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味の素はなぜ体に悪いといわれるのか??理由を調査してみました!

味の素といえば家庭でもよく使われる「うま味調味料」ですよね。

しかし、何かと付きまとうのは「体に悪い」のではないかという噂。

味の素は本当に体に悪いのでしょうか?

味の素はなぜ体に悪いといわれるのか?その理由について解説します。

味の素はなぜ体に悪いといわれるのか??

そもそも体に害をなすものならばスーパーには売られることはありません。

国の基準がありそれにのっとって販売しています。

極論をいえば食べて死ぬモノではないのです。

ではなぜ味の素は体に悪いといわれてしまうのか。

それは味の素が化学調味料であることが1つの原因だと思われます。

化学調味料というと「え?!なにでできてるの???」「本当に体にイイの??」「自然にあるものでつくってないから体に悪いんじゃない??」と言う方も。

確かに化学というと何か薬が入っている、、、、というイメージがあるのですよね。

これは1970年代に公害が社会問題になったことがあげられます。

その当時味の素は石油法という方法で味の素を製造していました。

この製造法が問題視された時期があります。

石油由来の原料から合成法によりグルタミン酸を生成していたのですが、毒性があるのではないか、と問題視されたのです。

アクリロニトリルやノルマルパラフィン(石油由来の原料)を使用した石油製法の害性について、メーカー大手である協和醗酵工業(現:協和発酵キリン)は、石油(具体的には灯油、軽油)の中に含まれている有害なタールをどうしてなくすかといった技術的な問題が残されていると言明。

タールは、発ガン性が強く、グルタミン酸ソーダが99度の純度とすると、残り1%の不純物があり、その不純物の中に有害なタール分が残留していないかどうかについては、当時は検査されていなかった。

これについて味の素のアミノ酸開発部長は「研究を進めていないといえばうそになるでしょう。」「毒性試験を進める過程で動物一代だけの実験結果ではだめ。二代目、三代目の影響、ひいてはこれを食用にする人間も二世、三世にどのような影響があるか、これをデータで納得させねばいけない。」「これらデータを作成するには、一企業だけでは無理」と答弁した。

引用元:Wikipedia

安全性のあるものであるかの証明がなせなかったということのようです。

このように答弁されてしまうと中々信用というものはできなくなりますよね・・・💦

また、アメリカでも同じような問題が起きました。

1968年、アメリカ合衆国でうま味調味料を大量に食べたことが原因で、中華料理店で食事をした人々の一部が、頭痛・疲労感等の広範な症状を発症したとして、これが中華料理店症候群(英語: Chinese Restaurant Syndrome, CRS)と名付けられた。中華料理店症候群の原因が、グルタミン酸ナトリウムであると見られたため、これ以降グルタミン酸ナトリウムの安全性を巡った論争が始まった。

引用元:Wikipedia

上記のような論争があったことは事実です。

しかし、現在では石油由来の成分は使わずサトウキビ(砂糖の原料)から味の素は生成されています。

なので、いまだにこのように「味の素は体に悪い」という噂があるのかといえば。

味の素がなぜ体に悪いといわれるのか=イメージ問題

なんですね。

ただ化学調味料が誕生してからまだ60年ぐらいなので、食べて安全なのか、蓄積しないのか、と問われれば「まだ、わかりません」としかいえないこともあるのです。

しかし、35年ほど前にアメリカの研究チームが次のことを発表しています。

グルタミン酸ナトリウムの安全性を巡った論争が始り、実験研究を続けた結果、

FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)が安全だと認定し、欧州医薬品庁やアメリカ食品医薬品局や食品安全委員会なども同様に安全との結論を出した。しかし、特にアメリカ合衆国では批判は収まっていないが、Andrew Zimmernなど、アメリカの有名料理人がうま味調味料の使用を公表している。

引用元:Wikipedia

国によって基準は違えど化学調味料といわれるものは体に害はないと現段階で証明されています。

だからこそ私たちの手元に届くことになるわけです。

味の素は何から作られているのか。

上記でも少し触れましたが、味の素の主原料はサトウキビです。

次にその製造方法をみていきます!

サトウキビを干して、発酵させて作られている味の素。

化学調味料と言われるとマイナスなイメージをもたれる方も多いかとは思いますが、このように作り方などを解説してもらえると安心感がでるのではないでしょうか。

動画内でもでてきたグルタミン酸といわれるものは「うまみ成分」ともいわれ、最近では化学調味料という名称は使わず「うま味調味料」といわれるようになりました。

次にこのうま味成分について解説していきます!

味の素に入っているグルタミン酸はどんなもの??

グルタミン酸とはアミノ酸の一種で昆布等のうま味成分として含まれているものです

昆布以外にも味噌、チーズ、トマトなどに含まれています。

エネルギー源として最も利用されやすいアミノ酸と言われており、グルタミンだけでなく、オルニチン、プロリン、γーアミノ酪酸(GABA)、さらに抗酸化物質として重要なグルタチオンの前駆体でもあります 

引用元:ヘルシーパスブログ

味の素の場合はグルタミン酸をサトウキビから生成していますね。

そして生成したグルタミン酸をナトリウムによって乾燥させているのです。

ではグルタミン酸ナトリウム(MSG)とグルタミン酸は違うか?ということになるのですが。

グルタミン酸は水に溶けづらい性質がありますが、ナトリウムをつけることで水に溶けやすく、また調味料としても使いやすくなることから、加工食品等にも広く活用されています。

ただし、MSGにはナトリウムが含まれているため、塩分制限があるような人は注意が必要です

引用:ヘルシーパスブログ

ナトリウムを付けることで水に溶けやすくなるとのこと!!

これでいつでもちょっと足すだけでうま味を感じる料理を作ることができるようになるわけです!

野菜炒めやスープ等に使うなどちょっとした「味が足りないなぁ~・・」と思った時に使うのがいいとされています!

味の素は体にいいのか、悪いのか?

味の素の成分を見てみると決して悪いものではないと思います。

サトウキビから生成していること、発酵など自然のちからを使いながら製造されているので特に気になることはありませんでした。

ただ事実として中国などの問題やマウス実験などの問題で危険性が指摘されたことはありますので、気になる方はいるのではないでしょうか。

しかし、私たちが使っている調味料というものがすべて天然であり化学調味料を使っていないかと言われればそれはNOです。

確実に使われています。

なので味の素だけが体に悪いということは決してありません。

使う量などは個人裁量で決めながらやっていくのがイイのではないでしょうか。

まとめ

今回は味の素がなぜ体に悪いといわれるのかについて解説しました。

味の素は個人的には使っていいものだと思います。

化学調味料は現代の食事には使われているものです。

よく使うコンソメや粉末出汁にも必ずはいっていますよ。

参考になりましたら幸いです。

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