、契約終了後のオレオの販売は、ナビスコの親会社「モンデリーズ・インターナショナル」が日本に設立した「モンデリーズ・ジャパン」が引き継いでいるため、変わらず日本でも購入できますよ♪
100か国以上で販売され、売り上げは世界ナンバーワンを誇るクッキー!
これからも世界中から愛されるお菓子として、販売され続けてほしいですね♪
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