筋肉ムキムキのマッチョさんがりんごを握り潰したり、漫画でりんごをゆで卵のようにブシューッと握り潰すシーンなどを見たことがある人は多いかと思いますが、実際にりんごを握力のみで潰すことは可能なのでしょうか?
りんごは人の握力で握り潰すことができます!
今回はりんごを潰す握力を鍛える方法や、握力がなくても簡単にりんごを潰せる裏ワザも紹介するので、指マッチョになりたい人や一発芸や宴会にと考えている人は是非参考にしてくださいね♪
りんごを潰す握力はどれくらい?
りんごを潰すために必要な握力は80キロ以上で、最低でも60キロ以上は必要になります。
かなりの指マッチョさんでないと、片手でなおかつりんごを正攻法で握り潰すのは難しそうです。
りんごを潰すには握力以外にもポイントがあり、『潰しやすいりんご』というものが存在します。
- 表面がデコボコとしている
- 皮が茶色っぽい所がある
- 全体的に柔らかめ
『潰しやすいりんご=熟れ過ぎてギリギリ食べれるりんご』で、りんごは日が経つと水分が抜けていき、表面がデコボコしてきます。
そのデコボコに指を引っかけると潰しやすくなり、皮が変色していたり全体的に柔らかめのりんごは中がスカスカになっているので、若いりんごより潰しやすいでしょう。
握力でりんごを潰すコツ
握力でりんごを潰すには大まかに3つのコツがあります。
- 腕や手のひらに力が入りやすい格好で潰す
- りんごのくぼみに指をひっかける
- 声を出しながら潰す
りんごを握り潰すには、座っているより立った方が力が比較的入りやすいですが、自分の一番力の入る格好(ポーズ)を研究して挑みましょう。
りんごも大きすぎず小さすぎず、自分の手にフィットしたものを選び、りんごの上部のくぼみ(へたの部分)に指をひっかけて縦に割ると割れやすいです。
陸上の投てきやダンベルの選手がパフォーマンスする時に「あ゛あ゛ぁ~!!!」とか「うおお゛お゛~!!」とか叫んでいると思いますが、実は理にかなっていて、人は大きな声を出すとアドレナリンが出て普段より瞬発的に力が強くなります。
声を出す前に、大きく息を吸ってから行うとより力がこもるので、りんごを握力で潰す時には思いっきり叫びましょう♪ムキムキムキッ!
人の男女握力平均値
人の男女の年齢別平均握力は以下の通りです。
年齢 | 男子(キロ) | 女子(キロ) |
6~9 | 9~14 | 8~14 |
10~12 | 16~25 | 16~21 |
13~19 | 30~41 | 24~26 |
20~59 | 44~47 | 26~29 |
50~64 | 42~45 | 26~27 |
70~ | 34~39 | 22~23 |
表はごく平均的なものなので、昨今筋トレが流行っていたり、土木作業や介護など職業柄女子のが握力強いことも多くあります。
ちなみに人間で一番握力が強いとされているのは、スウェーデン出身の『マグナス・サミュエルソン』さんで、192キロと、りんごを簡単にジュースにしてくれそうです笑。
霊長類の平均握力ランキングはこちらです♪
1位 | ゴリラ | 平均500キロ |
2位 | オランウータン | 平均350キロ |
3位 | チンパンジー | 平均250キロ |
4位 | クマ | 平均150キロ |
5位 | 人間 | 平均30キロ |
ゴリラはムキムキな見た目を裏切らないくらいの握力があり、現存している霊長類では最強の握力になります。
でもゴリラって草食動物だよね?
肉を食べていないのにゴリラの握力が強いのは、ゴリラが生まれ持った特殊な腸内環境にあります。
植物のセルロースを腸内で発酵させ、アミノ酸などエネルギー源を確保して筋肉を維持しているということです。
市販のプロテインにも植物性と動物性のたんぱく質がありますが、人間はゴリラのように常にジムで筋トレをしているような環境にはないので、筋肉になりやすい動物性たんぱく質のプロテインを摂取した方が良いでしょう。
りんごを潰す握力の鍛え方
りんごを潰す握力を鍛える方法で代表的なものを3つ紹介します。
- 指立て伏せ
- 鉄棒ぶら下がり
- プレートピンチリフト
どれも地道できついと評判ですが、握力を鍛えるのに必要なトレーニングになります。
一度に回数を重ねるより、インターバルを取ってトレーニングを行った方が効果がでるのでおすすめですよ♪
指立て伏せ
指立て伏せのやり方を紹介します。
- うつ伏せになり、腕立て伏せの状態から指の第一関節あたりまでを床につける
- 小指に体重をかける気持ちで、出来るだけゆっくりと上体を床に近づける
- なるべくはやく上体を起こす
指立伏せのポイントは、背筋を丸めたりせず腰から首までをまっすぐに保って行うことです。
はじめは無理せず5回くらいから行い、10回20回と回数を増やしていきましょう。
筋トレ初心者の人は膝をついて行ったり、壁を床に見立てて立ったまま無理せず指立伏せを行いましょう。
鉄棒ぶら下がり
握力を鍛えるには、鉄棒にぶら下がることが一番と言われています。
動画では鉄棒に長方形のタオルを2本かけてぶら下がっていますが、タオルはかなりきついので初心者は直に鉄棒を握ってぶら下がりましょう。
鉄棒を握ってぶら下がる場合は、肩幅より少し広めに腕を広げて握ります。
頭の幅くらいで腕を伸ばしてぶら下がると、首周りの大事な神経などを圧迫してしまい、痺れてしまったりするので注意が必要です⚠
プレートピンチリフト
2枚のバーベルプレートを使ってつかむ力を鍛えるトレーニング方法です。
- 足を肩幅に開き2枚のプレートを合わせ、片手で持つ
- 親指と他の4本の指でプレートを持ち、そのまま持ち上げる
プレートは、落とさないくらいの余裕のある重さで行いましょう。
くぼみがあるプレートより、表面が滑らかでツルッとしているものの方が指の力が必要となり、上級者向けのトレーニングになります。
持ったプレートを左右上下に揺らしたり動かしたりすると、より握力を鍛えられますよ♪
握力がない人でもりんごを潰す裏ワザ!
握力を鍛えなくてもりんごを潰す裏ワザってあるの?
宴会芸でりんご潰しをしたいけど、鍛えるのはめんどくさいという人には、平均的な握力があれば誰にでもりんごをジュースに出来る方法を紹介します♪
りんごを冷凍庫に入れて中までカチカチに凍らせたら、常温でゆっくりと解凍します。
すると、缶詰のりんごくらいの柔らかさになるので、片手でも簡単に握り潰せてしまいます。
冷凍して解凍したりんごは、ジュースを食べているみたいでとても美味しいので、是非食べてみて下さいね♪
まとめ
調べた結果、りんごを潰すには、握力は60~80くらいは必要ということでした。
潰しやすいりんごの特徴は、熟しきっているりんごです。
- 表面がデコボコしている
- 皮が変色している
- 全体的に柔らかめ
りんごを選ぶ時には上記の特徴を意識してみると、りんご潰しの成功率が高まるでしょう。
潰す時も、りんごのヘタの部分であるくぼみに親指をひっかけて、縦に割るのがおすすめです。
握力を強化するのに有効なトレーニングは沢山ありますが、有名な3種類は下記の通りです。
- 指立て伏せ
- 鉄棒ぶら下がり
- プレートピンチリフト
握力は身近なもので鍛えることが出来ることが分かりました。
プレートがない場合は、重たい冊子など片手でつかめるもので代用も可能です。
握力を鍛えると認知症の予防にも繋がりますので、健康のためにも是非、握力を鍛えてみて下さい。