広告 チョコレート

ロッテのチョコパイのサイズが小さくなった?!疑心暗鬼の消費者へ伝えたいホントのところ

みんな大好き、ロッテのチョコパイ

ちょっと大きめでチョコレートコーティングされた大きめのお菓子はちょっと特別感があってたまらなくおいしいですよね♪

そのおいしさは1983年の発売以降変わりませんが、「ロッテのチョコパイのサイズが小さくなった!」という声があるのです。

はたして真相は・・・?!

この記事では、ロッテのチョコパイ大好きな私が「ロッテのチョコパイのサイズが小さくなった!」のうわさの理由を徹底解説します!

「ロッテのチョコパイのサイズが小さくなった!」という口コミがある?!

SNSではロッテのチョコパイについて昔よりサイズが小さくなったとの声が多くありました。

はたして、ロッテのチョコパイは小さくなったのか内容量や大きさの変化を調査しました。

ロッテのチョコパイの変化

1箱6個入りの形態は発売当初から現在まで変わっていなので、1個当たりの変化についてご紹介します。

ロッテのチョコパイの内容量の変遷を調査したところ、1983年発売当初の記録はありませんでしたが、2000年からの記録でも変化がみられました。

年代内容量(1個当たり)
2000年33g
2012年32g
2019年31g
引用:値上げ備忘録

ネット上では「小さくなった」との声が多いですが、こうしてみると1個当たり1gずつしか減っていません。

2000年から約20年間で見ても1個当り2gの減少しかありません。

お菓子作りをする際には「決められた分量で!」が鉄則ですが、ズボラな私は手作りする際には2g前後ズレるなんてしょっちゅう・・・

機械生産&企業が生産しているものなので1g単位で差が出てもいろいろ言われてしまうのかもしれませんが、正直1個当り2gの減少を消費者は本当に気付いているんでしょうか?

「もしかしたら、2000年以前のチョコパイは今より大きかったのかもしれない!」

というわけで、調査したところ発売から2年後の1985年のCM映像をみつけました。

1985年に放送されていたチョコパイのCM

子供が持っているから大きく見えるかもしれませんが、子供にとって大きめのお菓子であることは現在も同じですよね。

また、最後のお皿に乗ったチョコパイの大きさも特別大きくは見えないような・・・

それなのに、世間での「ロッテのチョコパイのサイズが小さくなった!」という声がこんなにも多いのは一体どういうことなんでしょう?

重さはそんなに変わってないのに「小さくなった説」が出る理由3つ

重さではそんなに昔と差がないのに「小さくなった説」が出ている理由を考察しました。

(あくまで個人の見解です)

①見た目の大きさの変化

2012年変更時の新旧比較(左・旧/右・新)引用:はっしんの得する情報

2012年の変更時、見た目に大きな変化がありました。

2012年の変更時にも旧商品との内容量の変化は1gでしたが、上の写真をよく見比べてみるとわかるように、旧製品はスポンジ部分に空気が多く入っているのに対して、リニューアル後はスポンジ部分の目が詰まっている分商品全体の厚みがなくなってしまっていることでとても小さくなってしまったように見えるのです。

このことが「ロッテのチョコパイが小さくなった!」といわれる一番の要因のように思います。

ちなみに、2019年のリニューアルでは見た目の大きさに大きな変化はなく、主に周りをコーティングしているチョコレートの滑らかさが変化しているようです。

2019年のリニューアルの変更点を解説している記事はこちら↓(外部サイト)

②消費者が子供→大人になったから

ロッテのチョコパイが発売されたのは1983年のことで、今から35年以上前になります。

発売当初はファミリー層がターゲットになっていたため子供の頃に食べたことのある消費者が多くいることが想定されます。

1985年のCMでも「小さなお口に大きなおいしさ」のうたい文句のように個包装のお菓子とはいえ子供にとっては大きく、1個でも満足感があるお菓子という認識だったものが、大人になって食べた際に物足りなくの感じることで「昔(子供の頃)のように1個で満足できない=小さくなった」との感想になってることが考えられます。

③各社のステルス値上げの影響

昨今さまざまな業界で商品が値上げされており、もちろん値上げの波は食品業界にもおよんでいます。

この値上げの方法には、①「内容量はそのままで価格を上げる」②「内容量を減らして価格を維持する」の2つがあり、それぞれの商品においてどちらの方法をとるかまたは両方おこなうかは企業が決めています。

そして、その変更は企業からは何もお知らせなくおこなわれているか、商品リニューアルのタイミングでおこなわれることが多いです。

こうした時代の流れに現代の消費者は、「価格が上がった」「内容量が減った」「サイズが小さくなった」と商品の変化に敏感になっています。

実際のところ2000年から2gの減少とはいえ内容量が減少しているので、ロッテのチョコパイにおいても「内容量を減らして価格の維持」というステルス値上げがおこなわれているので、「小さくなった」という感想は間違ってはいません。

しかし、個人的には消費者がチョコパイのわずかな差にも敏感になっているのは、やはり多くの企業が特別お知らせをしないことやリニューアルと称して変更することに対して、少なからず消費者が不信感をいだいていることが理由にあるのではないかと考えます。

まとめ

ロッテのチョコパイは2000年から現在までの約20年間で1個当り2g減少していました。

重さからみた変化はわずかで、発売当初のサイズを当時の CMで確認しても 特別大きかったようには感じられません。

「ロッテのチョコパイのサイズが小さくなった」と感じている消費者は、わずかな差もわかる感性の持ち主なのかもしれません。

または、時代による値上げの波で商品の変化に敏感になってしまっているのかもしれません・・・

しかし!

たとえ大きさは変わってもロッテのチョコパイのおいしさは変わりません!【←ココ重要】

むしろリニューアルを重ねて昔よりおいしくなっているのです!【←ココも重要】

内容量の減少以上においしさの見返りの方が大きいのではないかと思います^^;

「お口の恋人」をうたっているロッテ。

ロッテのチョコパイが恋人ならそのおいしさはプライスレス°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

多少の減少・値上げをしても私は愛し続けます!(笑)

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

arimura

食べることが大好きなライターです♪ 主に、スーパーやコンビニで手軽に買える商品について執筆。 読者のみなさんの悩みや疑問が解決するよう、徹底的な調査&解説をモットーにわかりやすい記事を心がけています。

-チョコレート