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長崎のカステラの歴史を分かりやすく説明!一番最初に創業した店舗は福砂屋!

長崎のカステラの歴史は?
いつ、どこで、どのように発祥したのかを簡単に知りたい。
カステラブランドで一番歴史が古いのはどこ?

お友達から、カステラのお土産を貰いました。

SNSに写真を載せて、説明欄にカステラの歴史等も書いて皆に見てもらおうと思い、カステラの歴史を検索してみましたが……出てきたサイトが難しすぎて読む気がなくなってしまいました。

といったような方に向けて、眠くならない程度の文章長崎のカステラの歴史を説明してみようと思います。

合わせて、カステラブランドで一番歴史が古いのはどこかをまとめてみました。

この記事を読むと、長崎のカステラの歴史に少し詳しくなって、SNSのコメント欄の内容がとても充実するかもしれませんよ!

良かったら参考にしてくださいね!

長崎のカステラの歴史

長崎カステラの始まりは室町時代

時代は室町時代の終わりごろです。

室町時代といえば、足利尊氏が征夷大将軍になって室町幕府が出来た……といったような事を学校で習った覚えがあるかもしれませんね。

学校で習うような歴史は難しいですけど、雪舟という、水墨画のスーパースターが有名ですね!

さておき、この頃のお菓子のことについて説明します。

カステラと言えば、砂糖ですが……。

室町時代より前は砂糖は伝来していたものの、薬品として扱われており、お菓子の材料になることはなかったらしいです。

室町時代に入って、お砂糖を使ったお饅頭が出来たようですよ!

あわせて、羊羹も登場しました。

この二つは、今でも和菓子として根付いていますね!

種子島に漂着したポルトガル船がきっかけ

種子島に漂着したポルトガル船がきっかけで貿易がはじまり、貿易の中心となった長崎に武器等と共に伝来した。

長崎のカステラの歴史は、ポルトガルの船が種子島に漂着したのが始まりです。

その後ポルトガルからは、鉄砲やキリスト教と一緒に、カステラや、ビスケット、ボーロ、金平糖などが伝来しました。

最初は輸入品だったみたいですね!

ビスケットは『ビスカウト』、金平糖は『コンフェト』という名前で呼ばれていたようですよー。

その後のカステラの歴史

カステラは、独自の進化を遂げ今に至る。

長崎は貿易を経て外国文化が多く流れ込み、カステラも独自で進化し、江戸時代や幕末にも根付いていました。

日本に伝わったカステラの最初の製法としては、材料は、小麦粉、砂糖、卵の三種類。材料の配合は、すべて同量です。それらを混ぜ合わせて、蒸し焼き鍋(形は長方形、丸形の二種類)に入れ、蓋をして火で上下から焼くというものでした。
 その後江戸時代初期から時代の変遷に従って、素材の配合や甘味料などが徐々に変化し、カステラは、製法共々日本人の味覚に合うように各地で工夫されてまいりました。
 甘味料においては、砂糖と共に日本人の嗜好に合う水飴が使われるようになりました。
 上火、下火が調節できる和製オーブンとも言える「引き釜」を使いこなすなど、製法にも改良が加えられ、しっとりとした日本独特のカステラができあがったのです。

引用元・福砂屋公式サイト

簡単にまとめると、『伝来したカステラに、日本人の嗜好に合った水飴が使われ、引き窯という日本独自のオーブンで焼いたカステラ』が日本のカステラになったという感じですね。

しっとりとしているのが、特徴だねー。

一番の老舗はどこ?

一番古いものは、1624年創業の福砂屋。

福砂屋の歴史は400年です。

福砂屋は、『カステラ本家』という登録商標を持っています。

長崎のカステラと調べると、一番に『福砂屋』という名前がでて来るのも納得ですね!

福砂屋の創業は、1937年(昭和13年)に長崎市から刊行された『長崎案内』でも紹介されています。そこには「315年前の寛永元年に、ポルトガル人よりカステラ製造を伝授。その原名はカストルボルという。カストルとはスペインの州名、ボルは菓子の意味」とあります。

~中略~

「カストルとはカスティーリャのこと、ボルはボーロ、お菓子のこと」とも書かれています。

引用元・福砂屋オフィシャルサイト

福砂屋と言えば、蝙蝠の商標が頭に浮かぶと思いますが、中国では幸運の印だそうです。

こうしてカステラのブランドは、福砂屋の次に、1681年創業松翁軒1811年創業杉本本舗1900年創業文明堂と続いていくようです。

松翁軒も人気のカステラ屋さんですよね!

松翁軒は、甘めのしっとりした生地が人気のカステラ屋さんです。

1681年創業の杉本本舗は、長崎県諫早市八坂を本店とした、2店舗経営のカステラ屋さんです。
五三焼きカステラと、プレミアム・ショコラは、2018年から2020年の3年間、モンドセレクションで連続金賞を受賞しているそうです。

文明堂も、デパートで販売されているほど有名ですよね!

まとめ

今回は、カステラの歴史と、老舗のカステラブランドの話をしました。

カステラの歴史は。

・時代は室町時代の終わりごろ。
・種子島に漂着したポルトガル船がきっかけで貿易が始まり、貿易の中心となった長崎に武器等と共に伝来。
・独自の進化を遂げ今に至る。

といった感じでしょうか。

今、皆に愛されているしっとりとしたカステラは、日本独自の窯や材料に水飴がプラスされて生まれたものらしいですね!

そして、カステラブランドの一番の老舗は。

福砂屋

400年の歴史で、『カステラ本家』という登録商標を持っています。

これで、SNSの説明欄はとても濃い内容になりそうですね!

参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました!

※以下は今回参考にさせて頂いたサイトさんです。

 

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