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メレンゲを砂糖なしで作るとしたら?特徴や代用品についてご紹介します!

メレンゲを作るとき、卵白とともに材料として欠かすことのできない砂糖。

砂糖は、甘さを出すだけではなく、メレンゲの安定性を高める働きもあり、大きな役割りを果たしていますね。

砂糖なしでメレンゲを作ったらどうなるの?

もしこの砂糖なしでメレンゲを作る場合、メレンゲはどんな状態になるのか、砂糖ありのときとは具体的にどう違うのでしょうか。

この記事では砂糖なしでのメレンゲ作りについて解説します。

メレンゲは砂糖なしだとどんな状態に?

メレンゲを作るときにポイントとなる砂糖の投入。

砂糖ありとなしでどう違うのか、2020年12月に放送されたNHKの番組「すイエんサー」では、実際に比較が行われました。

この結果を参考に、2つの違いを確認してみました。

砂糖ありのメレンゲの状態

引用元 NHK

メレンゲは、まず卵白のコシを切るために何も加えずかき混ぜて泡立てます。

そしてそこに砂糖を加えることによって、かき混ぜて発生した泡の膜を強くして、安定性が増すことに。

これは泡の大きさが揃っている状態であり、メレンゲもフワフワで、ツノが立った質の良いものになっていきますよ。

砂糖ありのメレンゲは、質が安定してお菓子作りにも◎

引用元 NHK

また「すイエんサー」では、砂糖を数回に分けて加えていくこともポイントに挙げ、番組内で紹介。

1度に砂糖を加えすぎてしまうと、砂糖の粘り気で泡立ちにくくなり、重くドロッとしたメレンゲになってしまうんですね。

砂糖なしのメレンゲの状態

そして砂糖なしでメレンゲを作るとどうなるかというと、泡に安定性がないのですぐに割れてしまう不安定なメレンゲに。

質感も、キメの粗いボソボソとしたものとなり、ツノが立つようなメレンゲはできないんですね。

砂糖なしのメレンゲは、質が不安定で理想的なメレンゲにはならない


メレンゲは、砂糖なしの場合はありのときと比べて、質が悪くなってしまうことが分かりました。

砂糖はお菓子に味付けをするだけではなく、メレンゲの仕上がり具合いを格段に上げるんですね。

NHK「すイエんサー」

砂糖なしのメレンゲは使用できるか

砂糖なしのメレンゲは、質も良くなくてお菓子作りにはどちらかというと不向きかもしれません。

ただ、やむを得ず砂糖が使えない場合などは、砂糖なしで卵白だけのメレンゲは使えないのでしょうか。

お店で売られているお菓子のような仕上がりにはなりにくいかもしれませんが、活用している様子がSNSでもみられました。

砂糖なしのメレンゲを使って、ケーキを作っているようです。

思っていたよりも、良い状態で焼けてきているとのこと。

砂糖なしのメレンゲでも、決してお菓子作りには使用できない、というわけではなさそうですね。

こちらも砂糖なしのメレンゲで、パンケーキが完成。

砂糖ありのメレンゲを使ったものとはまた違うかもしれませんが、こちらも美味しそうです。

手作り感もありますし、やはり全く活用できないということはない様子。

こちらは砂糖なしのメレンゲを、お菓子ではなく食パンに乗せる具材として使ったみたいです。

同じ卵でも、メレンゲと普通の目玉焼きとでは、食べたときの印象も違ってきそう。

砂糖なしのメレンゲでも、工夫次第で良いところを引き出せるかもしれませんね。

これは思わず、見つめてしまうような料理ができています。

砂糖なしでも、メレンゲだけにフンワリ感が出せていますね。

かまくら鍋、名前も料理にピッタリで、上手く工夫された活用法がここにも発見。

メレンゲ砂糖なしのとき、代わりの材料は

砂糖がないときなど、他の材料で代用することはできるのでしょうか。

砂糖の代わりに他の材料を使うとすると、どんなものが用いられているのかチェックしてみました。

ラカントS
  • サラヤが発売する、植物由来の天然甘味成分から作られた自然派甘味料
  • 砂糖と同じ甘さで熱に強く、幅広い料理に使用できる

砂糖の代わりに、サラヤの「ラカントS」をメレンゲに使用。

糖質オフとのことで、カロリーが気になっている方にもよさそう。

ふっくらと美味しそうに仕上がっていて、見た目的にも問題なく作れていますね。

https://twitter.com/NNo326/status/1416237890628059137?t=xkAW6F-N9cZ1W90QtTA6Lw&s=19

こちらは、砂糖の代わりに甘酒を使ってメレンゲに。

甘酒は私も毎日飲んでいますが、疲労回復などの効果も期待できそう。

代用品が持つ良いところを加えることができるのは嬉しいですね。

和三盆
  • 徳島県や香川県で栽培される竹糖というサトウキビから作られる、四国特産品の砂糖
  • 上品でまろやかな甘みがあり、口どけの良さが特徴

こちらは、砂糖の代わりに「和三盆」を使ってメレンゲに。

柔らかさが変わるとのことですが、砂糖の種類によって、メレンゲの仕上がり具合いも違ってくる様子。

こうしてみると、メレンゲを作る人によって使う材料も様々、オリジナルのメレンゲが生まれていますね。

まとめ

砂糖なしのメレンゲは、砂糖ありのものと比べると泡立てにくく、どちらかというとお菓子作りには不向き。

ただ砂糖なしでも、ひと手間かけてつくるメレンゲだけあってお菓子作りに活かせないことはありません。

工夫次第でオリジナルのメレンゲも作れますし、料理をする人の腕の見せどころかもしれませんね。

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