チョコレートの原料のカカオ。
カカオは産地によって味が異なりフルーティーなものから渋いものまで様々です。
またカカオが栽培されてる地域は世界でも限られたところでしか生産されていません。
カカオって奥が深いんです!
この記事ではカカオの産地、産地による特徴やカカオの品種についてご紹介していきます。
カカオの産地
カカオ豆の味は産地、栽培地の気候、豆の種類によって異なります。
日本に多く輸入されているカカオ豆の産地(生産国)は
- コートジボワール
- ガーナ
- ベネズエラ
- エクアドル
となっています。
次に、この4カ国のカカオについて紹介していきます。
コートジボワール産のカカオ豆
フォラステロ種の品種が多くクセがなくマイルドな苦味があります。
ピーナッツのような香ばしい香りも特徴です。
ヨーロッパでも好んで使われるカカオです。
ガーナ産のカカオ豆
カカオの品種はフォラステロ種が多く酸味、苦味、渋みのバランスが良くコクがあるのが特徴です。
日本人が最も慣れ親しんでる味です。
ベネズエラ産のカカオ豆
カカオの品種はクリオロ種でクリオロ種発祥の国とも言われています。
苦味が少なくローストしたナッツのような甘く香ばしいのが特徴です。
エクアドル産のカカオ豆
フォラステロ種の品種で渋みがあるのが特徴です。
酸味や苦味もある味わいです。
香りが強く花のような香りが特徴でもあり華やかなカカオ豆です。
そもそもカカオとは?
カカオ豆はチョコレートやココアの原料でカカオの樹になっています。
このようにボコッとラグビーボールのような実がなります。
カカオの樹は高さ7〜10mほど実の大きさは30〜40cmにもなるそうです。
こんなに大きな実がなる樹は珍しいですよね。
いつか生で見てみたいなあと好奇心にかられてしまいます。
カカオが栽培できる環境
カカオの樹は高温多湿な地域でしか栽培できません。
赤道の南北経緯20度以内で年間の平均気温が27度以上あるごくわずかな地域で栽培されています。
主に東南アジア、中南米、西アフリカになります。
カカオの品種
カカオにも種類があり、カカオの3大品種と言われているのがクリオロ種、フォラステロ種、トリニタリオ種です。
クリオロ種
クリオロは栽培が困難で幻のカカオとも言われています。
生産量は全体の3%以下と少なく希少なカカオの品種です。
クリオロ種のカカオ豆は香りがフルーティーで苦味が少ないです。
フォラステロ種
こちらはさきほどのクリオロと違いカカオの中でも栽培しやすいと言われています。
フォラステロ種の生産量は全体の85%を占めています。
味は渋く苦味があります。
トリニタリオ種
こちらのカカオはクリオロ種とフォラステロ種の2つを交配して作られた品種です。
育てやすく香り高いカカオで2つのカカオのいいところどりのカカオです。
産地やカカオ分の違いで食べ比べができるおすすめチョコレート
meiji ザ・チョコレート
meijiさんから発売されているザ・チョコレート。
産地が違えば、味わいが違うをキャッチコピーにしているようにどれも産地ごとの美味しさがしっかりとわかるチョコレートです。
ブラジル、ベネズエラ、ペルー、ドミニカ共和国の4つの国のカカオをそれぞれ使用したチョコレートが販売されています。
お値段も優しくおすすめです。
ロイズ アロマチョコレートコレクション
ロイズからでているアロマチョコレートコレクション。
カカオの産地にこだわった8種類のチョコレートが詰め合わせになっています。
カカオの様々な味を食べ比べできる商品です。
カカオサンパカ 世界のカカオコレクション
16カ国のカカオが食べ比べできる豪華で素敵なコレクションです。
中には幻のカカオといわれる品種クリオロ種カカオの貴重な一粒も入っています。
チョコ好きには嬉しい食べ比べセットですね。
まとめ
産地や栽培地の気候、品種によって特徴が異なるカカオ。
気になる産地のカカオはありましたか?
奥が深いカカオ。
興味がある方は是非とも食べ比べて自分のお気に入りを探してみてくださいね。