日本が飽くなき研究の果てに生み出し、そして今では世界に誇る一品にまで駆け上がったカップヌードル。
手軽に購入できて数多くの種類もあるので、私も忙しい時に食べたり、小型のものをスープ代わりにしたりとお世話になってます。
味も良くできているものが多く、ついスープも全部飲み干しそうになってしまいますが、塩分控え目にと堪えてます(笑)
そんな日本で生まれたカップヌードルですが、海外の反応はどのようになっているのでしょうか。
今回はカップヌードルに対する、外国の皆さんの声をいくつか挙げてみますので、みていきましょう!
カップヌードルの海外の反応は?
味がしょっぱい
日清カップヌードルの定番、しょうゆ味では、「しょっぱい」という外国人の感想がみられました。
文句があるとしたら、塩分が多いのと野菜が偶に固いところだ。大抵お湯を注いでいい感じの固さになったら、しょっぱい汁を捨てて温かい美味しい麺だけを楽しんでいる!
引用元 http://blog.livedoor.jp/world_loves_us/archives/42835426.html
厚生労働省の1日の理想塩分摂取量(成人)は、男性で7.5g未満、女性は6.5gとされています。
しょうゆ味の成分表示を確認すると、塩分は4.9gで、スープまで飲み干すとかなり摂れてしまいますね。
このような塩分量なので、食べるとしょっぱいと感じる人も出てくるのかもしれません。
私たち日本人も含め、塩分量の表示に注意したり、味つけを調節するなどして美味しく食べたいものですね!
手軽に有名店の気分も味わえる
日本のインスタントラーメンは、人気のラーメン屋が作った商品もたくさんあるのよね。お店まで行ってわざわざ並ばなくとも、近い味が食べられるのはうれしい
引用元 LIVE JAPAN
確かにコンビニでは、有名店との限定コラボ商品が数多く販売されていて、思わず目が引かれますね。
もし、お気に入りのお店のコラボ商品を見つけたら、外国人もきっと嬉しいに違いありません。
今後も日本通の方は、新たなコラボ商品が作られ、出会えるのを楽しみにしていることでしょう。
辛いものが少ない
日本には「辛い」って書いてあるカップラーメンはたくさんあるんだけど…(略)
いくつも食ってみたけどそんなに辛くなかったんだ
引用元 youtube Paolo from TOKYO
食べたいカップヌードルにおいて、刺激的な辛さを追い求める外国人も中にはいるようですよ。
私が参照したyoutube動画で、最も辛かったのが「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」であると紹介されていました。
激辛好きの方で、最終的にこの商品に辿り着いている方、他にもいるのかもしれません(笑)
カップヌードルは、すするもの?
世界の人々に食べられているカップヌードルですが、麺の食べ方については日本と違いがあります。
欧米などでは、麺を「すする」食べ方はあまりしないようです。
「テーブルマナー」というものがありますが、音を立てて食べることはタブーとされているんですね。
海外では賛否両論あるようですが、麺を上手にすすって食べている外国人も見かけます。
日本の習慣を理解して合わせ、溶け込もうとしているような姿勢は素敵です。
それぞれの国の、様々な食文化の違いは知っておきたいところですね!
拡大する海外の消費
新型コロナウィルスの感染が拡大し始めた2020年、外食が減り、世界のカップヌードルの消費量も増加傾向でした。
カップヌードルではなく、インスタントラーメンという括りですが、それを示すデータがあります。
①中国/香港…463.5(+49.0)
②インドネシア…126.4(+1.2)
③ベトナム…70.3(+16.0)
④インド…67.3(±0.0)
⑤日本…59.7(+3.4)
引用元 世界ラーメン協会
単位は億食、カッコ内は前年比
ステイホームのため、外出を控えてカップヌードルを食べる機会もかなり増えたことでしょうね。
今後も世界中で消費され、多くの人々から様々な反応が寄せてこられるかも。
カップヌードルは、これからも多くの人たちにとって、欠かせない食べ物であり続けるに違いありません。
まとめ
これまでみてきたように、カップヌードルは世界で受け入れられるようになり、大きな存在感があります。
お湯さえあれば、いつでもどこでも食べられる手軽さで、困ったときは助けてくれるような安心さも。
お店に行けば多種多様なカップヌードルが並べられ、今は当たり前のようになっていますが、実は凄いことなのではないでしょうか。
これからも、海外からの様々な反応にも応えるべく、進化をし続けていく食べ物であってほしいです。