栄養補助食品といえば?そう、カロリーメイトですよね!
黄色いパッケージの栄養補助食品と聞くだけでカロリーメイトだと分かりますよね。や名前を見て知らないという人はいないのではないでしょうか。
そのくらい有名なカロリーメイト。"栄養補助食品だから"という理由でダイエットとして食べている人はいませんか?
残念ながら、カロリーメイトはダイエットに不向きな食品なんです。
むしろダイエット目的で摂取していると太る可能性が高くなってしまいます!
「栄養補助食品なのになぜ太るの?」「カロリーメイトを使ったダイエット方法はないの?」という方に向けて今回は「カロリーメイトで太る理由」「カロリーメイトダイエットするには」について書いていきたいと思います!
栄養補助食品 = ダイエット食品は間違い!
そもそも論として、カロリーメイト = 痩せる食品という考え方は間違っています。
カロリーメイトのような栄養補助食品は、不足している栄養素を手っ取り早く摂取できるように開発されています。
例えば入院中の患者さんや、消費カロリーが激しい運動部の人などがターゲットですね。
そのためせっかくダイエットして痩せようとしているのに、カロリーメイトを食べることで余分に栄養を蓄えてしまうので、ダイエッターとは相性が悪いんです。
カロリーメイトで太る理由①タンパク質が少ない
カロリーメイトで太る理由の1つ目はタンパク質が少ないことが挙げられます。
ダイエットを成功させるためには、食べるものを工夫する必要がありますよね。
断食や絶食などは一時的に体重を落とすことができますが、極度なダイエットは長続きしません。
人は普段から自分の体重×2倍のタンパク質を摂取する必要があると言われています。
カロリーメイトは400kcalに対しタンパク質が8.4gしか含まれておらず、決してタンパク質が多い食品とは言えません。
カロリーメイトで太る理由②糖質が多い
カロリーメイトで太る理由の2つ目として、糖質が多いことです。
体重増加の要素として、脂質の摂りすぎ又は糖質の摂りすぎが挙げられます。
カロリーメイトは後者の糖質が非常に多いです。
ダイエットをする場合は、糖質を70〜130gに抑えると良いとされています。(※体重によって前後します)
カロリーメイトは1本当たり糖質は約10gです。1箱(4本)食べると糖質が何と40gもあるんですね。
コンビニのおにぎり1個と同じ糖質の量です。
カロリーメイトを3箱食べるとそれだけで1日の目標糖質の限界値(130g)に達してしまいます。
これならおにぎりを食べたほうが良い!という方もいるのではないでしょうか。
カロリーメイトで太る理由③糖質が多い割に食べてる感がない
カロリーメイトで太る理由3つ目が糖質が多い割に食べてる感がないことです。
牛丼、ラーメン、ピザ、ケーキなど、美味しいものには基本的に糖質がたっぷりと含まれています。
食べると胃も心も満たされた気持ちになりますよね。
対してカロリーメイトはあくまでも栄養食品です。
味が薄くて好きじゃない。ぼそぼそしていて食べにくい。と"美味しいものではない"という認識がある方もいるかもしれません。(私は両方好きですが。)
それにも関わらずカロリーメイトを4本食べると糖質は40gです。いかにダイエットに向いていない食品かが分かります。
それでもカロリーメイトでダイエットしたい方へ
カロリーメイトダイエットはかえって太りやすいことは分かった。
それでもSNSで見たことあるからカロリーメイトダイエットをしたい!という方は、「1日の3食を全てカロリーメイトにする」という究極の方法であればダイエットに成功かもしれません。
体格によって量は異なりますが、例えば20代の運動習慣が無い女性であれば、基礎代謝が1000Kcal〜1300Kcalですので1食で1箱(400Kcal)カロリーメイトを摂取する計算となります。
単純計算で「1箱(400Kcal)×3食分 = 1200Kcal」です。
更に軽めの有酸素運動を1日20分ほど入れれば、体重はストンと落ちると思います。
ですがリバウンドする可能性が非常に高いので、短期的に痩せたい方以外はおすすめは出来ません。
ダイエットに成功できたとしても、1日3食カロリーメイト食生活を続けなければ体型維持ができないからです。
ずっとカロリーメイトを食べ続けることはあまり現実的ではありません。
まとめ
いつの間にか「栄養補助食品=健康食品=ダイエット食品」というイメージが付いてしまっていますが、商品開発の目的を辿っていくと、最終的なゴールが違うことが分かりますね。
また、カロリーメイトはダイエットには不向きですが、健康食品としてはバランスのとれた素晴らしい商品であることには代わりありません。
ダイエットをするためには、ネットの情報に流されるのではなく、しっかりと商品のターゲットや、栄養成分を見てダイエットの味方になる食品なのか見極めましょう!